転職して3か月。思っていた仕事と違う。求人票に書いてあった業務は、部署の別の人がやっている。残業も聞いていたより多い。これがミスマッチか。なぜ起きたのか。次はどう防ぐのか。

先に言う。ミスマッチは、入った後に分かることでなく、入る前に確かめなかったことだ。原因は5つに収まる。業務の中身、上司と人、評価と年収、働く時間、会社の方向。面接と内定後の見学で、5つを数字と事実で確かめろ。5つの場面と原因、防ぎ方、起きた後の動き方、繰り返す人の特徴を書く。

先に一文で。転職のミスマッチは業務の中身・上司と人・評価と年収・残業と休日・会社の方向の5つの場面で起き、原因は求人票の抽象性と面接で聞かなかったことと急いだことと比べる相手がなかったことで、面接で5つを数字で聞き、内定後に職場見学と配属先の上司との面談をし、労働条件通知書を読み、口コミを同じ部署の直近で読み、複数の内定で比べれば防げ、起きた後は1か月は記録・3か月で人事に確認と異動の相談・半年で辞める判断、次の面接では原因と直したことで説明するのが正解だ。

この記事の要点

  • 原因は5つの場面に収まる
  • 入る前に確かめなかったことが原因
  • 面接で数字で聞き、内定後に見学
  • 起きた後は1か月・3か月・半年の線

ミスマッチが起きる5つの場面

場面起きること入る前に確かめられたこと
1.業務の中身求人票の業務と実際が違う。「企画」と書いてあったが実際は事務入社後3か月の担当業務を具体的に聞く
2.上司と人上司の指示の仕方、チームの空気が合わない配属先の上司との面談、職場見学、離職の数
3.評価と年収評価の基準が想定と違う。賞与が思ったより少ない評価の時期と基準、賞与の実績、1年目の見込み
4.残業と休日聞いていた残業の倍。有給が取れない配属先の残業の平均、有給の消化率、休日の実態
5.会社の方向やりたいことが、会社の事業の中で薄い3年後にこの職種に期待すること、事業の重点

転職失敗の実例は転職失敗のリアルな事例集に書いた。事例の多くが、この5つのどれかに当たる。

それぞれの原因

原因中身
求人票の抽象性「幅広い業務」「企画から実行まで」は、何をやるかが書いてない
面接で聞かなかった聞くと印象が落ちると思って、条件と実態を聞かなかった
エージェントの説明に頼ったエージェントは企業の情報を全部は知らない。「良い会社ですよ」は判断の材料でない
辞めたい気持ちで急いだ今の会社を出ることが目的になり、次の会社を見ていなかった
比べる相手がなかった1社だけ受けて決めた。比べると見える差が、見えなかった
内定後に確かめなかった内定が出た安心で、見学も面談も頼まなかった

ミスマッチは運でなく、確かめる工程を飛ばした結果だ。

防ぎ方

面接で聞く項目

場面質問
業務入社後3か月に担当する業務を、具体的に教えてください
人配属先の人数と構成、直近1年で入った人と辞めた人の数を教えてください
評価評価の時期と、何で評価されるかを教えてください
時間配属先の月の残業の平均と、有給の消化率を教えてください
方向この職種に、3年後に期待することを教えてください

面接の回ごとに、1〜2問ずつ分けて聞く。数字で答える会社は、隠していない。

内定後にやること

やること何が分かるか
職場見学働く人の表情、机、掲示物、18時の人数、上司と社員の空気。見る所は内定後の職場見学・会社訪問に書いた
配属先の上司との面談最初の3か月の仕事、教える人、評価の時期を、上司の口から
労働条件通知書を読む年収の内訳、勤務地、業務内容、試用期間の条件
口コミを同じ部署の直近で読む面接で聞いた答えと、口コミの事実を照合。読み方は企業の口コミの読み方に書いた
複数の内定で比べる比べると見える差がある。1社だけで決めない

起きた後の動き方

時期動き
1か月以内慣れの問題とミスマッチは区別できない。記録だけ取る。求人票と実際の差、残業の時間、言われたこと
3か月求人票との差が明確(業務が全く違う・残業が倍・評価の説明がない)なら、人事に確認。「求人票の◯◯と実際の◯◯に差がある。認識の違いがあるか」。異動の相談もこの時期
半年変わらなければ、辞める判断をしていい。半年で「慣れてきた」なら続ける
試用期間中で差が明らか待たずに辞める選択もある。業務が全く違う、条件通知書と実際が違う、は正当な理由

半年の見直しの線は転職して半年、合わないと感じたらに書いた。ミスマッチと、慣れの辛さは、3か月で分ける。

次の転職での説明

ミスマッチで短期に辞めた時、次の面接で聞かれる。原因と直したことで答える。

前職は、求人票の業務と実際の担当が違い、入社前に業務の中身を十分に確かめなかったことが原因でした。今回は、面接で入社後3か月の業務と、配属先の残業の平均を確かめています。貴社の◯◯の業務は、前々職で◯年担当した◯◯と同じ内容です。

会社の悪口にしない。自分が確かめなかったことを1つ入れ、直したことを1つ言う。

ミスマッチを繰り返す人の特徴

特徴直し方
辞めたい気持ちで急ぐ次の職種を決めてから動く。在職中に動く
面接で条件を聞かない聞くことで印象は落ちない。聞かないことで入った後に落ちる
1社だけ受けて決める3社は並行する。比べる
内定が出たら確かめない内定後の見学と面談を、承諾の条件にする
求人票の言葉を信じる抽象語(幅広い・やりがい・成長)は、具体で聞き直す
前の会社を辞めた理由を1つに絞っていない理由が曖昧だと、次で何を確かめるかも曖昧になる

前の会社を辞めた理由を1つに絞り、次の会社でその1つを確かめる。それだけで、同じミスマッチは繰り返しにくくなる。

よくある質問

エージェントに「そういう会社ではない」と言われて入ったが、違った

エージェントの説明は、判断の材料の1つで、確かめる工程の代わりにならない。次は、エージェントの説明を面接で自分で確かめる。

ミスマッチだと会社に言ったら、印象が悪くなるか

「求人票の◯◯と実際に差がある。認識を確認したい」と事実で言えば、悪くならない。会社側にも、配属の調整をする材料になる。感情で言うと、悪くなる。

職場見学を頼んだが断られた。それでも入るか

理由(セキュリティ・繁忙期)が明確なら、配属先の上司との面談を代わりに頼む。理由なく断る会社は、見せられない事情がある可能性を考える。

転職の資料をLINEで無料配布中

ミスマッチを防ぐ確認表(5つの場面の面接の質問・内定後にやること・条件通知書の確認)と、起きた後の1か月・3か月・半年の判断表を公式LINEで無料配布している。入る前に確かめる工程を、飛ばさない。

LINEで無料の資料を受け取る