仕事を辞めたい。でも、これが甘えなのか本物なのか、自分では判定できなくなっている。誰かに客観的に診断してほしい。
即答する。甘えかどうかは、根性ではなく基準で判定できる。この記事に自己判定の基準を書いた上で、8問で仕分ける無料診断も用意してある。まず基準から見てほしい。
3分で診断:辞めどき診断——今すぐ離れるべきか、計画的に動くべきか、留まって仕込むべきか。8問で状況を仕分けられる。無料・登録不要。
この記事の要点
- 判定基準は3つ。心身のサイン・環境の異常度・辞めたさの持続性だ
- 心身のサインが出ているなら、甘えの議論以前に離れる側になる
- 環境が客観的に異常なら、辞めたいのは正常な反応だ
- 3つとも軽いなら、辞めたさの中身を掘る段階。それも甘えではない
基準1。心身のサイン。これが出ていたら議論は終わりだ
最優先の基準はこれだ。眠れない。朝、涙が出る。食事が喉を通らない。日曜の夜に動悸がする。
このどれかが出ているなら、甘えかどうかという問いの立て方自体が間違っている。体はもう答えを出している。朝泣くほど仕事に行きたくない時で書いた通り、この段階でやるべきは自分への説教ではなく、休むことと離れる準備だ。診断を受けるまでもなく、今すぐ離れる側に仕分けられる。
基準2。環境の異常度。異常への拒否反応は甘えではない
次に、環境を客観的に見る。残業代が払われていない。月の残業が恒常的に45時間を大きく超える。休日出勤が常態化している。人格を否定する叱責がある。
異常な環境を辞めたいと感じるのは、正常なセンサーが働いているだけだ。熱いものに触れて手を引っ込めるのを甘えとは呼ばない。私の1社目は残業代なし・休日出勤・パワハラの揃った会社で、1年以内に辞めた。あれを我慢と根性で続けていたら、失ったものの方が大きかったと断言できる。環境の異常度が高いなら、あなたの辞めたさは診断するまでもなく正当だ。
基準3。持続性。繁忙期の波か、数ヶ月続く底か
心身も環境も深刻ではない。それでも辞めたい。この場合に効くのが持続性の基準だ。
辞めたさが繁忙期や特定のイベントの前後だけ膨らむなら、それは波だ。波は環境を変えなくても引く。一方、数ヶ月にわたって毎週思い続けているなら、それは底流だ。波は待てばいいが、底流は待っても消えない。手帳やメモを見返して、辞めたいと思った日を数えてみると、自分がどちらかは案外はっきり分かる。
20代で「辞めたい=甘え」と自分を縛りがちな人は、仕事を辞めたい20代は甘えなのかも読んでほしい。甘えという言葉は、たいてい環境側が労働者を縛るために使われている。
診断で仕分ける。3つの出口のどれかに必ず落ちる
3つの基準で自己判定がつかない人のために、8問の診断を用意した。答えると、今すぐ離れるべきか・計画的に動くべきか・留まって仕込むべきかの3つに仕分けられる。
3分で診断:辞めどき診断——8問・無料・登録不要。危険サインが出ている場合は、転職を勧めるのではなく休養を最優先に判定する診断だ。
大事なことを最後に言う。この診断は、辞めさせるための診断ではない。留まって仕込む、が結果になる人も普通にいる。甘えかどうかを一人で堂々巡りするより、基準と診断で現在地を確定させて、次の一歩を決める方が早い。仕分けた後の動き方は辞めたい人の案内所に全ての道を用意してある。
よくある質問
診断で「留まる」と出たら、辞めたい気持ちは我慢すべきですか?
我慢ではなく、仕込みの期間と捉える。スキルと実績と貯金を積んでから動く方が選択肢が広い、という判定だ。辞めたい気持ち自体を否定する結果ではない。
周りに「それは甘えだ」と言われました。従うべきですか?
周りはあなたの職場の実態も心身の状態も知らない。判定材料を持っているのはあなただけで、外野の甘え認定に従う理由はない。基準で自分で判定すればいい。
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辞める・残るの判断シートを、公式LINEで無料配布している。甘えかどうかの答えは、根性論の中ではなく基準の中にある。

