キャリアコーチングを調べて、料金表で手が止まった。数十万円。払えない。でも、この払えなさに焦りが重なって余計に苦しい。
即答する。払えないなら、払わなくていい。無料でできる代替から始めるのが正しい順番だ。その上で、払う価値が出る条件も正直に書く。先に立場も明かしておくと、このサイトはコーチングの紹介リンクを扱う紹介側だ。だからこそ、無料側から順に書く。
この記事の要点
- 数十万円の相場は事実。生活を圧迫してまで払うものではない
- コーチングの中身の一部は、無料の型と診断と無料相談で代替できる
- 無料相談だけ受けて持ち帰るのは、正当な使い方だ
- 払う価値が出るのは、無料の手を試し尽くしても詰まりが残る人だ
無料の代替1。紙とペンの自己分析
コーチングの中身を分解すると、問いを立てる→言語化を促す→整理して返すの反復だ。このうち問いは、自分にも立てられる。
- この1年で、時間を忘れて取り組んだ仕事は何か
- 逆に、毎回消耗する業務は何か。その共通点は何か
- 5年上の先輩の働き方を、自分は欲しいか
この型の全体は人生のモヤモヤと仕事の整理で書いた。1人で書くのが続かないなら、週1回30分と決めてカフェでやる。数十万円の何割かは、この作業の伴走料だと分かった上で、まず自走を試す価値はある。
無料の代替2と3。診断と、無料初回相談
代替2、無料診断で言語化の入口を作る。当サイトの診断は無料・登録不要で、モヤモヤの型を仕分ける入口に使える。
3分で診断:市場価値タイプ診断——あなたの強みの型と売り方を8問で判定する。無料・登録不要。
代替3、コーチング各社の無料初回相談。ほとんどのサービスは初回相談が無料だ。無料相談だけ受けて持ち帰るのは、ずるでも冷やかしでもなく正当な使い方になる。1回の相談でも、プロの問いの立て方は体験できる。無料相談で何が起きるか、営業への備えは無料面談では何を話すのかで書いた通りだ。
*クリックすると公式サイトが開く。求人紹介をしないキャリアコーチングで、初回の相談は無料だ。*
相談の流れ|① 無料相談を申し込む → ② 悩みと詰まりを話し、進め方の説明を受ける → ③ 料金と期間を聞いて、持ち帰って決める
繰り返すが、この場で契約する必要はない。持ち帰って、家計と相談して決めればいい。
払う価値が出る人の条件。ここも正直に
では数十万円に価値が出るのはどんな場合か。紹介側の立場を差し引いて、条件を絞る。
1、無料の手を試し尽くした。自己分析も診断も壁打ちもやったが、同じ場所で詰まり続けている。2、詰まりの放置が高くつく状況にいる。消耗で心身が削れ続けている、転職の判断を誤ると数百万円単位で響く岐路にいる。3、支払いが生活を壊さない。貯金を空にして払うのは本末転倒だ。
3つ揃って初めて、時間を金で買う話として成立する。各社の料金と型の比較はキャリアコーチングのおすすめ比較にまとめた。揃っていないなら、今日のところは紙とペンと無料診断で十分だ。払えないことは、あなたの本気度の欠如ではないんよ。
無料相談を最大限使う。持って行く3つの材料
無料相談だけで持ち帰ると決めたなら、手ぶらで行かない方が得られるものが増える。
1、いまの詰まりを1文にしておく。「このままでいいのか分からない」でいい。曖昧なままでも、1文にしてあると相手の問いが具体的になる。
2、これまでに自分で試したことを言えるようにする。自己分析をやった、診断を受けた、転職サイトを見た。試した範囲が伝わると、その先の話から始められる。
3、聞きたいことを2つ決める。「私の詰まりは、よくあるパターンのどれに近いですか」「自力でやるなら、次に何をやるべきですか」。この2つは、契約しない前提でも答えてもらえる質問だ。
この準備で、1回の無料相談から持ち帰れる量が変わる。料金の説明を聞いて持ち帰るのは、正当な使い方だ。契約しない申し訳なさで即決するのが一番よくない。無料相談の場で何が起きるかは無料面談では何を話すのか、各社の比較はキャリアコーチングのおすすめ比較にまとめてある。
料金の相場と、高い理由
数十万円という料金の根拠は、企業からの報酬がなく利用者の支払いだけで成り立つ仕組みにある。型ごとの目安と、払う前に確認する5点はキャリアコーチングの相場の記事で書いた。
よくある質問
分割払いなら受けるべきですか?
分割で払えるかではなく、総額が生活を壊さないかで判断すべきだ。支払いの不安を抱えたままのコーチングは、効果の面でも割が悪い。
転職エージェントの無料面談で代わりになりますか?
一部はなる。ただしエージェントは求人紹介が本業のため、転職前提の壁打ちになりやすい。転職するか自体を迷う段階の整理は、自己分析の型か診断の方が向いている。
自己分析の型をLINEで無料配布中
コーチングで使われる問いを自走用に直したシートを、公式LINEで無料配布している。金がないなら、まず紙で戦え。それで足りる人は案外多い。


