人事との面接がある。逆質問を用意したいが、現場の面接官に聞いたことと同じでいいのか。人事には何を聞けばいいのか分からない。

先に言う。人事への逆質問は、制度と定着を聞く場所だ。現場には業務、役員には事業、人事には制度と定着。聞くべき8つ、聞いてはいけない質問、二次面接・人事部長の場合、例文を書く。

先に一文で。人事面接の逆質問は、評価の仕組み・入社後の研修と3ヶ月・中途入社者の定着と活躍例・配属の決まり方・異動と転勤の運用・残業と有給の実績・キャリアの相談窓口・選考で見ている点の8つから2〜3個を選び、求人票に書いてあること・条件だけ・ネガティブな確認の形は避け、相手の役職に合わせて抽象度を変えるのが正解だ。

この記事の要点

  • 相手で聞くことが違う。現場は業務、役員は事業、人事は制度と定着
  • 人事に聞く8つ。評価、研修、定着、配属、異動、実績、相談窓口、選考の視点
  • 避けるのは、書いてあること、条件だけ、ネガティブな形
  • 人事部長なら、制度の方向を聞く

相手で聞くことが違う

面接官持っている情報逆質問の軸
現場の上司・同僚業務の中身、チームの状況最初に任される仕事、チームの構成
人事制度、評価、定着、入社後の流れ制度と定着
役員事業の方向、会社の判断事業の優先順位、期待する成果

現場に制度を聞いても、役員に業務の細部を聞いても、相手は答えにくい。相手が答えられることを聞く。逆質問が思いつかない時の作り方は逆質問が思いつかない時、役員への逆質問は最終面接の役員への逆質問へ。

人事に聞くべき8つ

質問例文分かること
1、評価の仕組みと時期評価はどのような基準と時期で行われ、昇給や昇格にどう反映されますか昇給の見込み
2、研修と最初の3ヶ月中途入社の場合、入社後の研修と、最初の3ヶ月の流れを教えてください放置されないか
3、中途入社者の定着と活躍例中途で入社された方の定着の状況と、活躍されている方の例を伺えますか中途が育つ会社か
4、配属の決まり方配属はどのように決まり、入社前に分かりますか配属のリスク
5、異動と転勤の運用異動や転勤は、本人の意向をどの程度反映して運用されていますか転勤の実態
6、残業と有給の実績配属予定の部署の残業の実績と、有給の取得率を教えてください働き方の実態
7、キャリアの相談窓口キャリアについて相談できる制度や面談はありますか長く働けるか
8、選考で見ている点今回の選考で、特に重視されている点を伺えますか次の面接の準備

1〜3が最も差が出る。2〜3個を選び、答えを聞いて1つ深掘りする。

聞いてはいけない質問

避ける理由言い換え
求人票・採用ページに書いてあること調べていない書いてある内容を前提に、運用を聞く
条件だけを並べる(給与・休日・残業)条件で選んでいる条件は1つまで。「実績」として聞く
「離職率は高いですか」のネガティブな形疑っている印象「中途入社の方の定着の状況を教えてください」
「特にありません」関心がない8つのどれか

求人票で見抜く危険なサインは求人票でブラック企業を見分けるに書いた。人事の答えと求人票が食い違う時は、面接で確認できたことになる。

二次面接・人事部長の場合

場面聞き方
二次面接で人事が同席一次で聞いた業務の話を踏まえて、「一次で◯◯と伺いました。その業務での評価はどのように決まりますか」
人事部長・役員クラスの人事制度の方向。「評価制度の見直しや、中途採用の位置づけについて、今後の方針を伺えますか」
人事職への応募人事の課題。「人事部として、今取り組んでいる課題は何ですか」

相手の役職で、聞く抽象度を変える。担当者に方針を聞いても、部長に運用の細部を聞いても、噛み合わない。

逆質問の後

答えを聞いたら、1文で返す。「分かりました。中途の方が3ヶ月で独り立ちされているとのことで、安心しました」。聞きっぱなしにしない。面接の締めは面接の最後に一言へ。

3分で診断転職の選考タイプ診断——逆質問で条件に寄りやすい型かを先に見ておく。

ニュースの質問への備えは面接で最近気になるニュースを聞かれた時の答え方だ。

よくある質問

人事面接で、逆質問の時間が短いです

1つに絞る。「中途入社の方の定着と活躍例」が最も情報が多い。1つ聞いて、1文で返す。

人事に、面接の手応えを聞いてもいいですか?

避ける。合否に関わることは答えられない。「選考で重視されている点」なら、次の準備に使える形で答えてもらえる。

逆質問で、給与を聞いてもいいですか?

人事は給与の情報を持っているので、聞ける。ただし、「給与はいくらですか」でなく、「評価と昇給の仕組み」として聞く。額の交渉は内定後のオファー面談でやる。

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