転職活動を一旦やめるからエージェントを退会したい。でも、また使いたくなった時に再登録できないなら困る。それが引っかかって退会ボタンを押せない。
即答する。再登録はできる。大手エージェントは退会後の再登録を普通に受け付けているし、出戻りの利用者は山ほどいる。安心して退会していい。
この記事の要点
- 大手エージェントは退会後の再登録が基本的に可能だ
- 出戻りは珍しくない。転職活動は中断と再開を繰り返すのが普通だからだ
- 個人情報を完全削除した場合は、新規登録扱いでゼロから始まる
- 数ヶ月休むだけなら、退会より連絡停止の方が手間が少ない
再登録できる。事業者側の構図で考えれば分かる
エージェントの収益は、あなたが転職に成功した時の成功報酬だ。つまり再登録の希望者は、事業者から見れば戻ってきてくれた見込み客で、断る理由がない。「一度退会した人お断り」という運用をする合理性が、そもそも存在しないんよ。
実際、転職活動は数ヶ月やって中断し、1〜2年後に再開するのが普通のリズムだ。事業者側もそれを前提にサービスを組んでいる。前回途中でやめた気まずさを感じる必要はない。担当者は変わっていることも多いし、変わっていなくても向こうは仕事として淡々と対応する。
データの扱い。退会の仕方で再登録後が変わる
退会には実質2段階ある。
- 利用停止(連絡停止)|登録情報は残る。再開時は連絡1本で前回の続きから始められる
- 個人情報の削除を伴う退会|経歴書や面談記録も消える。再登録は新規扱いで、面談からやり直しになる
数ヶ月単位の中断なら、削除まではしない方が楽だ。「活動を休止するので連絡を止めてほしい」と伝えるだけでいい。この伝え方の文面は断り文面35選のG(利用自体をやめる4文面)にある。一方、個人情報を残したくない、その会社をもう使う気がないなら削除依頼まで進めばいい。削除は個人情報保護法上の請求として対応される。
なお、応募履歴だけは注意が要る。前回の活動で応募した企業の記録は、再登録しても企業側に残っていることがある。同じ企業への再応募は、前回から一定期間空いていないと選考対象にならない運用が多い。
退会すべきか迷っているなら。判断の分かれ目
退会を考える理由で対応が変わる。
活動を中断したいだけなら、連絡停止で足りる。担当が合わないなら、退会より担当変更が先だ(対応がひどい時の対処に手順がある)。会社ごと見限る前に、担当を替えると景色が変わることは実際多い。しつこい連絡を止めたいだけなら、退会せずとも連絡頻度の指定ができる(エージェントの断り方に文面がある)。
つまり、退会は選択肢の1つでしかなく、しかも取り返しがつく選択だ。「再登録できなくなるかも」を理由に、使っていないサービスに登録を残し続ける必要はないんだわ。
再登録のタイミングにも触れておく。再開するなら、求人が動く時期に合わせると効率がいい。年度替わりの1〜3月と、下期開始前の8〜9月は求人の入れ替わりが大きい。休止中も市場は動いているから、再登録の面談では「前回から経歴に何が足せたか」を一言用意しておくと、紹介の質が前回より上がった状態で再開できる。
よくある質問
再登録したら前回の担当者に当たりますか?
当たることもあるが、担当の変更は希望できる。前回の気まずさが理由なら、再登録時に「新しい担当を希望」と一言添えれば済む。
退会したのに連絡が来るのはなぜですか?
グループ内の別サービスの登録が残っているケースが多い。退会依頼の際に「関連サービス含めて停止」と明記すると漏れがない。
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