適性検査、どう対策すればいいのか。性格検査は正直に答えるべきか、それとも企業が好みそうな答えに寄せるべきか。
先に大原則を言う。能力検査は対策しろ。性格検査は盛るな。そして性格検査は、使い方次第で門番から味方に変わる。順に書く。
この記事の要点
- 能力検査は型が決まっている。問題集1冊の反復で確実に上がる
- 性格検査は盛ると一貫性チェックで見抜かれ、通ってもミスマッチが待つ
- 性格検査は優劣でなく相性の照合。落ちても人格の否定ではない
- オファー型を使えば、検査結果を見て合う企業から声が掛かる
能力検査の対策。やれば上がる、やらないと沈む
言語・非言語(計算・論理)系の能力検査は、出題の型が有限だ。だから対策の効果がはっきり出る。
- 問題集は1冊を2〜3周。複数冊のつまみ食いより、1冊の反復で型を体に入れる
- 時間を計って解く。適性検査の敵は難易度より時間だ。1問あたりの秒数感覚を作る
- 開始は選考の2〜3ヶ月前。1日30分でも、累積が付け焼き刃との差になる
ここは努力が素直に報われる領域なので、やらない理由がない。
性格検査の対策。盛るな、の理由が2つある
性格検査を「企業好みに演じる場」と考えるのは、二重に損だ。
理由1、見抜かれる。多くの性格検査には、同じ趣旨の質問を言い回しを変えて何度も混ぜ、回答の一貫性を測る仕組みがある。演じた回答は矛盾として現れやすく、信頼できない回答者というフラグの方がよほど痛い。
理由2、通っても地獄。盛って通った先に待つのは、素の自分と合わない社風だ。就活のゴールは内定でなく、入った後に消耗しない場所を見つけることになる。性格検査は、合わない会社を入口で弾いてくれるフィルターでもある。
だから性格検査の正解は、素直に、直感で、一貫して答える。これだけだ。
発想の転換。検査結果を見た企業から声が掛かる仕組み
ここまでは守りの話だ。攻めに転じる方法がある。
通常の選考では、性格検査はあなたを審査する門番として現れる。だがオファー型サービスでは順番が逆になる。OfferBoxでは、登録時に受けた適性検査の結果とプロフィールを企業側が先に見て、特性が合うと判断した企業からオファーが届く。
つまり同じ検査が、落とす道具でなく見つけてもらう道具として働く。性格検査に苦手意識がある人ほど、この逆向きの経路は相性がいい。しかも受けた検査の結果は自己分析の資料にもなり、面接の「強み・弱み」の回答の下敷きに使える。
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登録後の流れ|① プロフィールと適性検査を登録する → ② 特性を見た企業からオファーが届く → ③ 合う企業だけ選考に進む
登録の時期は早いほど有利だ(理由はOfferBoxはいつから登録すべきかで書いた)。オファー率を左右するプロフィールの書き方は書き方の実例が担当だ。
よくある誤解
「性格検査で落ちるのは、性格に問題があるからだ」。性格検査に良い性格・悪い性格の採点はない。あるのは、その企業が求める型との距離の測定だけだ。同じ回答で、A社では不通過、B社では高評価が普通に起きる。落ちた事実は人格の評価ではなく、相性の情報にすぎない。
「能力検査の対策本を何冊もやるほど有利になる」。2冊目以降の限界効用は急落する。1冊を確実に回す方が点は上がるし、浮いた時間は面接対策とプロフィールの磨き込みに回す方が、内定への寄与が大きい。
よくある質問
適性検査の練習を無料でする方法はありますか?
オファー型サービスの適性検査を受けること自体が、本番形式の無料の練習になる。結果の解説まで返ってくるので、市販の模試より自己分析への還元が大きい。能力検査の型の練習は、問題集1冊と併用すればいい。
検査の結果が悪くて、オファーが来なくなりませんか?
性格検査に悪い結果というものはなく、特性の合う企業とのマッチングに使われるだけだ。オファーの量を左右するのは検査よりプロフィールの書き込みの濃さなので、心配の向け先はそちらが正しい。
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