ノルマと数字に追われる毎日から、事務の仕事に移りたい。でも事務は未経験だし、年収も下がると聞く。この転職は現実的なのか。
即答する。現実的だ。ただし狙う事務の種類で難易度がまるで違う。営業経験が武器になる事務から入るのが正解で、年収の下げ幅は先に決めておく。順に書く。
この記事の要点
- 営業経験が武器になるのは、営業事務・カスタマーサポート・人材系事務だ
- 未経験可の一般事務は激戦区。営業経験が評価軸に乗らないまま埋もれる
- 年収はインセンティブが消える分下がるのが基本線。許容額を先に決める
- 書類では、営業の実績を「支える側の能力」に翻訳して書く
狙う事務の種類。営業経験が評価される場所から
事務と一括りにせず、営業経験が評価軸に乗る職種から狙う。
営業事務。見積・受発注・顧客対応の窓口。営業の動きが分かる事務は、営業チームから見て一番ありがたい存在だ。あなたは営業が何に困るかを知っている側にいる。
カスタマーサポート・インサイドセールス寄りの職種。顧客との対話経験がそのまま業務スキルになる。電話やメールでの折衝に慣れていることは、事務未経験のハンデを打ち消す材料だ。
人材業界の事務・アシスタント。求職者対応や企業とのやり取りがあり、対人経験が価値になる。
逆に、条件だけで人気の一般事務は応募が集中し、事務経験者と比較される場所になる。ノルマのきつさから離れたい気持ちの整理は営業ノルマが精神的にきつい人へで書いた通りで、離れ方にも選び方がある。
年収の現実。下げ幅を先に決める
正直に書く。営業から事務への転職は、年収が下がるのが基本線だ。インセンティブと営業手当が消え、事務職の給与テーブルに乗り直すからだ。下げ幅は前職の構成次第だが、数十万円単位を見込んでおく方が現実的になる。
大事なのは、下がることではなくいくらまでなら生活が成立するかを先に計算しておくことだ。感覚で受けると、内定の場で判断がぶれる。計算の手順は年収が下がる時の許容ラインで書いた。ノルマのストレスが消える価値、長く続けられる価値も天秤に乗せて、総合で決めればいい。
書類の翻訳。売る側の実績を、支える側の言葉に
職務経歴書では、営業の実績をそのまま並べない。事務の評価軸に翻訳する。
- 売上○○万円達成 → 数字管理と進捗管理の経験として書く
- 顧客50社を担当 → 多件数の並行対応と優先順位づけの証明にする
- クレーム対応 → 一次対応と関係修復の折衝力として書く
書き方の型は事務職の自己PRの例文がそのまま使える。件数・時間・正確さで数字を作る方式だ。
活動の進め方は、在職中ならスカウト型に経歴を置いて待つ形が営業の激務と両立しやすい。
*クリックすると公式サイトが開く。経歴を登録しておくと、企業からのオファーが届く仕組みだ。*
登録後の流れ|① 経歴を登録する(後から追記できる) → ② 公開範囲を設定する(現職企業をブロックできる) → ③ 企業からのオファーを待つ。届いたものだけ見ればいい
よくある質問
事務のパソコンスキルはどの程度必要ですか?
ExcelとWordの基本操作が入口の条件になる。営業でSFAや見積システムを使っていたなら、その操作経験も書類に書ける材料だ。
営業に戻りたくなったら戻れますか?
戻れる。営業は常に採用需要のある職種で、事務を経験してから営業事務→営業企画のように、両方を知る側で戻る道もある。片道切符ではない。
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営業経験の翻訳シートと事務職の選び方を、公式LINEで無料配布している。逃げたい先ではなく、活きる先を選べば、この転職は成功しやすい。


