noteを始めてみたい。でも何を書けばいいのか分からないし、自分の文章に金を払う人がいるとも思えない。

その感覚のまま、まず聞いてほしい。私は会社員時代に副業でnoteを始めて、月数千円から数万円、最終的に給与を超える月が出るところまで行った。文才があったからではない。書く前の決め事の順番が合っていただけだ。始め方を、その順番の通りに書く。

この記事の要点

  • noteは初期費用0・在庫なし・匿名可。会社員の副業の入口として条件が揃っている
  • 順番はアカウント→無料記事→導線→有料化。いきなり有料は売れない
  • 最初の有料記事は、あなたが金と時間を使って解決した困りごとから作る
  • 会社員は就業規則と住民税の2点だけ先に押さえる

noteが副業の入口に向いている理由

副業の選択肢は山ほどあるが、noteには他にない条件の組み合わせがある。

  • 初期費用0円。サーバー代もツール代も要らない。失敗しても金は減らない
  • 在庫がない。物販のような仕入れリスクがゼロだ
  • 匿名でできる。顔出しも実名も不要で、会社員がそのまま始められる
  • 書いたものが資産になる。投稿は消えず、後から来た読者にも売れ続ける

一方で、向いていない人も正直に書いておく。今月中に現金が要る人には向かない。noteの収入の立ち上がりは遅く、月1万円までの道のりに書いた通り、長い平坦の後に段差が来る形になる。即金が要るなら、それは副業ではなく転職で固定給を上げる話が先だ。

始め方の順番。アカウント→無料→導線→有料

noteで挫折する人の大半は、順番を飛ばしている。正しい順番はこうだ。

手順1、アカウントを作り、何の人か決める。開設自体は数分で終わる。大事なのはプロフィールで、「誰のどんな困りごとに答えるnoteか」を1行で書く。ここが曖昧なまま書き始めるのが、最初の失敗パターンになる。

手順2、無料記事を数本書く。いきなり有料記事を出しても売れない。無料記事はあなたの書くものの見本であり、見本のない店で商品は買われないからだ。無料で何をどこまで出すかには型があり、無料部分の書き方の記事にまとめてある。

手順3、読者の来る導線を作る。noteは書けば読まれる場所ではない。読者を連れてくるのはSNSで、Xとnoteの組み合わせが定番になる。Xの伸ばし方はフォロワーの増やし方の記事が本編だ。導線が細いうちは、noteのハッシュタグと公式マガジンへの掲載も入口になる。

手順4、有料記事を出す。無料記事が読まれ始め、スキやフォローが付き始めてからでいい。価格の決め方はnoteの値段の決め方に基準を書いたが、最初は数百円で構わない。最初の1部が売れる体験が、続ける燃料として何より大きい。

無料記事の段階でアクセスが1桁のまま止まったら、noteのアクセスが増えない理由でタイトルと導線を先に直すことだ。読まれない書き方のまま本数を増やしても、積み上がらない。

最初の有料記事の作り方。ネタは過去の自分にある

「売れるネタがない」が、次の壁だ。だがネタの在り処は決まっている。

あなたが金か時間を使って解決した困りごとだ。転職活動の進め方、資格勉強の段取り、家計の立て直し、部署の人間関係の乗り切り方。あなたが遠回りして解決したことは、いま同じ場所で困っている人への近道の情報になる。

作り方の要点は3つある。

  1. 宛先を1人に絞る。「3年前の自分に売る」と決めると、内容も言葉も一気に具体的になる
  2. 結果ではなく手順を書く。「受かった」ではなく、何を・どの順で・どうやったか。読者が買うのは再現できる手順だ
  3. タイトルは検索と同じ言葉にする。うまいコピーより、困っている人が打ち込む言葉をそのまま使う方が届く

それでも売れないときは、原因はほぼ宛先のズレだ。noteが売れない理由の記事で分解したから、2本目を書く前に読んでほしい。

会社員の注意点。2つだけ先に押さえる

noteの副業を会社員がやる場合、押さえるのは2点だけだ。

1、就業規則。収益が発生する前に、副業規定を確認しておく。書く行為自体は自由だが、売上が立てば副業の扱いに入り得る。

2、住民税。副業の利益が年20万円を超えると確定申告が要り、住民税の金額から会社に伝わる経路が生まれる。仕組みと納付方法の対策は副業バレと住民税の記事に全部書いた。

逆に、気にしなくていいこともある。文章のうまさだ。noteで売れているものの多くは、美文ではなく、困りごとに正面から答える実用の文章になる。会社で日報や報告書を書いてきたあなたなら、素材はもう持っているんよ。

あわせて検索される疑問に、先に答えておく

noteとブログ(WordPress)はどちらがいいのか

副業の入口としてはnoteだ。WordPressはサーバー代がかかり、収益化は広告やアフィリエイトが中心で、立ち上がりに時間がかかる。noteは開設した日から有料記事という商品を置ける。書くことを続けられるか自分を試す場としても、費用ゼロのnoteが先で、拡張したくなったらブログを足せばいい。

本名と顔を出さないと信用されないのではないか

されない、は思い込みだ。読者が信用するのは名前と顔ではなく、無料部分の中身になる。無料記事が具体的で役に立てば、匿名でも買われるし、逆に実名でも中身が薄ければ買われない。私自身、匿名アカウントの発信から収益を作ってきた。信用の担保は身元ではなく、出した中身の量だわ。

毎日書かないと伸びないのか

noteは毎日更新の場ではない。ストック型の場だから、雑な毎日更新より、宛先の合った1本を週1で積む方が売上には近い。ただし完全に止まると読者との接点が消えるから、細くても続く自分の頻度を決めることだ。頻度の正解は人ではなく、あなたの生活の方にある。

よくある質問

noteは初心者でも稼げますか?

自動的には稼げないが、初期費用0・在庫なし・匿名可で始められる副業は他にほぼない。宛先の決め方が成否を分ける。

無料記事と有料記事、どちらから始めるべきですか?

無料からだ。無料記事は見本であり接点になる。読みに来る人が現れてから有料に進むのが順番だ。

noteの副業は会社にバレますか?

note自体からはバレないが、住民税の金額から伝わる経路がある。匿名運用と納付方法の選択で対策し、就業規則も先に確認する。

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