自己分析をやり直したい。でも社会人の自己分析って、就活生の頃と同じでいいのか。本を買うべきか。
まず前提が違う。社会人は過去の掘り起こしでなく、職務経験の棚卸しが軸だ。その上で、本と診断の使い分けを書く。
先に一文で。社会人の自己分析は職務経験の棚卸しが軸で、書き方に詰まるなら書き込み式の本、強みが分からないなら無料診断が先に効く。
この記事の要点
- 社会人の自己分析は、学生時代の話でなく職務経験が材料になる
- 手が止まる原因で選ぶ。書き方なら本、強みが不明なら診断
- 本は書き込み式を選ぶ。読むだけの本では終わらない
- 診断コードつきの本は中古を避ける(使用済みの可能性)
社会人と就活生で、やることが違う
就活生の自己分析は、バイト・サークル・ゼミから自分の傾向を探す作業だった。社会人は違う。材料が職務経験にあり、しかも成果という客観的な形で残っている。
だからやることはこうなる。
- やった仕事を全部書き出す(プロジェクト・担当業務・改善したこと)
- 成果を数字で拾う(売上・件数・時間短縮・人数)
- その中で、力が出た場面と消耗した場面を仕分ける
- 共通項を言葉にする
学生時代のエピソードを掘り返す必要は、ほとんどない。手順の詳細は社会人の自己分析のやり方で書いた。
手が止まる原因で、本か診断かを選ぶ
原因が「書き方が分からない」なら、本。何をどの順で書けばいいか、フレームが欲しい状態だ。この場合は書き込み式のワークブックが効く。
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原因が「自分の強みが分からない」なら、診断が先。自分の傾向は、自分では見えない。外部の物差しで一度言語化してもらう方が速い。
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診断つきの本を買うなら、中古を避ける。アクセスコードは1回限りの使用で、中古だと既に使われていて診断できないことがある。ここは実際に起きるので注意してほしい。価格は変動するので、購入時にAmazonで確認してほしい。
買わずに測るなら、無料診断から
本を買う前に、無料で外部の視点を入れる手もある。
3分で診断:適職診断(無料・登録不要)
無料の診断で出た結果を、上の棚卸しと照合する。一致する部分があなたの核で、そこが職務経歴書と面接で語るべき強みになる。診断結果を実際に使う手順は適職診断の結果の活かし方で書いた。
順番としては、無料診断→棚卸し→足りなければ本が、金銭的にも時間的にも効率がいい。
本を選ぶ時の2条件
条件1、書き込み式であること。自己分析は、読んで理解する作業ではなく、書いて言語化する作業だ。読むだけの本を読み終えても、自己分析は1ミリも進んでいない。ワークシートがついている構成を選ぶ。
条件2、社会人向けであること。就活生向けの本は、学生時代のエピソードを掘る構成になっている。社会人が読むと、材料の前提が合わない。書店で目次を見て、職務経験の棚卸しに触れているかを確認する。
結果を職務経歴書に変える
自己分析は、それ自体が目的ではない。出口は2つだ。
職務経歴書の自己PR。言語化した強みを、実績で証明する形に変える。「分析力が強みです」でなく「データを根拠に◯◯を改善し、□□%の効果を出した」と書く。診断結果は下書き、実績が本文になる。
面接の受け答え。強みと、その裏返しの苦手を、セットで言えるようにする。「逆に苦手なことは」という質問に、自覚と対処を添えて答えられる人は、面接で強い。
読む本の全体像(考え方・実務・逆算の3段)は転職本は何を読むべきかで書いた。自己分析の本は、その第1段の手前に置く位置づけになる。
よくある誤解
「自己分析は完璧に終わらせてから応募すべきだ」。終わらない。自己分析は、面接を受けるたびに更新される。7割で出て、面接で磨く方が精度が上がる。完璧を待つと、求人の方が先に消える。
「診断結果が自分の感覚と違うなら、その診断は外れている」。外れて感じる結果には2種類ある。本当に外れているものと、自覚していない自分を指しているものだ。身近な人に見せて「当たってると思う?」と聞くと、仕分けられる。
よくある質問
何冊も読んだのに、まだ強みが分かりません
読むフェーズを終えて、書くフェーズに移る合図だ。本を1冊選んでワークを最後まで埋める、または第三者(エージェントの面談)に棚卸しを手伝ってもらう。自己分析は1人でやると精度が上がりにくい作業でもある。
転職しないけど自己分析をやる意味はありますか?
ある。現職での評価面談や、社内の異動希望でも、自分の強みを言語化できているかで通り方が変わる。転職しない人の棚卸しは、次に動く時の初速にもなる。
転職の資料をLINEで無料配布中
自己分析1枚シート(棚卸し→強み→実績の変換テンプレ)を公式LINEで無料配布している。読むだけでは終わらない。書いた人から、言葉が武器になる。



