30代。地方で働いている。東京に出て転職したい。だが、30代の上京は遅いのか。年収は上がるのか。家賃は。未経験で入れるのか。先に上京して探すのか。

先に言う。30代の上京は遅くない。だが20代と同じ動き方では損をする。東京の年収は地方の1.3〜1.5倍、家賃は2倍。未経験の門は30代前半までが広い。内定を取ってから上京し、住む場所は勤務地の路線で決めろ。上京してから探すと、貯金が消える。遅いか、年収と家賃、未経験の門、準備の順番、住む場所、失敗する人、家族がいる場合、面接の答え、戻る選択、20代との違いを書く。

先に一文で。30代の上京は経験者なら年齢の壁が薄く未経験は前半まで門が広く後半は経験の延長と人手の足りない職種に絞られると知った上で、東京の年収は地方の1.3〜1.5倍で家賃は2倍だが車の費用が消えると手取りの実感を計算し、在職中に一次オンラインと最終の来訪で内定を取って入社に合わせて引っ越し、住む場所は勤務地の路線で23区の外と神奈川と埼玉と千葉に取って家賃を年収の3割以内にし、先に上京して探さず地方の年収の感覚で提示を受けず、「なぜ東京か」を仕事の理由で答えるのが正解だ。

この記事の要点

  • 遅くない。経験を生かすか未経験で変えるかで動き方が違う
  • 年収は1.3〜1.5倍。家賃は2倍。車の費用が消える
  • 在職中に内定を取り、入社に合わせて上京する
  • 住む場所は勤務地の路線で。家賃は年収の3割以内

30代の上京は遅いか

形30代前半30代後半
経験者(同じ職種で東京に)遅くない。東京の求人の幅と年収を取れる遅くない。経験の深さで選ばれる
未経験の職種に変える門が広い。営業、IT、事務、販売、サービス、施工管理、介護絞られる。施工管理、介護、ドライバー、ITの一部、経験の隣の職種
東京の求人の数地方の10倍以上。30代の未経験の求人も多い同じ

年齢の壁の全体は転職の年齢の壁に、30代の未経験の職種の変え方は30代の未経験の職種変更に書いた。上京は、その門を東京の求人の数で広げる動きだ。

年収と家賃の現実

項目地方東京
年収基準1.3〜1.5倍。同じ職種で
家賃(1人暮らし)4〜5万円8〜10万円。23区の外と神奈川と埼玉と千葉で6〜8万円
車の費用月3〜5万円不要
通勤車で20〜30分電車で30〜50分
物価安い食費と外食が高い
手取りの実感の計算例
年収の増えた分350万円→480万円で+130万円。手取りで+95万円
家賃の増えた分4.5万円→7.5万円で年−36万円
車の費用が消えた分月4万円で年+48万円
実感の差年+100万円ほど

内定の年収が地方と同じなら、家賃の分だけ実感は下がる。上京の費用と貯金の全体は県外・上京の転職にかかる費用と貯金に書いた。

未経験の門

30代前半で入れる30代後半で入れる入りにくい
営業(無形と法人)施工管理企画と広報とマーケの未経験
ITのインフラとサポートとSES介護デザイナーの未経験
事務(派遣から正社員も)ドライバー大手の総合職
販売とサービスの店舗の管理ITの一部(サポートと運用)専門職(経理と法務の未経験は簿記と資格が要る)
施工管理と介護経験の隣の職種

東京は求人の数が多いので、地方で「30代の未経験は無理」と言われた職種でも、東京では求人がある。ただし、入口は派遣と契約とSESが混ざるので、正社員の道を確かめる。

準備の順番

順中身
1職種と業界を決める。経験を生かすか、未経験で変えるか
2東京の相場を転職サイトの求人で見る。年収の下限を決める
3在職中に応募する。一次はオンラインを頼む。「地方からの応募のため一次はオンラインでお願いできますか」
4最終面接は来訪する。2〜3社を同じ週にまとめる。交通費は自己負担が普通
5内定が出たら、年収を相場と照らして交渉する。地方の感覚で受けない
6入社日を1か月半〜2か月後にして、退職と引っ越しをする
7住む場所を勤務地の路線で決め、内見は最終面接の来訪と合わせる
8貯金は引っ越しと初期の費用で50〜80万円、生活費の予備で2か月分

先に上京して探す形は、家賃と生活費で月15〜20万円が消え、3か月で条件を下げる。在職中に内定を取るのが順番だ。

住む場所の選び方

見る物中身
勤務地の路線乗り換えなしで30〜50分。勤務地が決まってから住む場所を決める
家賃の上限内定の年収の3割以内。年収480万円なら月10万円が上限で、8万円以内が楽
エリア23区の外(多摩と城東の端)と神奈川(川崎・横浜の北部)と埼玉(川口・大宮)と千葉(船橋・松戸)で6〜8万円
都心10万円を超える。上京の最初は避ける
初期の費用家賃の4〜5か月分。敷金と礼金と仲介と前家賃

東京の周辺の街の事情は川崎の転職事情と埼玉の転職事情と船橋・千葉北西部の転職事情に書いた。

上京で失敗する人

失敗中身
先に上京して探す貯金が月15〜20万円ずつ消える。3か月で条件を下げる
家賃を東京の年収の想像で組む内定の年収が地方と同じで、家計が回らない
都心に住む家賃が年収の3割を超える
地方の年収の感覚で提示を受ける東京の相場より低く入る。相場を見て交渉する
職種と業界を決めずに来る「東京に来れば何とかなる」で来て、派遣とSESで止まる

家族がいる場合

項目中身
配偶者の仕事東京の求人を並べる。リモートで続けられるか。共働きの年収で家賃を組む
子どもの保育園待機の状況を自治体で確かめる。年度の途中は入りにくい。23区の外と神奈川と埼玉と千葉は入りやすい所がある
学校の区切り4月の入学と進級に合わせて引っ越す
住む場所家族向けは13〜18万円(23区)、10〜14万円(周辺)。年収の3割以内
順番自分の内定→配偶者の仕事→住む場所→保育園と学校→引っ越し

面接で「なぜ東京か」の答え方

型言い方
仕事の理由「◯◯の仕事は東京に求人と会社が集まり、御社の◯◯で働きたいと考えました」
経験の延長「地方で◯◯の経験を積み、東京の規模で◯◯をしたいと考えました」
家族の縁「配偶者の仕事が東京で、2人で移ることを決めました」
弱い答え「東京に住みたい」「地方に仕事がない」。仕事の理由に置き換える

上京の理由は、地方からの応募で必ず聞かれる。仕事の理由を先に言い、定着すると見せる。

地方に戻る選択を残す

上京して合わなければ、地方に戻る選択はある。東京で積んだ経験は、地方のUターンで評価される。戻る時に困らないように、東京で「経験」(職種と業界と実績)を積むことを、上京の目的に入れる。Uターンの後悔の型はUターン転職の後悔と現実に書いた。上京は、片道でなくていい。

20代の上京との違い

20代30代
未経験の門広い。第二新卒と若手の枠前半は広く、後半は絞られる
年収低くても伸びる提示の年収を相場と照らす。下げない
住む場所シェアと安い部屋で始められる家賃を年収の3割以内で。家族がいれば保育園と学校
準備上京してから探す人もいる在職中に内定を取る
戻る選択気軽経験を積んで戻る計画

20代の上京の全体は20代未経験で東京に転職する現実に書いた。30代は、その動きに「年収の相場」と「在職中の内定」と「家賃の上限」を加える。

東京の事務の求人と家賃の線は東京で事務に転職する30代の現実に書いた。

看護師の東京の年収と家賃と寮の線は看護師が東京で転職する現実に書いた。

保育士の東京の年収と家賃の補助の線は保育士が東京で転職する現実に書いた。

30代女性の東京の転職の線は30代女性の転職は東京で何が変わるかに書いた。

よくある質問

30代後半で未経験で上京はできるか

できるが、職種は絞られる。施工管理と介護とドライバーとITのサポートと運用と、経験の隣の職種。東京は求人の数が多いので、地方より門はある。経験を生かす形を先に考える。

上京の費用はいくら要るか

引っ越しと初期の費用で50〜80万円、生活費の予備で2か月分。在職中に内定を取れば、給料が途切れないので予備は少なくて済む。線は費用の記事に書いた。

東京の会社は地方の人を採るか

採る。東京の会社は全国から人を採るのが普通で、地方からの応募は珍しくない。一次のオンラインは多くの会社が応じる。最終の来訪の交通費は自己負担が普通で、出る会社もある。

転職の資料をLINEで無料配布中

30代の上京の判定表(経験者か未経験か・前半か後半か)、年収と家賃と車の手取りの実感の計算、準備の順番の表、勤務地の路線で選ぶ住む場所と家賃の表、「なぜ東京か」の答えの型を公式LINEで無料配布している。内定を取ってから上京し、住む場所は勤務地の路線で決める。

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