働き方
研修期間
けんしゅうきかん
入社後、実務に就く前に教育・訓練を受ける期間のこと。法律上の定義はなく、会社が任意に設ける運用上の期間になる。
よくある誤解
試用期間と研修期間はよく混同されるが、別物だ。試用期間は契約上の適性判断の期間で、研修期間は教育の期間を指す。「研修期間中は給料が安い・保険に入れない」という運用を見かけるが、研修中も労働時間であることに変わりはなく、賃金の支払いと保険の加入義務は通常どおり発生する。研修を名目にした無給や最低賃金割れは違法だ。
実務でどう関わるか
実務では、求人票に「研修期間◯ヶ月(給与△△円)」とある場合、その条件と期間終了後の条件の差を確認する。差が大きい、または研修期間の終了条件が曖昧(「一人前になるまで」等)な求人は、安い賃金を長引かせる余地を残している。面接で「研修は何を、どのくらいの期間で、終了の基準は何か」を聞いて、答えの具体性で会社の教育の本気度を測るのが実用的な使い方だ。
