退職が決まった。菓子折りを買うつもりだが、どこで、何を、いくらのものを買えばいいのか分からない。

条件は3つに絞れる。個包装・日持ち1ヶ月前後・部署の人数+5個。この3つを満たせば、買う場所はどこでも外さない。

先に一文で。退職の菓子折りは個包装・日持ち1ヶ月前後・人数+5個の3条件で選び、デパ地下・駅ナカ・ネット通販のどれで買っても構わない。

この記事の要点

  • 選定条件は3つ。個包装・日持ち・人数+5個
  • 買う場所は3択。時間があるならデパ地下、当日なら駅ナカ、確実に揃えるなら通販
  • 相場は3,000〜5,000円。無理に高くしなくていい
  • 渡し方は最終出社日に、休憩室か各島へ置くのが一般的だ

選定の3条件。ここだけ守れば失敗しない

条件1、個包装。理由は3つあって、衛生面、配りやすさ、そしてその場にいない人の分を残せることだ。切り分けが必要なホールケーキ型や、大袋で開封が要るものは職場に向かない。

条件2、日持ち1ヶ月前後。すぐ食べてもらえる保証はない。有給消化に入るあなたが不在の間に、休みの人が出社してくる。賞味期限が短いと、食べられずに捨てられるという一番寂しい結末になる。焼き菓子・せんべい・クッキー系が安全圏だ。

条件3、部署の人数+5個。予備の5個は、他部署の人・派遣や業務委託の方・急な来客用になる。足りないより余る方が100倍いい。余った分は休憩室に置いておけば消える。

買う場所。3択の使い分け

デパ地下。定番ブランドが揃い、包装も紙袋も丁寧だ。「誰が見ても失礼にならない」という安心感を買う場所になる。ただし平日の夜や土日は混む。時間に余裕がある人向けだ。

駅ナカ・駅ビル。最終出社日の朝でも間に合う。手土産用の個包装商品が主戦力なので、退職の菓子折りとの相性は実は一番いい。当日の朝に買って、そのまま出社できるのが最大の利点だ。

ネット通販。個数指定がしやすく、重い箱を持って通勤しなくて済む。会社へ直送もできる(受け取りの段取りだけ確認しておく)。在庫と配送日を自分で管理できるので、計画的に動ける人には一番確実な経路になる。ここで挙げるのはネットで揃えやすい型だ。

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価格は変動するので、購入時にAmazonで確認してほしい。

相場と、無理をしなくていい理由

相場は3,000〜5,000円が中心帯だ。部署が大きい場合や、管理職として長く在籍した場合は5,000〜10,000円になることもある。

ただし、高い菓子折りが感謝の量を証明するわけではない。むしろ高額すぎると相手が気を遣う。退職はお金を使う場面ではなく、区切りをつける場面だ。予算が厳しければ、人数の多い部署なら1人あたり100〜150円換算の個包装で十分に成立する。

渡し方と、一言の型

渡すタイミングは最終出社日。有給消化に入る場合は、最終出社日が実質の最後になる。

渡し方は2通り。部署が小さければ、上司へ手渡しして「皆さんでどうぞ」と伝える。大きい部署なら休憩室や各島の共有スペースに置き、一斉メールで一言添える。

置く時のメモは、こう書けば足りる。

「本日で最終出社となります。お世話になりました。お礼の気持ちです。よろしければ皆さんでどうぞ」

最終出社日の1日の動き全体は最終出社日は何をする日か、挨拶メールを送る時間帯は退職の挨拶メールは何時に送るかで書いた。

よくある誤解

「職場の人数を正確に数えないと失礼になる」。正確に数える必要はない。多めに買って余らせるのが正解で、余った個包装は誰かが食べる。1個足りない事態の気まずさに比べれば、余りは問題にすらならない。

「地元の名産や凝ったものを選ぶと喜ばれる」。話のネタにはなるが、好みの分かれるものや日持ちの短いものはリスクが上がる。無難で日持ちする定番の方が、結果的に全部食べてもらえる。凝るなら包装でなく、添える一言の方だ。

よくある質問

そもそも菓子折りは必要ですか?

義務ではない。渡さない選択も普通にあるし、渡さないことで実害が出る職場は少数だ。判断の材料は退職の菓子折りはいらないのかで書いた。この記事は「渡すと決めた人」向けだ。

有給消化で最終出社日に人が少ない場合は?

置き土産の形にする。休憩室や共有スペースに菓子折りと一言メモを置き、一斉メールで場所を伝えれば成立する。全員に手渡しする義務はない。

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