ハローワークに給付金の相談に行きたいが、何を聞かれるのか分からなくて腰が重い。志望動機みたいなものを用意すべきなのか。
即答する。聞かれるのは事実確認だけだ。審査面接ではない。雇用保険の加入状況、受けたい講座、学ぶ目的。この3つに普通に答えられれば何も問題ない。身構える要素はゼロだ。
この記事の要点
- 聞かれるのは加入状況・講座・目的の3つ。事実確認の質問だ
- 受給資格は雇用保険の記録で決まる。話の上手さは関係ない
- 持ち物は本人確認書類とマイナンバーが基本線だ
- 専門実践を使う場合だけ、事前のキャリアコンサルティングが別に要る
聞かれること3つ。全部そのまま答えればいい
1、雇用保険の加入状況。いま働いているか、どこで何年働いているか、辞めた場合はいつ辞めたか。これは受給資格の確認のためで、正確に思い出せなくても大丈夫だ。窓口側が支給要件照会であなたの雇用保険の記録を調べて、対象かどうかを公式に回答してくれる。あなたの記憶より記録が正だから、曖昧なら曖昧なまま相談していい。
2、受けたい講座・分野。決まっていれば講座名を、決まっていなければ「Web系のスキルを学びたい」程度の粒度で伝える。講座が未定のまま相談に行っても全く問題ない。対象講座の検索システムの使い方を教えてもらえるし、分野の相談にも乗ってくれる。
3、学ぶ目的。転職のためか、今の仕事の幅を広げるためか。これは案内を適切にするための質問で、回答の立派さで支給が決まる仕組みではない。「事務からWeb系に移りたいので」くらいの正直な一言で足りる。
当日の流れと持ち物。30分見ておけば足りる
流れはシンプルだ。総合受付で「教育訓練給付金の相談」と伝える→担当窓口へ案内される→上の3つを話す→支給要件照会の手続き→対象なら申請の手順と必要書類の説明を受ける。混雑がなければ30分程度で終わる。
持ち物は、本人確認書類(運転免許証など)とマイナンバーの分かるものが基本線だ。雇用保険被保険者証や離職票が手元にあれば持って行くと話が早いが、なくても照会はできる。制度の全体像を予習してから行きたい人は教育訓練給付金の使い倒し方を読んでおくと、窓口の説明が一度で頭に入る。
専門実践を使うなら。キャリアコンサルティングが別に要る
1つだけ、事前に知っておくと慌てない話がある。戻り率の高い専門実践教育訓練(条件次第で最大80%。条件の分解はこちら)を使う場合、通常の相談とは別に訓練前キャリアコンサルティングという面談を受けて、ジョブ・カードという書類を作る必要がある。
これも審査ではなく、学ぶ計画をキャリアコンサルタントと一緒に言語化する場だ。中身と受け方はジョブ・カードとキャリアコンサルティングで書いた。受講開始の1ヶ月前までなど期限の決まりがあるため、専門実践を狙う人は講座の開始日から逆算して早めに動くのがコツになる。
窓口は、給付金を出し渋る敵ではない。制度を使わせるための窓口だ。準備ゼロで行って、記録で確定させて帰ってくればいい。
よくある質問
在職中でも平日に行くしかないですか?
ハローワークは平日日中が基本だが、一部の窓口は夜間や土曜に開いている日がある。管轄のハローワークの開庁時間を先に調べてから行くと無駄足がない。
相談したら受講を強制されませんか?
されない。相談と照会だけして、受講しない選択も普通にできる。対象かどうかを知ってから考える、という使い方でいい。
給付金の申請手順の資料をLINEで無料配布中
相談から申請までのチェックリストを、公式LINEで無料配布している。窓口は怖い場所ではない。行った人だけが割引を持ち帰る場所だ。
