お金・条件

RSU(譲渡制限付株式)

あーるえすゆー

在籍を条件に、自社株そのものが段階的に付与される報酬制度のこと。外資系IT大手の報酬でよく使われ、例えば4年かけて毎年4分の1ずつ株が自分のものになる。

よくある誤解

ストックオプションと混同されがちだが、性質はかなり違う。オプションは「買う権利」で株価が行使価格を下回れば無価値になるのに対し、RSUは株そのものだから、株価が下がっても価値がゼロにはなりにくい。上場企業のRSUなら市場で売れるため、実質的には現金に近い報酬だ。ただし付与時点で課税される点、株価変動で年収が上下する点は現金と違う。

実務でどう関わるか

外資系のオファーで「年収2,000万円」と聞いた時は、内訳を必ず確認する。基本給1,200万+RSU800万のような組み立てが普通で、RSU部分は株価と付与スケジュール次第で変動する。確認すべきは、付与の総額と年ごとの配分、株価下落時の補填があるか、退職時に未確定分が消える条件だ。また、権利確定のたびに課税されるため、確定申告の手間と納税資金の準備が要る。転職時期の判断では、次の権利確定日まで数ヶ月なら待つ選択も現実的になる。

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