妻が副業を始めた。夫の年末調整で配偶者控除を受けているけど、このままでいいのか。会社に何か知られるのか。
妻の副業の所得が増えると、夫の配偶者控除や配偶者特別控除が変わる。夫の会社に知られるのは、年末調整で妻の所得の見込みを書く時だ。見込みがずれたら、夫が確定申告で直せば済む。
この記事の要点
- 妻の所得が増えると夫の控除が変わる
- 年末調整で妻の所得の見込みを書く
- 見込みがずれたら夫が確定申告で直す
- 副業の中身まで会社に伝わるわけではない
配偶者控除と副業がぶつかる場面
| 場面 | 何が起きるか |
|---|---|
| 妻の合計所得が62万円を超える | 配偶者控除から配偶者特別控除に切り替わる(2026年分の所得税) |
| 妻の合計所得が95万円を超える | 配偶者特別控除が段階的に減り、133万円を超えるとゼロ |
| 夫の合計所得が1000万円を超える | 配偶者控除も配偶者特別控除も受けられない。900万円を超えると額が段階的に減る |
| 見込みより多く稼いだ | 年末調整の控除が多すぎたことになる |
夫の会社に知られる場面
| 場面 | 伝わること |
|---|---|
| 年末調整の申告書 | 妻の所得の見込み額と、給与以外の所得の合計額 |
| 控除が変わった時 | 所得の額が変わったこと |
| 伝わらないこと | 副業の中身や勤め先 |
控除の見込みがずれた時の直し方
| 場合 | 直し方 |
|---|---|
| 年末調整の前に分かった | 申告書の見込み額を直して出す |
| 年末調整の後に分かった | 翌年1月末までなら会社で年末調整をやり直せる。過ぎたら夫が確定申告で直す |
| 何年もそのまま | 税務署から夫の会社に是正の連絡が行き、会社が不足分を天引きで取ることがある |
気をつけること
- 妻の副業の収入と経費を月ごとに記録する
- 年末調整の前に、その年の所得の見込みを出す
- 制度の数字は年で変わる。国税庁で確かめる
妻の側で見る扶養の線は妻の副業と扶養の線に書いた。
私は会社員の時に副業の収入が給料を超える月も出て、今はフリーランス4年目だ。
控除の見込みがずれても、慌てることはない。直し方が決まっている物は、放っておかなければいいだけだ。
年収の壁の全体は年収の壁の一覧【2026年版】に書いた。副業を始める全体の順番は副業の始め方完全ガイドにある。
給料だけに頼らず、Xとnoteで収入の入り口を作る順番は、私が運営している裏孔明ノート・Xサロンで出している。何が読めるかと更新の予定は、募集ページに書いてある。プランの違いと向かない人は裏孔明ノート・Xサロンとはに書いた。
よくある質問
妻の副業で夫の配偶者控除はなくなるか
2026年分なら、妻の合計所得が62万円を超えると配偶者特別控除に切り替わり、95万円を超えると段階的に減る。
妻の副業は夫の会社にバレるか
年末調整で妻の所得の見込み額は伝わる。副業の中身や勤め先までは伝わらない。
配偶者控除の見込みがずれたらどうするか
年末調整の後なら、夫が確定申告で直す。


