転職エージェントに登録すると、電話が来て面談が入る。そこまでの段階じゃない。まず求人だけ見たい。
その感覚は正しい。情報を集める段階と、本気で動く段階では、使う道具が違う。求人サイト型の位置づけと、自分で探すことの利点と落とし穴を分解する。
この記事の要点
- 求人サイト型は、担当がつかない代わりに身軽に動ける
- 書類添削も面接対策も推薦もつかない。ここが最大の差になる
- 未経験可の求人は玉石混交。見分ける材料は3つある
- 実務的には併用が強い。サイトで相場、本命はエージェント経由
基本情報
| 項目 | みけジョブ | ミラフリ |
|---|---|---|
| サポートの型 | 求人サイト(未経験向け) | エージェント型(20代フリーター特化) |
| 対象年代 | 20〜30代 | 20代(フリーター・既卒) |
| 得意領域 | 未経験可の求人を条件で探せる | 職歴なし・浅めから正社員を狙う支援 |
| 向いている人 | 自分のペースで未経験可の求人を見たい人 | フリーターから正社員を目指す20代 |
| 向いていない人 | 担当に伴走してほしい人 | 経験を活かしたキャリアアップ |
| 費用 | 無料 | 無料 |
| 登録所要時間の目安 | 応募から | 相談予約数分 |
一言で言えば、未経験可の求人を条件で絞って自分で探せる求人サイトだ。担当がついて面談する形ではなく、自分で見て自分で応募する形になる。
求人サイト型とエージェント型。何が違うのか
この2つを混同したまま使うと、期待とずれる。
求人サイト型は、求人情報を並べる場所だ。あなたが探し、あなたが応募する。間に人が入らないため、動きが速い。その代わり、書類の添削も面接の対策も推薦もつかない。
エージェント型は、担当が求人を選んで紹介し、書類を添削し、企業に推薦を付けて出す。手厚い代わりに、面談と連絡が発生する。
どちらが優れているかではなく、段階で使い分ける。
- 情報を集める段階——求人サイト型。相場と求人の中身を知る
- 本気で決めにいく段階——エージェント型。推薦と対策を付ける
使い分けの原則は転職サイトとエージェントの併用に詳しく書いた。併用が最も強いというのが実務の結論になる。
メリット。この型ならではの強み
1、面談も電話もない。登録して面談、という工程を踏まずに求人を見られる。まだ動くか決めていない段階で、これは大きい。
2、自分のペースで進められる。担当に急かされることがない。エージェント型では、内定辞退が売上ゼロになるため返答を急かされる場面があるが、その圧が発生しない。
3、条件で絞れる。未経験可という前提で並んでいるため、条件を入れた瞬間に該当ゼロになる現象が起きにくい。
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使い方の流れ|① サイトで職種・地域などの条件を入れる → ② 未経験可の求人を見る → ③ 気になる求人に自分で応募する
デメリットと向いていない人。正直に書く
- 担当に伴走してほしい人——書類の添削も面接対策も推薦もつかない。ここを求めるならエージェント型になる
- 書類の書き方が分からない人——自分で書いて自分で出す形になる。土台を作る段階では第三者の目が要る
- 年収交渉をしたい人——直接応募では自分で交渉することになる。代行はない
- 求人の見極めに自信がない人——検品も自分でやることになる
3つ目と4つ目は、身軽さの裏返しだ。間に人が入らない分、守ってくれる人もいない。ここを理解した上で使うなら、強い道具になる。
評判の傾向。評価が分かれる場所
個別口コミの引用はしない。この型のサービスで語られやすい傾向を書く。
- 好意的に語られやすい点:電話が来ないのが楽、自分のペースで見られた、未経験可の求人がまとまっている
- 不満として語られやすい点:サポートがない、応募後の反応が読めない、求人の質にばらつきがある
- 分かれ目:サポートを求めているかどうかだ。求めていないなら身軽さが利点になり、求めているなら物足りなさになる
未経験可の求人を、自分で検品する3つの材料
自分で探す以上、ここは自分でやることになる。
- 研修の中身が具体的に書かれているか——「研修充実」だけでは情報がない。期間と内容が書かれているかを見る
- 給与にみなし残業が大量に含まれていないか——「月給25万(固定残業45時間・6万円含む)」なら、基本給は19万で45時間は働く前提の金額になる
- 同じ求人が長期間出続けていないか——決まらないか、決まっても抜けているかの、どちらかの理由がある
求人票の項目ごとの読み方は求人票の読み方にまとめた。自分で探すなら、読む力がそのまま結果になる。
併用の組み方。本命はエージェント経由で出す
実務的な使い方を書いておく。
サイト型で相場を掴む。どの職種にどのくらいの給与が出ているか、どんな条件が並んでいるか。これは自分の目で見た方が早い。
本命はエージェント経由で出す。推薦が付き、書類を添削してもらえ、面接の対策ができる。同じ企業でも、経路が変わると通過率が変わることがある。
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相談の流れ|① Webから相談を予約する(数分) → ② 担当と面談し、希望と現状を伝える → ③ 求人紹介と選考対策を受けられる
注意点が1つある。同じ求人にサイト経由とエージェント経由の両方で出すのは避けること。企業側で重複が発覚すると調整が発生し、印象も悪くなる。どちらか1つに決めて出す。
応募した後、自分でやることが2つ増える
エージェント経由なら担当がやってくれる部分を、自分で持つことになる。
1、日程の調整。面接の候補日を自分で返す。在職中なら、有給や時間休をどう使うかも自分で組む。返信が遅いと、それだけで熱意の判定に影響する場面がある。
2、結果の確認。「1週間以内に連絡します」と言われて8日目に何もないとき、催促していいのか迷う。結論としては、期限を1〜2日過ぎたら問い合わせていい。採用側の連絡漏れは普通に起きる。
この2つが負担に感じるなら、それがエージェント型を使う理由になる。逆に、自分で回せるなら間に人を挟まない方が速い。どちらが自分に合うかは、1社応募してみれば分かる。
まとめ
みけジョブは、未経験可の求人を、担当と話さずに自分のペースで見たい人に噛み合う。身軽さが本体で、サポートはつかない。
逆に、書類や面接を見てほしい人・交渉を任せたい人にはエージェント型が当たる。情報を集める段階と決めにいく段階で、道具を変えるのが一番効率がいい。
30代で未経験の職種を狙う場合の現実は30代の未経験職種への転換に書いた。年齢によって、通る入口が変わる。
よくある質問
みけジョブはどんな人に向いていますか?
未経験可の求人を、担当と話さず自分のペースで探したい人だ。面談も電話も発生しない身軽さが本体になる。
エージェント型と求人サイト型はどちらがいいですか?
段階で使い分ける。サイト型で相場を掴み、本命はエージェント経由で推薦を付けて出す併用が最も強い。
未経験可の求人は、条件が悪いものばかりではないですか?
玉石混交だ。研修の具体性・みなし残業の時間数・同じ求人が出続けていないかの3つで見分ける。
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未経験可の求人を見分ける項目をまとめた資料を、公式LINEで無料配布している。自分で探すなら、読む力がそのまま結果になるわ。


