副業を始めたいが、プログラミングは難しそうだし、ライティングは書くのが苦手。デザインなら興味はあるが、自分にセンスがあるとは思えない。
そこで止まっているなら、前提を1つ直す。副業で最初に取れるデザインの仕事は、センスではなく型で決まる。揃える、そろえる、目立たせる。この3つを覚えると、大半の案件は形になる。順番を書く。
この記事の要点
- センスが要る領域と、型で足りる領域は分かれている
- 最初に覚えるのは3つ。揃える・そろえる・目立たせる
- 実績は自分で作る。架空の案件で作品を数点用意する
- 続かない人の詰まりどころは、学び続けて出さないことにある
センスが要る領域と、型で足りる領域
まず、この区別をつけておく。
センスと経験が要る領域——ブランドのロゴ、コンセプトから作る広告、世界観を作る仕事。ここは短期間では届かない。
型で足りる領域——バナー、資料、SNS投稿の画像、簡単な販促物。情報を整理して見やすくする作業が主になる。
副業で最初に取れるのは、後者だ。そして後者は、依頼が多い。企業も個人事業主も、日々発信のための画像を必要としている。
「デザインができない」と思っている人の多くは、前者を想像している。求められているものが違う。
最初に覚える型。3つでいい
具体的に何を覚えるかを書く。
1、揃える(整列)。要素の左端、上端を揃える。これだけで素人っぽさが消える。ばらばらに置かれているのが、最も目立つ素人の特徴になる。
2、そろえる(統一)。フォントは2種類まで、色は3色まで。種類を増やすほど散らかる。プロほど使う種類が少ない。
3、目立たせる(強弱)。一番伝えたい要素だけを大きく、濃く、目立つ色にする。全部を目立たせると、何も目立たなくなる。
この3つで、バナーも資料も8割は形になる。残りの2割が経験とセンスの領域だが、副業の入口ではそこまで求められない。
道具はCanvaのような無料で始められるものから入れる。道具の選択で悩む時間の方が無駄になる。Canvaを使った副業の実際はCanvaで副業を始める場合の記事に書いた。
実績ゼロから案件を取る手順
「実績がないから受けられない」で止まる人が多い。実績は自分で作る。
ステップ1、架空の案件で作品を数点作る。存在しないカフェの新メニュー告知、架空のセミナーの告知バナー、架空の商品のSNS画像。発注側は、あなたの職歴ではなく作れるものを見ている。
ステップ2、公開する。SNSでも、ポートフォリオのサービスでもいい。見られる場所に置かないと、判定材料にならない。
ステップ3、出品するか、知人の仕事を受ける。スキル販売のサービスに出品すると、実際の依頼の相場と需要が分かる。
*クリックすると公式サイトが開く。スキルを出品して販売できるサービスで、無料で登録できる。*
登録後の流れ|① 無料登録する(数分) → ② 作れるものを出品する → ③ 依頼が来たら制作して納品する
最初の1件は、相場より安くていい。評価と実績が付いた後に単価を上げる方が、動き出しは速い。ただし安いまま固定しないこと。3件受けたら価格を見直す。
独学で足りるか、講座を使うか
この領域は無料の教材が豊富なので、独学で始められる。
講座が意味を持つのは2つの場合だけだ。
- 完走の強制力を買いたい——独学で複数回止まっている人
- 体系的な順番で学びたい——何から手をつけるかで毎回迷う人
*クリックすると公式サイトが開く。Canvaを使ったデザインの学習プログラムで、内容と料金を確認できる。*
確認の流れ|① 公式サイトで内容と料金を見る → ② 学べる範囲が自分の目的と合うか判断する → ③ 受けるかどうかを決める
判断材料は、過去に独学を何回試して止まったかになる。1回も試していないなら、まず無料で1ヶ月やってから決める方が損が少ない。有料サービス全般の判断の考え方は副業の完全ガイドにも書いた。
続かない人の詰まりどころ。学び続けて出さない
最後に、一番多い失敗を書く。
学び続けて、作品を出さない。チュートリアルを見て、教材を読んで、次の教材に進む。この状態が半年続くと、スキルは付いても実績はゼロのままになる。
対処は1つ。1週間に1点、必ず公開する。質は問わない。出す回数だけを決める。
理由は2つある。出すと反応が返るから修正できるのと、出したものが実績として積み上がるからだ。学んだ量は誰にも見えないが、出したものは見える。
副業全般で最初の1歩が踏み出せない人は副業の始め方に、時間の作り方から書いた。
あわせて検索される疑問に、先に答えておく
デザインの副業は、どのくらい稼げますか
案件の帯で大きく変わる。バナー1点の単価は数千円の帯から始まり、資料作成やLPの制作まで広がると1件あたりの単価が上がる。現実的な話をすると、月数万円までは型と作業量で届く帯で、そこから先は単価の高い案件を取れるかで変わる。最初から月10万を前提に計画すると続かない。まず1件受注することを目標にする方が、結果的に早い。
AIで画像が作れる時代に、デザインを学ぶ意味はありますか
道具が変わっても、何を伝えるかを決める工程は残る。AIが出した候補から選ぶにも、揃っているか、統一されているか、伝えたいものが目立っているかを判定する目が要る。むしろ判定できない人はAIを使っても質が上がらない。型を覚える価値は、道具の変化とは別のところにある。ただし作業そのものは効率化されるため、AIを使わない選択は不利になるわ。
会社員が副業でデザインをやる場合、注意点はありますか
3つある。就業規則で副業が認められているか、現職の業務で使う素材やデータを流用していないか、そして納期を守れる時間があるか。特に3つ目が現実的な問題になる。本業が忙しい時期に納期が重なると、どちらも中途半端になる。最初は納期に余裕のある案件から受ける。住民税から会社に知られる経路の話もあるため、申告の扱いは先に確認しておくといい。
よくある質問
デザインの副業にセンスは必要ですか?
領域による。副業で最初に取れる案件の多くは、揃える・そろえる・目立たせるの型で形になる帯だ。
実績ゼロから案件を取るにはどうすればいいですか?
架空の案件で作品を数点作って公開する。実績がないから受けられないのではなく、実績は自分で作るところから始まる。
独学と講座、どちらがいいですか?
無料教材が豊富なので独学で始められる。講座は完走の強制力を買う場合に意味を持つ。まず1ヶ月やってから決める。
副業の始め方をLINEで無料配布中
型の覚え方と、最初の1件を取るまでの順番をまとめた資料を、公式LINEで無料配布している。センスではなく、出した回数で決まるわ。




