独立したら、自由に時間を使えると思っていた。ところが、朝から夜まで働いている。休日も連絡を返している。フリーランスは1日何時間働くのが普通なのか。どう決めればいいのか。

フリーランスの労働時間は、誰も決めてくれない。決めないと、朝から夜まで働き続ける。先に終わりの時間を決め、稼ぎたい額から逆算して働く時間を出せ。時間を増やす前に、単価と断る仕事を見直せ。

この記事の要点

  • 終わりの時間を決める人がいないので、決めないと長くなる
  • 稼ぎたい額と単価から逆算して、月と1日の時間を出す
  • 時間を増やす前に、単価、断る仕事、仕組み化の3つを見直す
  • 作業の時間と連絡の時間を分ける

労働時間が長くなる理由

理由中身
終わりを決める人がいない定時がないので、誰も止めない
仕事を断れない収入が減る不安で全部受ける
単価が低い収入を時間で埋めるしかない
連絡に即応する作業が細切れになり、長く働いても進まない

1日何時間働くかの決め方

順出す物中身
1月の手取りの目標暮らしに要る額と貯金
2月の売上の目標手取りに、税金と社会保険料と経費を足す
3時間あたりの単価今の仕事の報酬を、かかった時間で割る
4月に働く時間売上の目標を単価で割る
51日に働く時間月に働く日数で割る
6終わりの時間始める時間に足して、終わりを決める

計算の例

項目例
月の売上の目標50万円
時間あたりの単価5,000円
月に働く時間50万円÷5,000円で100時間
月に働く日数20日
1日に働く時間5時間

単価が2,500円なら200時間、1日10時間になる。長すぎると感じたら、時間でなく単価を見直す。単価の決め方はフリーランスの単価の決め方に書いた。

作業の時間と連絡の時間を分ける

時間中身
作業の時間通知を切って、まとめて作業する
連絡の時間決めた時間にまとめて返す
終わりの時間決めた時間に作業も連絡も止める

客には「連絡は◯時と◯時にまとめて確認しています」と一度伝えておく。急ぎの連絡の手段だけ別に決める。1日の組み方はフリーランスの時間管理に書いた。

時間を増やさずに収入を上げる3つ

方法中身
単価を上げる新しい客から上げ、次に更新の時期の客へ
断る仕事を決める単価が低い、修正が多い、連絡の多い仕事は受けない
繰り返す作業を仕組みにする請求、見積、定型の返事、下書きをひな形とAIで短く

週3日だけ働く形の現実はフリーランスで週3だけ働くに書いた。

休日の決め方

決めること中身
休む曜日週に何日休むかを先に決める
休日の連絡返さないか、返すなら時間を決める
長い休み年に何回取るかを先に決め、客に早めに伝える

家族がいる時の時間の組み方

家族の予定を先に置き、残りの時間に作業を入れる。保育園の送り迎えや食事の時間を先に決めると、終わりの時間が自然に決まる。家族の時間を減らさない働き方はフリーランスと家族の時間に書いた。

長く働きすぎているサイン

サイン動き方
休日も仕事のことを考え続ける休む曜日を決め直す
眠りが浅い終わりの時間を早める
単価の低い仕事で埋まっている断る条件を決める
作業が進まないのに長く座っている連絡の時間を分ける

私はフリーランス4年目で、男性で1年の育休を取った経歴がある。

働く時間は、稼ぎたい額と家族の時間から先に決め、残りに仕事を入れる形にすると長くならない。時間で埋めるより、単価と受ける仕事を選ぶ方が、同じ収入で時間が残る。

会社を出た人の単価の決め方と断り方は、私が運営しているメンバーシップ孔明の自由帳で週2本出している。何が読めるかは募集ページに書いてある。中身と向かない人は孔明の自由帳とはに書いた。

よくある質問

フリーランスは会社員より長く働くのか

決めなければ長くなりやすい。決めれば会社員より短くできる。通勤と会議がない分、同じ仕事を短い時間で終えられることが多い。

独立1年目は長く働くべきか

最初は客を作るために時間が増えることがある。ただし、終わりの時間は1年目から決めておく。決めないまま2年目に入ると、長く働く形が固まってしまう。

夜や休日にしか集中できない

集中できる時間に作業を置いていい。大事なのは、総時間と終わりを決めることだ。夜に作業するなら、朝の連絡はまとめて昼に返すなど、客との約束の時間を決めておく。