介護の仕事に移りたい、あるいは今の施設を変えたい。求人サイトには何万件も出ているが、どの施設がまともか分からない。エージェントは使うべきなのか、しつこいだけなのか。

先に言う。施設を比べたいなら使う。行きたい施設が決まっているなら使わない。介護のエージェントは特化型と大手で役割が違い、デメリットは使い方で避けられる。型と経路を書く。

先に一文で。介護の転職エージェントは、施設の内情(離職率・人員配置・夜勤回数)を比べたい人と無資格から資格取得支援つきで入りたい人には介護特化型が合い、介護から他業界へ出たい人は大手、行きたい施設が決まっている人は直接応募型の求人サイトが正解だ。

この記事の要点

  • 介護特化型は求人数と施設の内情に強い。大手は他業界への転職に強い
  • デメリット3つは、条件を文面で伝え、面接で直接確認すれば避けられる
  • 無資格なら、資格取得支援つきの求人から入る。先に資格を取る必要はない
  • 行きたい施設が決まっているなら、直接応募型の求人サイトで足りる

特化型と大手の違い

介護特化型エージェント大手総合エージェント直接応募型の求人サイト
求人数(介護)多い少ない多い
施設の内情持っている(元介護職の担当が多い)薄い自分で調べる
資格取得支援あり(無料講座つきの会社もある)なし求人ごと
介護→他業界弱い強い自分で探す
連絡の頻度多め普通なし
向く人施設を比べたい、無資格から入りたい介護を辞めて別業界へ施設が決まっている、自分のペースで

介護職を続けるなら特化型、介護を辞めるなら大手、施設が決まっているなら直接応募。この3つで大半は決まる。

デメリット3つと、避け方

デメリット起きる理由避け方
連絡が多い成功報酬で、早く決めてほしい動機がある初回に「連絡はメール、電話は◯時以降」と伝える
希望と違う施設を紹介される条件を口頭で伝えただけで、担当の解釈が入る条件(夜勤の回数・通勤時間・施設の種類)を文面で送る
聞いていた話と違う担当が施設の最新の状況を把握していない面接と見学で、人員配置・夜勤体制・残業を自分で聞く

3つ目が最も重い。夜勤のワンオペ、人員配置の薄さは、入ってから分かると遅い。介護の夜勤ワンオペが怖いに、見学と面接で確認する項目を書いた。担当の話は入口で、確認は自分でやる。

無資格・未経験で入る経路

介護は無資格から入れる数少ない職種だ。経路は2つある。

  1. 資格取得支援つきの求人から入る。初任者研修を会社負担か、提携講座の無料受講で取れる求人がある。働きながら取るのが普通で、先に取る必要はない
  2. ハローワークの職業訓練で初任者研修を取ってから応募する。失業保険を受けながら受講できる。離職中の人はこの経路が現実的だ。職業訓練の使い方

40代で未経験から介護に入る人の選び方は40代の未経験転職に何があるか40代女性スキルなしの転職に書いた。

年収の現実と、上げ方

介護職の年収は初年度300万円台が中心で、処遇改善加算で賃金は上がってきているが、民間の他職種より低い帯にある。上げる道筋は決まっている。

  • 介護福祉士(実務3年+試験)で月給が1〜3万円上がる施設が多い
  • リーダー・主任の役職で手当がつく
  • ケアマネジャー(介護福祉士+実務5年)で事務系の働き方に移れる
  • 施設の種類を変える(特養・老健・有料老人ホーム・訪問)と、夜勤の回数と給与の帯が変わる

手取りの変化は年収別の手取り早見表で先に見ておく。

3分で診断エージェント診断——特化型・大手・直接応募のどれを主にするか、状況から先に絞る。

併用先を型で並べる

資格取得支援つきで入るなら特化型、施設を自分で選ぶなら直接応募型。2つを並べておく。

項目かいご畑ヒューマンライフケア
サポートの型エージェント型(介護)直接応募型(介護)
対象年代介護職・未経験可介護職の全年代
得意領域資格取得支援つきの介護求人介護・ケアマネの求人へ直接応募できる
向いている人介護で働きながら資格を取りたい人運営元の分かる介護求人に応募したい人
向いていない人介護以外の職種介護以外
費用無料無料
登録所要時間の目安登録数分+連絡応募数分

無資格から、資格取得支援つきで入るなら

特化型の中でも、資格取得支援つきの求人を主にしている窓口は、無資格の人が最初に使う入口として合う。

  • 向いている人:無資格・未経験で介護に入りたい人。働きながら初任者研修を取りたい人。施設の内情を聞いてから選びたい人
  • 向かない人:行きたい施設が決まっている人(直接応募)。介護を辞めて他業界へ出る人(大手へ)

*クリックすると公式サイトが開く。登録後に担当から連絡が入り、資格取得支援つきの求人を含めて紹介を受けられる。*

登録後の流れ|① Webで登録(数分) → ② 担当から連絡が入り、条件(夜勤・通勤・施設の種類)を伝える → ③ 資格取得支援の有無を含めて求人の紹介を受け、見学に進む

初回に「無資格なので、資格取得支援つきの求人を」と伝えればいい。それで紹介が出ないなら、別の窓口に切り替える。

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よくある質問

介護のエージェントを使うと、施設に悪く見られますか?

見られない。介護施設の中途採用はエージェント経由が多く、施設側も慣れている。紹介料を嫌う施設は最初からエージェントに求人を出していないので、そこに当たることもない。

介護を辞めて別の業界に行きたいです。特化型でいいですか?

特化型は介護内の転職が中心で、他業界は弱い。介護から出るなら大手の総合エージェントか、介護経験を翻訳できる職種(福祉用具の営業・医療事務・相談員)を扱う窓口を使う。

複数のエージェントに登録してもいいですか?

2社まで。特化型1社と、直接応募型の求人サイト1つ、の組み合わせが管理しやすい。3社以上は連絡の管理で消耗する。

介護転職のチェックリストをLINEで無料配布中

特化型・大手・直接応募の判定表、担当に伝える条件の文面、見学と面接で施設に確認する項目の一覧を公式LINEで無料配布している。施設を比べたいなら使う、決まっているなら使わない。それだけだ。

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