ドライバーに転職したい。運転は好きだ。だが、未経験で入れるのか。トラックか、タクシーか、配送か。免許は何が要るのか。きついと聞くが、どの会社もそうなのか。

先に言う。ドライバーは、未経験でも普通免許から入れる。門は広い。だが、給料の形(歩合か固定か)と拘束時間で、会社の差が大きい。入る前に、1日の拘束時間と休日の実績を数字で聞け。3つの入口、免許、年齢、給料の形、拘束時間、会社の選び方、向く人、面接、上げる道、女性を書く。

先に一文で。ドライバーは普通免許で軽貨物と配送とタクシー(二種は会社負担が多い)に未経験で入れ、準中型や中型が要るトラックは免許を取ってから、大型は入ってから会社の支援で取り、給料は配送が個数か固定・タクシーが歩合・トラックが距離と手当と形が違い、2024年4月の残業上限の後も会社で拘束時間の差が大きいので、1日の拘束時間の実績・月の休日・給与の内訳・事故時の自己負担・車両の状態の5つを数字で聞いて会社を選ぶのが正解だ。

この記事の要点

  • 普通免許で入れる入口がある
  • 差が出るのは給料の形と拘束時間
  • 会社は5つを数字で聞いて選ぶ
  • 最初はルート配送か地場のトラック

3つの入口の違い

トラックタクシー配送(宅配・ルート)
仕事荷物を運ぶ。地場(日帰り)と長距離客を運ぶ。流し・無線・アプリ配車決まったエリアやルートで届ける
勤務地場は日勤中心、長距離は泊まりと夜間隔日勤務(1日働いて1日休み)や夜勤日中中心。朝早い
給料の形基本給+距離や運行の手当歩合が中心(売上の5〜6割)個数で決まる会社と固定の会社
体力積み下ろしがある場合は重い座り続ける。腰への負担荷物の持ち運びと階段
未経験の入りやすさ地場は入りやすい入りやすい(二種を会社が支援)一番入りやすい

タクシーの実態はタクシー運転手への転職は実際どうかに、トラックのきつさはトラック運転手を辞めたいに書いた。入る前に、辞めた人の理由を読む。

免許

免許運転できる物未経験の入り方
普通免許(2017年3月12日以降に取得)車両総重量3.5トン未満。軽貨物、小型の配送車軽貨物・宅配・ルート配送
普通免許(2017年3月11日以前に取得)総重量5トン未満。2トン車まで2トン車の配送
準中型総重量7.5トン未満。2〜3トン車取得して配送・地場トラック
中型総重量11トン未満。4トン車普通免許取得から2年で受験可。会社の支援で取る人も
大型11トン以上普通免許から3年。入社後に会社の支援で
二種免許(タクシー・バス)客を運ぶ普通免許から3年(2022年5月以降は条件付きで1年)。タクシー会社が取得費用を持つことが多い
けん引・フォークリフトトレーラー・荷役入ってから

自分の普通免許の取得日で、運転できる車が変わる。免許証の裏面か、取得日で確かめる。

年齢の線

年齢現実
20代どの入口も採る。長距離や大型への道が広い
30代同じ。免許を取りながら入れる
40代採る会社が多い。地場のトラック、ルート配送、タクシーが中心
50代タクシーと、地場のトラック、配送で採る会社がある。体力と健康診断で見られる
60代タクシーは60代の採用がある。トラックは会社による

ドライバーは、年齢の門が広い職種だ。差が出るのは、体力と拘束時間に耐えられるかだ。

給料の形

形中身注意
固定給基本給+残業代安定。ただし基本給が低い会社がある
基本給+手当トラックで多い。運行手当・距離手当・無事故手当手当の条件(何km以上・何運行以上)を確かめる
歩合タクシーで中心。売上の5〜6割。最低保証がある会社も稼ぐ人と稼げない人の差が大きい。最初の半年は低い
個数宅配で。1個◯円配る個数が地域と時期で変わる

求人票の「月収◯万円可能」は、上限の人の数字だ。平均と、入社1年目の実績を聞く。条件を上げる転職の見方はドライバーの転職で条件を上げるに書いた。

拘束時間と2024年問題の後

2024年4月から、ドライバーの時間外労働に年960時間の上限が付いた。だが、拘束時間の上限(1日原則13時間、最大15時間)は残り、会社によって実態の差が大きい。上限の適用で運行の形が変わった会社と、変わっていない会社がある。その後の実態はドライバーの2024年問題のその後に書いた。

面接で聞くのは、1日の拘束時間の実績(点呼から点呼まで)。「法律を守っている」でなく、「平均◯時間」という数字で。

会社の選び方

聞くこと良い答え避ける答え
1日の拘束時間の実績数字で。11〜13時間「運行による」
月の休日の実績8日以上「シフトによる」
給与の内訳基本給・歩合・手当をそれぞれ「月収◯万円可能」だけ
事故時の自己負担なし一部負担の規定がある
車両の年式と整備定期整備、車齢10年以内古い車両、整備が運転者任せ
直近1年で入った人と辞めた人数字で答えない

事故の自己負担は、法律上、全額を運転者に負わせることはできないが、一部負担の規定を持つ会社がある。避ける。

向く人と向かない人

向く向かない
1人で動く時間が苦でない人と話しながら働きたい
時間を守ることに厳しい時間にルーズ
体力がある。腰が強い腰痛がある
朝が早くても動ける(配送は5〜6時)朝が弱い
安全運転を続けられる運転が荒い
歩合で稼ぎたい(タクシー)安定した固定給がいい(配送・地場)

面接で聞かれること

質問答え方
なぜドライバーか運転が好き、1人で動く仕事が向いている、体を動かして稼ぎたい、のうち自分の理由
運転の経験と事故・違反の履歴事実で。運転記録証明書を求められることがある
体力と健康健康診断の結果。腰と目と睡眠
朝の早さ、夜勤、長距離の可否可否を事実で
免許の種類と取得日免許証を見せる
荷物の積み下ろしはできるか重量物の経験

面接は、逆質問で会社を見分ける場でもある。上の5つを聞く。

入ってから上げる道

道中身
大型免許会社の支援で取る。年収が100万円前後上がる
けん引・危険物トレーラー、タンクローリー。手当が乗る
長距離拘束は長いが、手当で年収が上がる
運行管理者資格を取って、管理の側に
独立(軽貨物の個人事業)収入は不安定。車両と保険と経費が自分持ち

女性のドライバー

配送とタクシーで、女性の採用が増えている。会社によって、女性用の設備(トイレ・仮眠室)と、重量物の扱いの配慮が違う。面接で聞く。タクシーは、女性の乗務員を求める客層があり、会社が積極的に採っている。

よくある質問

ドライバーの求人で「未経験歓迎・月収40万円」は本当か

上限の人の数字であることが多い。平均と1年目の実績を聞く。歩合や個数の割合が高い会社の数字だ。

軽貨物の個人事業(委託)から始めていいか

収入は個数次第で不安定、車両と保険とガソリンが自分持ち、社会保険も自分で。会社員のドライバーで経験を積んでから考える方が安全だ。

運転記録証明書を求められた

事故と違反の記録を、会社が見るための書類だ。自動車安全運転センターで取れる。違反があっても、正直に出す。隠すと入社後に分かる。

転職の資料をLINEで無料配布中

ドライバーの入口3つの比べ方と、会社を見分ける面接の質問5つの表、免許の取得日で運転できる車の一覧を公式LINEで無料配布している。入れるかより、拘束時間と給料の形で会社を選ぶ。

LINEで無料の資料を受け取る