毎朝の満員電車で、会社に着く前に疲れている。押され、立ちっぱなしで、帰りも同じ。慣れれば平気になると言われたが、何年たっても平気にならない。
満員電車のつらさは、慣れで消えない。時間をずらす、住む場所を動かす、在宅の日を取る、リモートの会社に移るの順で減らせ。通勤をなくす転職は、年収の差を通勤の時間で割って決めろ。
この記事の要点
- 満員電車は、体と時間と気力の3つを毎日削る。慣れても削られる量は同じ
- 時間をずらす、路線を変える、住む場所、在宅の日、リモートの会社の順で減らす
- 時差出勤は、仕事がどう回るかを1行で添えて頼む
- 年収が下がる転職は、年収の差を通勤の時間で割って決める
慣れで消えない理由
| 削られる物 | 中身 |
|---|---|
| 体 | 立ったまま押される。夏の暑さと冬の着ぶくれ |
| 時間 | 往復で1〜2時間。月に20日で20〜40時間 |
| 気力 | 朝から人に押されて、会社に着く前に疲れる |
慣れるのは我慢の仕方だけで、削られる量は変わらない。10年続ければ、通勤だけで数千時間になる。
減らす順番
| 順 | 手段 | 効き目 | お金と手間 | 今日できるか |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 時間をずらす | 混む時間を外せば大きい | ほぼ0 | 制度があればできる |
| 2 | 乗る場所と路線を変える | 始発の駅、混みにくい車両、別の路線 | 少し | できる |
| 3 | 住む場所を動かす | 会社の近く、逆向きの路線 | 引っ越しと家賃 | 数か月 |
| 4 | 在宅の日を取る | 週に数日なくなる | ほぼ0 | 制度と上司しだい |
| 5 | リモートの会社に移る | 通勤がなくなる | 転職の手間。年収が動く | 数か月 |
上から順に試す。1と4は会社の制度で決まるので、就業規則を先に読む。
時差出勤とフレックスの頼み方
| 場面 | 言い方 |
|---|---|
| 始業をずらす | 「朝の電車が混む時間を避けたいので、10時の始業にしたいです。19時までいるので、午後の会議と締めには影響しません」 |
| 制度がない会社 | 「30分だけ始業をずらせないでしょうか。朝の連絡は前日の夕方にまとめて返します」 |
| 体の不調がある | 診断書を添えて人事に相談する |
頼む前に、朝に出ている会議と朝に来る連絡を洗い出し、どう回すかを一緒に出す。上司が判断しやすくなる。
引っ越しで通勤を短くする時の計算
| 項目 | 見る物 |
|---|---|
| 家賃の差 | 会社の近くに移ると上がる額 |
| 通勤の時間の差 | 往復で何分減るか。月に何時間か |
| 1時間あたり | 家賃の差を、浮く時間で割る |
| 逆向きの路線 | 会社と逆方向の駅から乗ると、家賃を上げずに座れることがある |
家賃が月1万円上がって、通勤が月に20時間減るなら、1時間あたり500円で時間を買う計算だ。
在宅の日を取る時に先に見せる物
| 見せる物 | 中身 |
|---|---|
| 在宅でやる仕事 | 資料の作成、集計、書類など、1人でできる仕事を決める |
| 連絡の取り方 | チャットに何分以内に返すか |
| 1日の終わりの報告 | やった事を3行で送る |
在宅は、成果が見える仕事から始めると続く。最初の1か月で成果を見せると、日数を増やしやすい。
リモートの会社への転職
年収が下がる時は、年収の差を通勤の時間で割る。
| 例 | 数字 |
|---|---|
| 往復の通勤 | 2時間 |
| 年の通勤の時間 | 2時間×月20日×12か月で約480時間 |
| 年収の差 | 48万円下がる |
| 1時間あたり | 48万円÷480時間で1,000円 |
この1,000円を、自分の時給と比べて決める。在宅で増える電気代と、減る昼食代も入れる。フルリモートの正社員の探し方と求人が減った理由はフルリモートの正社員の探し方に書いた。
私は4回目の転職で大阪のWebの会社に移った。年収は下がったが、リモートと育休の制度を重視して選んだ。その会社で男性で1年の育休を取り、沖縄に移住してフルリモートで勤めた。
通勤のない働き方を選ぶ転職は、年収の額より、浮いた時間を何に使うかで損か得かが決まる。浮いた時間で会社の外の収入を作ると、年収の差は数年で埋められる。移住を会社に言う順番は移住を会社に言う順番に書いた。
通勤がなくなった後の働き方
| 起きること | 対処 |
|---|---|
| 仕事と家の切り替えができない | 始業と終業の時間を決め、作業の場所を分ける |
| 運動が減る | 朝か昼に歩く時間を入れる |
| 浮いた時間が消える | 最初の1か月で使い道を決める。学ぶか、会社の外の収入を作るか |
場所にとらわれない働き方の全体は場所にとらわれない働き方に書いた。
場所と時間に縛られずに暮らす決め方は、私が運営しているメンバーシップ裏孔明ノート・Xサロンで出している。何が読めるかと更新の予定は、募集ページに書いてある。プランの違いと向かない人は裏孔明ノート・Xサロンとはに書いた。
よくある質問
満員電車で体調が悪くなる時はどうすればいいか
無理に乗らず、途中の駅で降りて休む。続くなら、医療機関で相談し、診断書をもらって会社に時差出勤か在宅を相談する。体の症状が出ている時は、我慢で続けるほど長引く。
在宅の制度がない会社で在宅を頼めるか
制度がない会社では難しいことが多い。頼むなら、月に1日から、1人でできる仕事で試させてもらう形で出す。それでも通らない会社なら、時差出勤か引っ越しで減らすか、在宅の制度がある会社を探す。
満員電車がつらいのは転職の理由になるか
なる。面接では「通勤の時間を仕事と学びに回したい」と、前向きな形で言う。満員電車が嫌だ、だけで終わらせず、浮いた時間で何をするかを添える。

