お金・条件
ストックオプション
すとっくおぷしょん
自社の株式をあらかじめ決めた価格で買える権利のこと。スタートアップが現金の代わりに提示する報酬で、会社の価値が上がれば、安く買って高く売る差額が利益になる。
よくある誤解
「もらえば儲かる宝くじ」でも「紙切れ確定の絵に描いた餅」でもない。価値はゼロか大きいかの振れ幅が極端に広い報酬だ。上場か買収に至らなければ利益はほぼゼロになり、国内スタートアップでそこまで到達する会社は少数派になる。一方で到達すれば数百万〜数千万円になる例も実在する。確実な生活費としては計算せず、期待値つきの宝くじとして年収とは分けて評価するのが正しい扱いだ。
実務でどう関わるか
提示されたら確認すべきは4点。付与数ではなく発行済み株式に対する割合、権利行使価格、行使できるようになる条件(在籍年数の縛り=ベスティング)、退職時に権利が消えるかどうかだ。特に退職時の扱いは重要で、行使前に辞めると全て失う契約が多い。「SO込みで年収○○万円相当」という提示は、現金部分だけで生活が成り立つかを先に見る。現金年収で納得できない額なら、SOはその穴を埋める材料にはならない。
