退職
辞表
じひょう
役員や公務員など、雇用契約ではない立場の人が職を辞する際に提出する書面のこと。一般の会社員が出す書面は、辞表ではなく退職届・退職願になる。
よくある誤解
ドラマの影響で「会社を辞める時は辞表」というイメージが定着しているが、一般社員に辞表は出番がない。取締役や執行役員が役職を退く時、公務員が辞職する時の言葉だ。会社員が辞表と書いて出しても実務上は退職届として扱われるだけだが、書類の名前を正しく使えるかは、退職手続き全体を落ち着いて進められているかのバロメーターでもある。
実務でどう関わるか
実務で知っておく価値があるのは、自分がどの立場かで出す書面が変わるという整理だ。雇用契約の社員なら退職届。役員を兼ねている場合は、役員の辞任と社員としての退職が別の手続きになることがあり、辞任届と退職届の両方が要るケースもある。管理職への昇進時に「実は役員扱いになっていた」という人は、退職時に手続きが変わるから、自分の契約形態を先に確認しておく。
