選考・面接
フェルミ推定
ふぇるみすいてい
「日本にマンホールは何個あるか」のような、正確なデータがない数字を、手持ちの知識と論理で概算する思考法のこと。コンサルや一部の事業会社の面接で出題される。
よくある誤解
「正解の数字を当てるテスト」だと思われがちだが、面接官は答えの数字をほぼ見ていない。見ているのは、大きな問いを小さな要素に分解し、それぞれに根拠のある仮定を置けるかという思考の過程だ。数字が2倍ずれていても、分解と仮定が筋なら評価される。逆に、偶然近い数字を出しても過程が説明できなければ落ちる。
実務でどう関わるか
対策の要点は3つ。1つ、人口・世帯数・国土面積など、仮定の土台になる基本の数字を10個ほど頭に入れておく。2つ、「総数=単位あたりの数×単位の数」という分解の型を口に出して使う練習をする。3つ、計算後に「この仮定が一番怪しい」と自分で弱点を指摘する。この一言があるだけで、思考の客観性が伝わる。コンサル志望なら、ケース面接の前段として必ず出ると思って準備しておくことだ。
