勇気を出して登録したのに、返ってきたのは「ご紹介できる求人がございません」の趣旨のメールだった。
未経験でIT業界を目指している人にとって、これはかなり堪える。業界に入る前から、業界に断られた気分になる。やっぱり未経験からは無理なのか、と検索を始めて、この記事に着いたのだと思う。
先に結論を言う。
断られたのは、あなたの実力やポテンシャルではない。窓口の対象設定に合わなかっただけだ。病院で言えば、外科に行ったら内科ですと案内された。それだけの話で、あなたの病状の否定ではない。
この記事の要点
- レバテックキャリアは実務経験者向けの窓口だ。未経験お断りは仕様に近い
- エージェントの「紹介できない」は市場全体の判定ではない
- 未経験からITに入る窓口は、別に存在する
- 実務1年を作れば、経験者向け窓口は普通に開く
なぜ断られるのか。仕組みの話
レバテックキャリアは、IT・Web業界の実務経験者を対象にしたエージェントだ。扱っている求人の多くが実務経験を要件にしているから、未経験の登録者には紹介できる在庫がそもそもない。
エージェントは紹介した人が入社して初めて報酬が入る事業だ。在庫のない相手に時間を使えないのは、冷たさではなく商売の仕組み上の必然になる。
つまり、あなたに起きたことはこうだ。
市場に落ちたのではなく、経験者専用の窓口に並んでしまった。
列を間違えただけの人が、「自分は入場資格がない」と結論づけて帰ってしまうのが、一番もったいない。エージェントに紹介を断られた時の一般的な読み解き方は紹介できる求人がないと言われた時の意味にも書いた。
未経験の窓口は、別にある
未経験からITに入るルートは、大きく2本ある。
ルート1。未経験特化の支援を使う。
ウズウズITは未経験からのIT就職に特化していて、学習のサポートと就職支援がセットになっている型だ。経験者向け窓口と違い、未経験であることが前提として扱われる。20代が対象の中心になる。登録も相談も無料だ。
*クリックすると公式サイトが開く。登録後に担当から連絡が入り、未経験IT就職の相談ができる。*
ルート2。学んでから、経験者の列に並び直す。
スクールや職業訓練で技術と制作物を作り、未経験可の求人で実務1年を積む。1年の実務があれば、レバテックのような経験者向け窓口は普通に開く。遠回りに見えるが、30代ならこちらが本線になることが多い。年齢別の現実的なルートは30代未経験からエンジニアは無理なのかに詳しく書いた。
学びに金をかけるなら、自腹の前に教育訓練給付金の対象講座かを確認してほしい。条件を満たせば費用の一部が戻る。私はフリーター時代、この制度を知らずにスクール代50万円を全額自腹で払った側の人間だ。同じ損はしてほしくない。
断られた経験の、正しい使い方
1つ視点を足す。断られたことで、あなたは市場の要件を1つ知った。
「実務経験がないと、この帯の求人には届かない」——これは落ち込む材料ではなく、逆算の起点になる情報だ。要件が分かれば、埋め方も決まる。
- いま20代 → 未経験特化の窓口で最短で実務に入る
- いま30代 → 学習の証拠(制作物)を作ってから未経験可の求人へ
- 実務1年後 → レバテックキャリアに再登録する。この時のあなたは、断られた人ではなく対象者だ
*クリックすると公式サイトが開く。登録後にエンジニア専門の担当から連絡が来る。*
サービスそのものの評価はレバテックキャリアの評判にまとめてある。
最後に1つ。断られたメールの文面を、何度も読み返さないでほしい。あれはあなたの査定書ではない。ただの案内板だ。案内された方向に歩けば、1年後には別の列に並んでいる。
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よくある質問
レバテックは未経験だと使えませんか?
レバテックキャリアは実務経験者向けのIT特化エージェントで、実務未経験だと紹介できる求人がないと案内されることが多い。サービスの対象設定の問題で、あなたの適性の判定ではない。
未経験からエンジニアになるにはどの窓口を使えばいいですか?
未経験特化の就職支援か、職業訓練や給付金対象講座で学んでから経験者向け窓口に進む2段構えが現実的だ。最初の窓口の選択で消耗が大きく変わる。
実務経験は何年あればレバテックを使えますか?
一律の基準は公表されていないが、実務1年以上あると紹介の幅が出やすい。まず現時点の経歴で登録してみて、案内された内容で判断すればいい。
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未経験からITに入る手順の資料をLINEで無料配布している。断りのメールを読み返す時間を、逆算の時間に変えてほしい。




