働き方
休職
きゅうしょく
雇用を維持したまま、一定期間労働の義務を免除される仕組みのこと。法律上の制度ではなく会社の就業規則で定められるもので、期間・給与の扱い・復職の条件は会社ごとに異なる。
よくある誤解
「休職はキャリアの終わり」「戻る場所はなくなる」という恐怖が先行しがちだが、休職は辞めずに回復するために用意された仕組みで、壊れ切ってから退職するよりキャリアの連続性は守られる。一方で「どの会社にもある権利」というのも誤解で、休職制度の有無と中身は就業規則次第だ。自分の会社の制度を読んだことがない人が大半だが、読むのは限界が来る前がいい。
実務でどう関わるか
実務の入口は受診だ。医師の診断書が出れば、会社に休職を申し出る根拠になる。確認すべきは就業規則の3点で、休職できる期間の上限、給与の扱い(無給の会社が多く、その場合は傷病手当金で補う)、復職の手続き(産業医面談・復職判定)になる。休職期間の満了で復職できない場合の扱い(退職となる規定が多い)も先に知っておくと、期間中の計画が立てやすい。休職は逃げではなく、制度に基づいた療養だ。使うことに引け目は要らない。
