会社から、来月からリモートワークをやめて出社に戻すと言われた。通勤が戻る。地方に引っ越した人は通えない。従うしかないのか。ここで焦って決めると、後悔するんよ。

先に言う。会社がリモートをやめると言ったら、まず契約書の就業場所を見ろ。従うか、交渉するか、移るかは、その後に決める。出社回帰の理由、確かめること、会社と話す材料、3つの決め方、移住していて通えない時、リモートを続けられる会社の探し方を書く。法律の判断が要る時は、労働局や専門家に相談する。

先に一文で。リモートワークの廃止や出社回帰を言われたら、まず雇用契約書と労働条件通知書の就業場所と就業規則のリモートの決まりを確かめ、制度として認められていただけなのか契約で決まっていたのかを分けたうえで、成果と通えない事情を材料に会社と話し、それでも合わなければフルリモートを続けられる会社への転職を並行して進めるのが正解だ。

この記事の要点

  • 最初に契約書と就業規則の就業場所を見る
  • 制度か契約かで、会社が変えられる範囲が変わる
  • 成果と事情を材料に話す
  • 合わなければ転職を並行して進める

出社回帰が起きる理由

  • 新人が育ちにくい
  • チームの会話が減った
  • 働く様子が見えず、評価しにくい
  • オフィスの契約が残っている

会社側の事情はリモートで新人が育たない時に書いた。

まず確かめること

書類見る所
雇用契約書・労働条件通知書就業場所、変更の範囲
就業規則リモートや在宅勤務の決まり、会社が見直せるか
会社からの通知いつから、週何日の出社か

2024年4月からは、就業場所と業務の変更の範囲も書面で示す決まりになっている。入社時の書面を見直す。判断に迷う時は、労働局の相談窓口や専門家に聞く。

会社と話す時の材料

  • リモートで出した成果(数字や、任された仕事)
  • 通えない事情(家族、住んでいる場所、通勤の時間)
  • 出社の頻度を下げる案(月に何日なら来られるか)

感情ではなく、成果と事情と代わりの案を出す。

従う・交渉する・転職するの決め方

状況向く判断
通える距離で、仕事に満足している従う
通えるが負担が大きい出社の頻度を交渉する
通えない場所に住んでいる例外を相談しつつ、転職を並行する
リモートが一番の条件で入社した転職を並行する

移住していて通えない時

まず会社に事情を伝えて、例外として続けられるか相談する。難しければ、交通費の扱いと引っ越しの期限を確かめてから、転職を並行して進める。地方移住とリモートの条件は地方移住してリモートで働くのは可能かに書いた。

リモートを続けられる会社の探し方

  • 求人でフルリモートと、住む場所の決まりを確かめる
  • 面接で、出社の頻度が変わった過去があるかを聞く
  • 社員が全国に住んでいるかを確かめる

探し方はフルリモートの正社員の探し方に書いた。私は4回目の転職で、年収が下がってもリモートと育休の制度がある会社を選んだ。条件の一番上にリモートを置くなら、入る前に制度の中身まで聞く。全体は場所を選ばない働き方の完全ガイドにまとめた。

海外から日本の仕事を受ける条件と壁は海外在住で日本の会社にリモート勤務できるかに書いた。

よくある質問

Q. 廃止は違法か

一律には言えない。契約と就業規則の書き方で変わる。

Q. 何から確かめるか

就業場所と、リモートの決まり。

Q. 移住していて通えない時は

例外を相談しつつ、転職を並行する。

決める量を減らして働く考え方は、私が運営しているメンバーシップTHINK LESS CLUBで続きを出している。何が読めるかは募集ページに書いてある。中身と向かない人はTHINK LESS CLUBとはに書いた。