在職中にハローワークで転職先を探したい。だが、ハローワークは公的機関で、会社とつながっているのではないか。求職登録したら、会社に連絡が行くのではないか。
即答する。ハローワークからは、バレない。会社に連絡は行かないし、求職情報は企業に公開されない。バレるのは別の3つの経路で、それは自分で防げる。仕組みと、在職中の使い方を書く。
先に一文で。在職中のハローワーク利用が会社にバレることは仕組み上なく、バレる経路は平日の休みの取り方・同僚への口・応募先が取引先の3つだけなので、オンライン登録と予約制の相談で来所を最小にし、応募先の同業をブロックすれば防げる。
この記事の要点
- ハローワークは現在の勤務先に連絡しない。求職情報は非公開
- 在職中でも求職登録・求人検索・紹介状は使える
- バレる3経路は、休みの取り方・口・応募先の同業。全部自分で防げる
- 来所は相談と紹介状の時だけ。オンラインで大半は済む
バレない仕組み
ハローワークの求職登録は、あなたと国の間の手続きで、勤務先は関係しない。
| 不安 | 実際 |
|---|---|
| 求職登録したら会社に連絡が行く | 行かない。連絡する仕組みがない |
| 求職情報が企業に見られる | 見られない。求人企業に開示されるのは、あなたが応募した時の書類だけ |
| 雇用保険の手続きで会社に分かる | 在職中の求職登録は雇用保険の手続きと別。会社の手続きは発生しない |
| 会社がハローワークに求人を出していると分かる | 会社側から求職者の情報は見えない |
失業保険の受給手続きは離職後に行うもので、在職中の求職登録とは別だ。混同して怖がっている人が多い。
本当にバレる3つの経路
ハローワーク以外のところで、バレる。
1、平日昼間の休み。ハローワークの相談は平日の日中で、面接も平日が多い。半休が月に3回、4回と増えると、上司は察する。対策は、相談を予約制で1回にまとめ、面接は時間帯を夕方に寄せてもらうことだ。
2、自分の口。「信頼できる同僚1人」に話すのが、最も多い漏れ口だ。転職が決まって上司に伝えるまで、社内の誰にも言わない。
3、応募先が取引先や同業。業界が狭いと、応募先の人事と現職の人事がつながっていることがある。応募先の選び方で防ぐ。現職の取引先には応募しない、同業に応募する時は最終面接まで現職名を伏せられるか確認する。
副業やSNSの経路は別の話で、会社にバレずに発信する実務に書いた。
在職中の使い方。来所は2回で済む
- オンラインで求職登録する。ハローワークインターネットサービスで、来所せずに登録できる。求人検索もオンライン
- 職業相談を予約する。来所1回目。相談員がつき、希望条件を伝える。半休1回で済む
- 応募したい求人が見つかったら、紹介状をもらう。来所2回目。相談員経由で応募すると、企業への問い合わせ(在職中の面接日程の調整など)もしてもらえる
在職中は、相談員に「在職中なので面接は夕方か土曜を希望」と伝えておく。企業との調整を相談員がやってくれるのが、ハローワークの在職中の利点だ。
転職サイトとの使い分け
在職中は、24時間応募できる転職サイトのほうが使いやすい。ハローワークは地元の中小企業と人手不足職種に強い。両方使うのが普通で、狙う求人で分ける。比較はハローワークと転職サイトはどっちがいいかに書いた。相談員をつけたいがハローワークの時間に合わない人は、エージェントが代わりになる。ハローワークと転職エージェントの違いへ。
3分で診断:エージェント診断——在職中に使いやすい入口を、状況から先に絞る。
よくある質問
ハローワークで転職が決まったら、現職に何か伝わりますか?
伝わらない。退職は自分で会社に伝える。ハローワークが関与するのは、あなたが希望した場合の応募先との調整までだ。
会社がハローワークに求人を出しています。自分の求職登録が見られませんか?
見られない。求人を出す企業側の画面に、求職者の個人情報は表示されない。応募した求職者の書類だけが企業に届く。
在職中の求職登録で、雇用保険の手続きが必要ですか?
不要だ。在職中の求職登録は雇用保険と無関係で、離職票も要らない。離職後に失業保険を受ける時に、初めて雇用保険の手続きが発生する。
在職中の転職活動チェックリストをLINEで無料配布中
バレる3経路の対策と、在職中の面接日程の組み方、相談員への伝え方の雛形を公式LINEで無料配布している。ハローワークからはバレない。バレるのは自分の動き方だ。



