一人社長として売上目標を置きたい。だがいくらにすればいいか分からない。高くすると時間がなくなる。低くすると不安だ。月で置くべきか年で置くべきか。

先に言う。一人社長の売上目標は、売上から決めるな。手取りと時間の上限から逆算しろ。上げすぎると一人の意味が消える。先に決める3つ、逆算の手順、年で置く理由、上げすぎると起きること、達成した後に何を上げるか、私の置き方を書く。

先に一文で。一人社長の売上目標は欲しい手取り・働く時間の上限・やらない仕事の3つを先に決めて手取り→役員報酬と社会保険料→経費→売上の順で逆算し、波があるので月ではなく年で置き、上げすぎると時間が消えて雇う話になり一人の意味がなくなるので、達成後は売上ではなく時間の余裕と単価を上げるのが正解だ。

この記事の要点

  • 先に手取り・時間・やらない仕事
  • 逆算で売上を出す
  • 年で置く
  • 達成後は時間と単価を上げる

売上目標より先に決める3つ

決めるもの中身
欲しい手取り生活費と貯金と投資の合計
働く時間の上限週何時間で回すか
やらない仕事下限以下、会う仕事、範囲が広がる仕事

3つが決まっていないと、売上目標は意味を持たない。売上から決めると、時間とやらない仕事が後回しになり、一人で回らなくなる。

目標の逆算

  1. 欲しい手取りを決める
  2. 手取りを出すための役員報酬と社会保険料を計算する
  3. 経費を足す
  4. 合計が必要な売上

役員報酬の決め方は一人社長の役員報酬の決め方に、年収の現実は一人社長の年収の現実に書いた。

月ではなく年で置く理由

一人社長の売上は、月ごとに波がある。月で置くと、少ない月に焦って安い案件を受ける。

年で置いて、四半期ごとに進み具合を見る。月の数字は見るが、目標にはしない。年の目標を12で割った額を目安に持ちつつ、月の上下は波として扱う。

目標を上げすぎると起きること

時間が消える。

売上を上げるために案件を増やすと、働く時間の上限を超える。超えると、外注か雇用の話になる。人を雇うと管理が増え、決めることが増え、一人で回していた意味がなくなる。

一人社長の売上目標には、上限がある。時間の上限が、売上の上限だ。1日の形は一人社長の1日の時間割の現実に書いた。

目標を達成した後に何を上げるか

売上ではない。時間の余裕と単価だ。

同じ売上を、少ない時間で出す方向に目標を置く。単価を上げて案件を減らす。月額を増やして波を減らす。売上を上げ続ける目標は、一人社長には向かない。

私の売上目標の置き方

私は売上目標を、年で置いている。先に決めているのは、家族の時間を守れる週の時間の上限と、営業と会議をしないことだ。

その上限の中で出せる売上が、目標だ。上限を超える案件は受けない。売上が目標を超えた年は、翌年の目標を上げなかった。時間の余裕を増やした。全体は一人社長の完全ガイドに書いた。

よくある質問

Q. 売上目標はどう決めるか

手取り、時間の上限、やらない仕事を先に決めて逆算する。

Q. 月と年のどちらか

年で置く。月は波として扱う。

Q. 上げすぎると

時間が消えて雇う話になり、一人の意味がなくなる。達成後は時間と単価を上げる。