退職

自己都合退職

じこつごうたいしょく

転職や家庭の事情など、労働者側の意思による退職のこと。失業保険では、会社都合退職に比べて給付開始が遅く、給付日数も短くなる扱いを受ける。

よくある誤解

「自分から退職届を出したら必ず自己都合」ではない。長時間残業やハラスメント、賃金未払いなどが理由の退職は、形式上自分から辞めても「特定受給資格者」や「特定理由離職者」として会社都合並みの給付を受けられる場合がある。会社が離職票に自己都合と書いても、ハローワークで異議を申し立てて判定を変えられる。退職の形式ではなく、辞めるに至った実態で判断される制度だと知っておくことだ。

実務でどう関わるか

自己都合退職の実務ポイントは2つ。1つ、失業保険の給付制限は現在1ヶ月に短縮されている(2025年4月から。5年で3回以上の離職など例外あり)。昔の知識で3ヶ月と思い込んで資金計画を立てない。2つ、残業や賃金未払いを理由に辞めるなら、タイムカードのコピーや給与明細など証拠を在職中に確保しておく。ハローワークでの判定は証拠が要るからだ。次が決まってから辞める転職なら給付は関係ないが、離職票と源泉徴収票の受け取りだけは確実に押さえる。

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関連する用語

会社都合退職特定理由離職者離職票
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