ハックツ新卒という就活エージェントを見つけた。でも口コミが少なくて「怪しい」と出てくる。使っていいのか。
情報が少ないサービスの見極め方は1つだ。口コミでなく、仕組みで判断する。新卒エージェント全般の使い方まで含めて書く。
先に一文で。ハックツ新卒は企業の成功報酬で成り立つ一般的な就活エージェントの形で、怪しさの正体は情報の少なさであり、ナビサイトや大学のキャリアセンターとの併用を前提に、紹介先の質を比較しながら使えばいい。
この記事の要点
- 学生無料・企業が成功報酬、は就活エージェントの標準の仕組みだ
- 「怪しい」の正体は、新しくて情報が少ないこと
- 注意点は3つ。紹介先の偏り・急かされるリスク・依存
- 使い方の基本は併用。1社に進路を預けない
仕組み。なぜ学生は無料なのか
就活エージェントの費用は、採用が決まった企業が成功報酬として払う。だから学生側は無料で、面談・求人紹介・ES添削・面接対策を受けられる。
この仕組みは大手の就活エージェントも同じで、無料であること自体は怪しさの根拠にならない。むしろ知っておくべきは、この仕組みから生まれる性質の方だ。
- エージェントは提携企業の中から紹介する(世の中の全企業からではない)
- 決まると報酬が発生するので、承諾を後押しする動機が働く
これは悪ではなく、モデルの性質だ。性質を知って使えば、有効な道具になる。
「怪しい」と検索される理由
ハックツ新卒に「怪しい」が付いて検索されるのは、実害の報告というより情報の少なさに見える。新しいサービスは口コミの蓄積が薄く、判断材料がない状態が不安として言語化される。
同じ運営のハックツ就職(フリーター・既卒向け)、ハックツ転職(正社員経験のある20代向け)も同じ構図で、対象が違うだけの兄弟サービスだ。
就活エージェントを使う時の3つの注意
1、紹介先の範囲を最初に聞く。「どんな業界・規模の企業が多いですか」。あなたの志望と提携先がずれていれば、時間の使い方が変わる。
2、急かされたら、いったん持ち帰る。「この企業は今日中に返事を」と言われても、承諾は自分のペースで決めていい。返答期限の延長は交渉できる(返事を待ってもらう記事の型は新卒でも使える)。
3、1社に依存しない。ナビサイト・大学のキャリアセンター・OB訪問と組み合わせる。エージェントは選択肢を増やす道具であって、進路の決定権を預ける相手ではない。
逆求人型(オファー型)との使い分けは逆求人とエージェントどっちの記事で書いた。
面談で質を見る3点
新興でも大手でも、担当の質の見極め方は同じだ。
- 志望を丁寧に聞くか|テンプレ質問だけで求人を出してくる担当は、量をさばいている
- 紹介理由を説明できるか|「なぜ自分にこの企業なのか」に答えられるか
- 急かさないか|期限の設定が不自然に短くないか
1回の面談で、この3点は十分に判定できる。合わなければ離れればいい。無料サービスの撤退コストはゼロだ。
よくある誤解
「エージェントに紹介された企業は、優良企業だけだ」。提携している企業の中からの紹介であって、選び抜かれた優良企業リストではない。企業研究は自分でやる前提は、どの経路でも変わらない。
「新しいサービスだから、質が低い」。担当者の質はサービスの新旧より個人差が大きい。判断は、社歴でなく初回面談の中身で行う方が正確になる。
よくある質問
内定辞退はできますか?
できる。エージェント経由でも、内定の辞退は学生の自由だ。担当に伝えれば企業への連絡を代行してくれることが多い。気まずさで放置するのが一番よくないので、決めたら早く伝える。
大学のキャリアセンターとどちらがいいですか?
どちらも使えばいい。キャリアセンターは大学とつながりのある企業と、あなたの大学の過去の実績に強い。エージェントは提携企業と選考対策に強い。役割が違うので、比べるより両方使う方が得だ。
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