大学3年の冬。周りはインターンだ、自己分析だと動いている。自分は何もしていない。検索窓に「就活 何もしてない」と打っているいま、胸の中は焦りだけだ。
先に言う。手遅れではない。ただし、みんなと同じ順番でやり直す時間はない。順番を組み替えて、今日から動く。その手順だけを書く。
この記事の要点
- 冬スタートは出遅れだが、選考本番にはまだ間に合う
- 自己分析を終えてから動く順番は捨てる。登録と書く作業を分析代わりにする
- 今日やるのは受け皿の登録。1週間でプロフィールと書類の骨組みを作る
- 焦りは動いた瞬間に減る。止まっている時間だけが敵だ
現在地の確認。何がまずくて、何がまだ大丈夫か
まず、事実で焦りを整理する。
まずいこと。インターン経由の早期選考ルートには、もう乗りにくい。自己分析・業界研究をじっくりやる時間の貯金もない。
まだ大丈夫なこと。本選考のエントリーの山はこれからだ。就活は早く始めた人から順に内定が出る競技ではなく、選考の時期に準備が間に合った人から決まっていく。冬から動いて間に合う波は、春の本選考にも、その後の夏・秋採用にも残っている。
年次ごとの実態スケジュール(実質の入口が3年夏である理由)は27卒・28卒の就活はいつから始めるかで書いた。つまり、勝負はここからの数ヶ月の密度だ。過去の空白を悔やむ時間そのものが、いま一番の浪費になる。
今日やること。受け皿の登録1つでいい
出遅れた人が最初にやるべきは、参考書を読むことでも自己分析ノートを買うことでもない。逆求人サイトに登録して、プロフィールを書き始めることだ。理由は2つある。
1、書く作業が、自己分析そのものになる。プロフィールの欄(ガクチカ・自己PR・志向)を埋めようとすると、嫌でも自分の経験を棚卸しすることになる。ノートに向かって自分とは何かを考えるより、提出先のある棚卸しの方が圧倒的に手が動く。無料の適性診断もついてくるから、強みの言語化の材料も揃う。
2、放置している間も、接点が積み上がる。プロフィールを置いておけば、あなたが授業やバイトをしている間も、企業側があなたを検索している。出遅れた人ほど、自分が動いていない時間に働いてくれる道具から仕込むべきだ。
*クリックすると公式サイトが開く。登録無料。今日は基本情報と診断だけでもいい。*
登録後の流れ|① 基本情報を登録する(数分) → ② 適性診断を受ける → ③ 診断結果を材料にプロフィールを書き進める
仕組みと正直な評価はOfferBoxの評判で書いた。登録が怖い・気持ち悪いと感じる人は逆求人サイトに抵抗がある人へを先に読めばいい。
1週間でやること。骨組みを3つ作る
登録した後の1週間で、就活の骨組みを作る。1日1時間で回る量にしてある。
1〜2日目、経験の棚卸し。バイト・ゼミ・サークル・授業・趣味を、固有名詞と数字つきで書き出す。立派である必要はない。簡易のやり方は就活の自己分析の簡単なやり方に絞ってまとめた。
3〜4日目、プロフィールを8割まで埋める。棚卸しの材料をOfferBoxのプロフィールに流し込む。ここで書いた文章が、そのままESの下書きになる。
5〜7日目、ナビ登録と業界の当たりづけ。リクナビ・マイナビに登録し、棚卸しで見えた興味の方向から業界を3つ仮決めする。仮でいい。業界は選考を受けながら絞るもので、決めてから動くものではない。
この1週間で、あなたは「何もしていない人」から「仕込みが済んだ人」に変わる。周回遅れの差は、実はこの1週間分しかない。
春までの動き方。エージェントを足すタイミング
骨組みができたら、春の本選考に向けてエントリーを出していく。ここで持ち駒の考え方を1つだけ。出遅れた人は、選考練習の場を先に確保する。本命の前に、練習として受けられる企業を数社入れておくと、面接の場数が本命前に踏める。
進め方に迷いが出たり、エントリーが思うように増えない場合は、エージェント型を足す。担当がつき、今から出せる求人の紹介とES添削・面接対策を無料で回してくれる。道具の使い分けの全体は逆求人型とエージェント型の使い分け、万一持ち駒が尽きた時の立て直しは持ち駒が全部なくなった時でそれぞれ書いた。
焦りの正体は、遅れそのものではなく、何をすればいいか分からない状態だ。手順が見えれば、焦りは残量表示に変わる。今日の登録から始めればいいんよ。
よくある質問
インターンに行っていないと、選考で不利になりますか?
インターン経由の優遇ルートに乗れない分の差はあるが、本選考の評価はエントリー後の書類と面接で決まる。インターン不参加を面接で問われたら、学業やバイトなど実際にやっていたことを堂々と話せばいい。空白を取り繕う方が悪手だ。
周りと比べて病みそうです。どうすればいいですか?
比べる相手を、他人でなく昨日の自分の進捗に変える。プロフィール入力率・エントリー数・面接の場数という自分の数字だけを見る。就活は椅子取りゲームに見えて、実際は自分の受け皿を作る作業の積み上げだ。
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