毎日投稿しているのに、いいねは1桁。フォロワーは増えたり減ったりで横ばい。正直、もうやめようかと思っている。
やめる前に、10分だけこの記事に使ってほしい。Xが伸びない原因は、突き詰めると3つしかない。私は匿名アカウントを複数、0から伸ばしてきたが、伸びない時期の原因は毎回この3つのどれかだった。順に点検すれば、あなたの詰まりも特定できる。
この記事の要点
- 伸びない原因は宛先・型・量の3つに切り分けられる
- アルゴリズムを主犯にすると点検が止まる。先に自分側を疑う方が早い
- 数字はいいねではなく、プロフィールクリックとフォロー率で見る
- やめていい場合もある。判断基準は「何のために始めたか」だ
点検1、宛先。あなたのアカウントは誰向けか3秒で分かるか
一番多い詰まりから行く。プロフィールと直近10投稿を見て、誰向けのアカウントか3秒で分かるか。
自分では分かっているつもりでも、初見の人に伝わらなければ存在しないのと同じだ。テーマが日常・学び・ニュース感想に散っていないか。プロフィールが肩書きの羅列になっていないか。
判定方法は簡単だ。自分のプロフィールを、興味のない他人のつもりで5秒見る。「この人をフォローすると、自分に何がいいのか」が言えなければ、宛先の詰まりだ。直し方はXのフォロワーの増やし方に書いた、宛先の1行から作り直すことになる。
点検2、型。我流で書いていないか
宛先が通っているのに反応がないなら、次は型だ。
伸びる投稿には形がある。1行目で止める書き出し、改行の位置、言い切りのリズム、リストの使い方。これは才能ではなく、タイムラインに全部公開されている技術だ。
点検の問いはこうなる。同じテーマで伸びているアカウントの投稿を、最近10本以上分解したか。していないなら、あなたは公開されている過去問を見ずに試験を受け続けている状態だ。
分解のやり方は単純で、伸びている投稿を保存して、①1行目は何をしているか②何を言い切っているか③どこで改行しているか、を書き出すだけでいい。10本やれば共通の形が見える。自分の投稿をその形に流し込んで、反応の差を見る。これが型の練習になる。
点検3、量。試行回数は足りているか
宛先も型も合っているのに伸びない場合、最後は量だ。
厳しいことを言うが、30投稿での判断は早すぎる。最初の数十投稿は、あなたの投稿がまだ誰のタイムラインにも届いていない期間で、ここの数字は実力の反映ですらない。
量の点検で大事なのは、ただ数を打つことではなく、一周を回した回数だ。投稿する→反応を見る→1つ直して次を出す。この一周を100回回した人と、同じ投稿の仕方を100回繰り返した人では、同じ100投稿でも中身がまるで違う。
時間がなくて量が出せない人は、副業する時間がない会社員へで書いた15分単位のやり方が、そのまま発信にも使える。分解は通勤で、下書きは昼に、投稿は夜に。一周を分割すれば、平日でも回る。
見るべき数字。いいねではなくフォロー率だ
点検の精度を上げる数字の話もしておく。いいねの数は、実は一番当てにならない。
見るべきはこの2つだ。
- プロフィールクリック数——投稿からプロフィールに来た人の数。投稿が「この人は誰だ」と思わせたかの指標になる
- プロフィールアクセスからのフォロー率——プロフィールまで来た人が、フォローしたか。ここが低いなら、詰まりは投稿ではなくプロフィールだ
この2つを見ると、宛先の詰まりか、型の詰まりかが数字で切り分けられる。投稿は見られているのにプロフィールクリックがないなら型、クリックはあるのにフォローされないなら宛先(プロフィール)に問題がある。
アルゴリズムのせいにしない。ただし知識としては持つ
「アルゴリズムが変わったから伸びない」という話に逃げたくなる気持ちは分かる。実際、仕様変更の影響は存在する。
だが、主犯にするのは早い。同じ環境で、今日も伸びているアカウントが現に存在する。環境が同じで結果が違うなら、差は打ち手にある。アルゴリズムを言い訳の置き場にした瞬間、3つの点検が止まる。それが一番の損だ。
順番としては、宛先・型・量の点検が先、アルゴリズムの知識は後。知識として押さえるなら、返信への返信・滞在時間・プロフィールクリックが重視される方向は把握しておいて損はない。数字が横ばいではなく急に減った場合は原因の毛色が違うから、インプレッションが急に減ったときの切り分けを先に読んでほしい。
やめていい場合の話。目的に戻れ
最後に、やめる判断の話も正面からする。やめていい場合はある。
判断基準は1つで、何のために始めたかだ。
- 副業の集客のためなら、Xという手段をやめても、発信は続ける選択がある。文章が長く書けるタイプならnoteの始め方の通り、noteを主戦場にして、Xは告知だけの省エネ運用に切り替える手もある
- なんとなく流行っているから始めたなら、やめて時間を取り戻すのは合理的な判断だ
- 数字に追われて眠れない・機嫌が悪くなるなら、目的以前に距離を取るべきだ。発信は生活を良くする道具であって、生活を削る主人ではない
やめる・続けるの二択ではなく、目的に合う形に運用を作り替えるのが、実務の答えになることが多いんよ。
あわせて検索される疑問に、先に答えておく
フォロワーが増えても反応が減った。何が起きているのか
フォロワーの質と投稿のズレだ。伸びた時期の投稿テーマでフォローした人たちに、違うテーマの投稿を届け続けると、反応率は下がっていく。そして反応率の低下は、表示のされにくさに跳ね返る。対処は2つで、伸びたテーマに軸足を戻すか、テーマを移すと決めて一時的な数字の落ち込みを受け入れるか。中途半端に混ぜるのが一番数字を壊す。
投稿を消して作り直すべきか
アカウントの作り直しは、ほとんどの場合やらなくていい。過去の投稿は思っているほど見られておらず、方針転換はプロフィールと今日からの投稿で十分伝わる。作り直しが検討に値するのは、宛先を根本から変える場合(転職テーマ→育児テーマのような転換)だけだ。リセットの誘惑は、点検から逃げたい気持ちの別の顔であることが多いんよ。
よくある質問
Xを半年やってもフォロワーが増えません。原因は何ですか?
宛先・型・量の3つを順に点検する。誰向けか3秒で分かるか、伸びる投稿を分解したか、一周を回した回数は足りているか、だ。
Xのアルゴリズムのせいで伸びないのではないですか?
影響は実在するが主犯にするのは早い。同じ環境で伸びている人がいる以上、差は打ち手だ。先に自分側の3点を疑う方が回収が早い。
Xをやめたくなりました。やめてもいいですか?
目的次第だ。集客が目的なら発信の場所を変える選択がある。消耗が先に来ているなら離れていい。始めた目的に戻って決めることだ。
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宛先・型・量のセルフチェックリストを、公式LINEで無料配布している。やめるかどうかは、点検してから決めても遅くない。


