noteでメンバーシップという言葉を見た。入ると何が読めるのか、いくら取られるのか、やめたい時にすぐやめられるのか。作る側になった場合、手数料はいくらか、マガジンと何が違うのか。
先に言う。入る側も、作る側も、仕組みは同じ1枚だ。両方の側から、仕組みを1枚に整理する。私は320人規模のメンバーシップを運営している側でもあるので、向く人・向かない人も書く。
先に一文で。noteメンバーシップは月額制で加入中は過去記事を含む全記事が読め、運営側の手数料は利用料10%+決済手数料で定期購読マガジンの20%より低く、解約は会員が設定画面からいつでもでき次の更新日から読めなくなる仕組みで、記事を溜めて読ませたい運営者と、深い内容を継続して読みたい読者に向いている。
この記事の要点
- 月額制。加入中は過去記事を含む全記事と掲示板が読める
- 運営側の手数料は利用料10%+決済手数料。定期購読マガジンは20%
- 解約は会員自身が設定からできる。次の更新日から読めなくなり、日割り返金はない
- マガジンとの違いは、手数料・読める範囲・運営側の条件の3つ
仕組み。1枚で
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 形 | 月額制のサブスクリプション。運営者が会員向けに記事・掲示板・マガジンを出す |
| 読める範囲 | 加入中は、過去の記事を含む会員向けの全記事 |
| 料金 | 運営者が設定(月額数百円〜数万円)。複数のプランを置ける |
| 支払い | クレジットカード・携帯キャリア決済など。毎月、加入日に対応する更新日に請求 |
| 手数料(運営側) | プラットフォーム利用料10%+決済手数料(カードは数%、キャリア決済は高め) |
| 開設 | 無料。noteプレミアムは不要 |
noteの公式ヘルプが一次情報で、細部は変わる。加入・開設の前にヘルプの最新の記載を見る。
入る側の疑問。解約・退会・読める範囲
| 疑問 | 答え |
|---|---|
| 解約はどうやる | noteの設定画面(メンバーシップの管理)から、会員自身で。運営者に連絡する必要はない |
| いつから読めなくなる | 次の更新日以降。更新日の前日までに解約すれば、次の請求は止まる |
| 日割りの返金 | ない。月の途中で解約しても、その月の分は戻らない |
| 過去に読んだ記事 | 解約後は、会員向けの記事は読めない。無料の記事は読める |
| 更新日 | 加入した日に対応する日。設定画面で確認できる |
| 運営者に個人情報は伝わるか | 名前(noteのアカウント名)は分かる。支払い情報は伝わらない |
入ってすぐ辞める人が損をするのは、月の途中の解約に返金がないからだ。入るなら、加入日に近いタイミングで読み切る前提で入る。
定期購読マガジンとの違い
| メンバーシップ | 定期購読マガジン | |
|---|---|---|
| 手数料 | 10% | 20% |
| 読める範囲 | 加入中の全記事(過去分含む) | 購読期間中に追加された記事のみ |
| 運営側の条件 | 無料で開設 | noteプレミアム(月額)が必要 |
| 掲示板 | あり | なし |
| 向く運営者 | 記事を溜めて、コミュニティも持ちたい | 連載を毎月配信したい |
読者側で言えば、過去記事を含めて読めるメンバーシップのほうが、入る時点の価値が大きい。作る側で言えば、手数料の差が10ポイントあるので、同じ売上でも手元に残る額が違う。
作る側の疑問。320人を運営して分かったこと
作り方の手順はnoteメンバーシップの作り方に書いた。ここでは、運営して分かった向く人・向かない人だけ。
| 向く運営者 | 向かない運営者 |
|---|---|
| 記事を溜めて、入った人に一気に読ませたい | 単発で売り切りたい(有料記事のほうが合う) |
| 会員と掲示板でやり取りしたい | 一方通行で配信だけしたい(定期購読マガジンのほうが合う) |
| 毎月、続ける前提がある | 1〜2ヶ月で止まりそう(会員が離れる) |
続かない理由の大半は、会員でなく運営者側にある。noteメンバーシップが続かない理由に、320人を運営する側の実際を書いた。有料記事とどちらから始めるかはnoteの始め方、値段の置き方はnoteの値段の決め方へ。
私が運営している側の話
私のメンバーシップは、発信を学んで、実際に出して、仲間と直す場所として運営している。表で書けない収益とキャリアの裏側も書いているが、本体は「出して、直す」の往復だ。入る側の人に伝えているのは、案内を見てから決めればいいということで、無理な勧誘はしていない。仕組みを知った上で、合うかどうかを見てほしい。
3分で診断:X発信力診断——発信を積み上げる段階にあるか、まず出す段階かを先に見る。
noteの仕組み全体はnoteの収益化の仕組み。手数料・条件・売れる人の差だ。
よくある質問
メンバーシップは無料で入れるプランがありますか?
運営者が無料プランを置いていれば入れる。無料プランは、掲示板や一部の記事だけが読める形が多い。有料プランへの切り替えは、会員側の設定でできる。
支払い方法を変えたい、更新日を変えたい
支払い方法はnoteの設定から変えられる。更新日は加入日で決まり、変えるには一度解約して入り直す形になる。
メンバーシップの人数やランキングは見られますか?
運営者のページに会員数が表示される設定がある。人数は運営者の判断で非表示にもできる。ランキングは、noteの中で人気のメンバーシップとして紹介されることがあるが、公式の順位表は限定的だ。
出典(一次資料)
- noteヘルプセンター「メンバーシップとは」「メンバーシップに関するよくあるお問い合わせ」(仕組み・手数料・解約)
- note公式「月額サブスクをつくるならnoteメンバーシップ」(運営側の条件)
noteの仕組み比較シートをLINEで無料配布中
有料記事・定期購読マガジン・メンバーシップの手数料と読める範囲の比較表、入る側の解約手順、作る側の始める前の確認項目を公式LINEで無料配布している。入る側も作る側も、仕組みは同じ1枚だ。



