夕方になると目がしょぼしょぼして、画面の文字がにじむ。目薬でごまかしているが、毎日この繰り返しでいいのか。
原因は目そのものより環境にあることが多い。距離・明るさ・休憩。この3点を順に直す。
先に一文で。デスクワークの目の疲れは、画面との距離50cm以上・明るさの差を減らす・1時間ごとに遠くを見る、の3点で大半が軽くなる。
この記事の要点
- 主因は距離・明るさの差・休憩のなさ。この順で直す
- 画面は目から50cm以上。ノートPCはスタンドで上げると一石二鳥だ
- 暗い部屋で明るい画面、が一番目に来る組み合わせになる
- 痛み・かすみ・頭痛が続くなら、対策より眼科が先だ
原因1、画面が近すぎる
目は、近くを見続けるとピント調節の筋肉が緊張し続ける。画面と目の距離が50cm未満なら、まずここから直す。
ノートPCを机に直置きしていると、距離も近く、目線も下がる。スタンドで画面を持ち上げると、距離が伸びて、首の角度も同時に直る。
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*画面を上げて外付けキーボードと組む。web面接のカメラ角度も同時に直る(価格はAmazonで確認)*
文字が小さくて顔が近づいてしまう人は、画面の表示倍率を上げる。125〜150%にするだけで、無意識に近づく癖が消える。
原因2、明るさの差
暗い部屋で明るい画面を見るのが、目に一番負担のかかる組み合わせだ。画面だけが光っていると、瞳は画面と周囲の明るさの間で調整を強いられ続ける。
- 手元と部屋を明るくして、画面との差を減らす
- 画面の輝度は、白い画面が「まぶしい」と感じない程度まで下げる
- 窓が背後にあるなら、画面への映り込みも疲れの原因になる。机の向きで避ける
*手元が暗いと集中が続かない。web面接の顔映りにも効く(価格はAmazonで確認)*
デスクライトは目の負担を減らしながら、web会議の顔映りにも効く。1台で2役の道具だ。
原因3、休憩がない
集中していると、まばたきの回数は無意識に減る。目の表面が乾いて、しょぼつきとにじみが出る。
対策はシンプルで、1時間に1回、数メートル先を20〜30秒見る。窓の外でも、部屋の反対側の壁でもいい。近くを見続けた筋肉が、遠くを見る間だけ緩む。
スマホのタイマーを1時間で鳴らすだけで運用できる。道具ゼロで今日から効く対策は、実はこれだ。
夜のケア。温めて区切る
日中の対策と別に、酷使した日の夜のケアも書いておく。
*画面を見続けた日の目元を温める。休憩の区切りにもなる(価格はAmazonで確認)*
目元を温めると、こわばりが緩んで楽になる感覚が得やすい。寝る前のスマホをやめる区切りとしても機能するので、目と睡眠の両方に働く習慣になる。蒸しタオル(濡らしてレンジで温める)でも代用できる。
眼科へ行く基準。対策より先の場合がある
環境を直しても、こういう状態が続くなら眼科が先だ。
- 痛み・かすみ・頭痛がセットで続く
- 視力が落ちた実感がある(メガネ・コンタクトの度が合っていない疲れは、環境では直らない)
- 目の乾きが目薬でも改善しない
特に度の合っていないメガネは、疲れの隠れた主犯になりやすい。数年検眼していないなら、環境より先にそこを疑っていい。
よくある誤解
「ブルーライトカットさえすれば解決する」。日常の疲れの主因は距離・明るさ・休憩で、ここを放置してカット系のグッズだけ足しても体感は変わりにくい。順番として、まず3点を直す方が早い。
「目の疲れは我慢するしかない職業病だ」。環境要因の疲れは、環境を変えれば減る。毎日のことだからこそ、数千円と設定変更で直る部分を放置するのはもったいない。
よくある質問
在宅と出社で疲れ方が違います。なぜですか?
机・椅子・照明・画面の高さが違うからだ。疲れる方の環境を、疲れない方に寄せていくと原因が特定できる。在宅側の整え方は在宅勤務のデスク環境で書いた。
目の疲れと一緒に、肩こりと頭痛もあります
目・首・肩の疲れは連動していることが多い。画面の距離と高さを直すと、3つ同時に軽くなるケースがよくある。それでも続くなら、我慢せず受診してほしい。
デスクの環境で、次に迷うところ
- 在宅勤務のデスク環境|目だけでなく、首・腰まで含めた最小構成はこちら
- 仕事のストレスで出る症状|体のサインが目以外にも出ているなら、負荷の総量を見直す段階だ
いま全部そろえる必要はない。必要になった時に、この順で見に来ればいい。
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