人材業界に転職したい。未経験でも入れると聞く。人の役に立つ仕事に見える。だが、きついとも聞く。年収はどうか。職種の違いが分からない。
先に言う。人材業界の未経験転職は、入口が一番広い業界の1つだ。人材紹介のアドバイザー、派遣のコーディネーターと営業、求人広告の営業。20代と30代前半なら未経験で入れる。だが数字の圧が強く、3年で半分が辞める。職種の違いと圧の質を知って入れ。現実、職種の違い、入口、年収、きつい点、向く人、前職の訳し方、志望動機、面接、年齢、辞める人と次を書く。
先に一文で。人材業界への未経験転職は人材紹介のCAとRAと両面型・派遣の営業とコーディネーター・求人広告の営業・RPO・HRテックのインサイドセールスとCSに20代と30代前半なら入れると知った上で、年収は350〜450万円から成果で500〜700万円で人材紹介は振れ派遣とRPOとHRテックは安定すると分かり、数字とKPIの圧と求職者と企業の板挟みと内定の辞退と電話の量と長時間と両面型の負荷がきつい点で3年で半分が辞めると知り、営業をRAと広告の営業に接客をCAとコーディネーターにコールセンターをインサイドセールスに人事をRPOに訳し、志望動機に人の役に立ちたいと書かず数字と面談の経験を書くのが正解だ。
この記事の要点
- 入口が一番広い。20代と30代前半なら入れる
- 職種で圧の質が違う。紹介は振れ、派遣とRPOは安定
- 3年で半分が辞める。きつい点を知って入る
- 業界の経験は次の転職で売れる
人材業界の未経験転職の現実
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 入口 | 広い。紹介、派遣、広告、RPO、HRテック |
| 年齢 | 20代と30代前半なら未経験で入れる |
| 圧 | 数字とKPI。3年で半分が辞める |
| 年収 | 成果で上がる。職種で振れ方が違う |
| 出口 | 業界の経験は、営業と人事と事業会社で売れる。線は人材業界から転職するに書いた |
入りやすさと、きつさは同じ理由だ。離職が多いから常に採用している。
職種の違い
| 職種 | 仕事 | 相手 | 数字 | 圧 |
|---|---|---|---|---|
| 人材紹介のキャリアアドバイザー(CA) | 求職者の面談と求人の提案と選考の支援 | 求職者 | 面談数、推薦数、内定数、入社数 | 強い。夜の面談 |
| 人材紹介のリクルーティングアドバイザー(RA) | 企業への営業。求人の獲得と条件の調整 | 企業 | 求人の獲得数、成約数 | 強い。営業 |
| 両面型 | 1人でCAとRAの両方 | 両方 | 全部 | 一番強い。特化型に多い |
| 人材派遣の営業 | 企業への派遣の提案 | 企業 | 稼働人数、売上 | 中 |
| 人材派遣のコーディネーター | 派遣のスタッフの登録と面談とマッチング | スタッフ | 稼働人数、定着 | 中。安定 |
| 求人広告の営業 | 企業への求人媒体の掲載の提案 | 企業 | 掲載数、売上 | 強い。新規の開拓 |
| 採用代行(RPO)・採用コンサル | 企業の採用の実務と仕組み作りの代行 | 企業 | 採用数、納期 | 中。安定 |
| HRテックのインサイドセールス・CS | 人材のITの営業と導入の支援 | 企業 | 商談数、継続率 | 中 |
| 転職サイトと媒体の運営 | 求人媒体の企画と運用 | 企業と求職者 | PVと応募 | 中 |
| 研修・組織のコンサル | 企業の研修と組織の支援 | 企業 | 受注 | 経験者 |
大手の人材会社の中途の実態はリクルートに中途で入るに書いた。大手と中小と特化型で、圧の質が違う。
入りやすい入口
| 入口 | 誰が入れる | 年収 | その後 |
|---|---|---|---|
| 人材紹介のCA | 接客と販売と面談の経験。20代と30代前半 | 350〜450万円。成果で上 | CAのリーダー、RA、事業会社の人事 |
| 人材紹介のRA | 営業の経験 | 350〜450万円。成果で上 | 営業の管理、事業会社の営業 |
| 派遣の営業 | 営業の経験 | 350〜450万円 | 営業所の管理 |
| 派遣のコーディネーター | 接客と事務と面談の経験 | 320〜420万円 | コーディネーターのリーダー、人事 |
| 求人広告の営業 | 営業の経験。20代の未経験も | 350〜500万円。成果で上 | 営業の管理、事業会社の営業 |
| RPOのアシスタント | 事務と人事の経験 | 350〜450万円 | RPOの担当、採用コンサル、事業会社の人事 |
| HRテックのインサイドセールス・CS | コールセンターと営業とCSの経験 | 400〜550万円 | HRテックの企画、事業会社 |
年収の現実
| 職種 | 年収 |
|---|---|
| 派遣のコーディネーター | 320〜420万円。安定 |
| 派遣の営業、人材紹介のCAとRA、求人広告の営業 | 350〜450万円から。成果で500〜700万円。出せないと350万円で止まる |
| RPO、HRテック | 400〜550万円。安定 |
| 特化型とハイクラスの紹介 | 成果で1000万円超もある。振れが大きい |
| 大手と中小 | 大手は制度と固定が整う。中小と特化型はインセンティブの比率が高い |
年収を上げるなら人材紹介の成果、安定を取るなら派遣とRPOとHRテックだ。
きつい点
| きつい点 | 中身 |
|---|---|
| 数字とKPIの圧 | 面談数、推薦数、面接の設定数、内定数、入社数を毎週追う |
| 求職者と企業の板挟み | 求職者の望む条件と企業の条件の間で両方に説明する |
| 内定の辞退と早期の退職 | 成約が消える。入社後に早く辞めると売上が返る(返金の規定) |
| 電話とメールの量 | 1日に数十の連絡 |
| 長時間 | 求職者の面談が夜と土日になる |
| 両面型の負荷 | 企業と求職者の両方を1人で。負荷が倍 |
3年で半分が辞める。きつい点を知って入る。
ここまでのまとめ
・入口が一番広い。20代と30代前半なら入れる
・職種で圧の質が違う。紹介は振れ、派遣とRPOは安定
・3年で半分が辞める。きつい点を知って入る
向く人と向かない人
| 向く | 向かない |
|---|---|
| 人と話して数字を作るのが苦でない | 数字で評価されたくない |
| 人の転職に手応えを感じる | 人の人生に関わる責任が重すぎる |
| 断られることに慣れている | 断られると止まる |
| 電話と対面で速く動ける | じっくり1つの仕事をしたい |
| 求職者と企業の両方の事情を聞ける | どちらか一方の味方になりたい |
前職の経験の訳し方
| 前職 | 人材業界で | 入口 |
|---|---|---|
| 営業(無形・法人) | RA、派遣の営業、求人広告の営業 | RA、広告 |
| 接客・販売・カウンセラー | CA、コーディネーター | CA |
| コールセンター | インサイドセールス、CA | HRテック |
| 事務 | RPOのアシスタント、コーディネーター | RPO |
| 人事の採用 | RPO、採用コンサル、RA | RPO。人事の側から人材業界に移る人も多い。人事の線は人事に未経験で転職する現実に書いた |
| 塾講師・教員 | CA(面談と説明) | CA |
| 保育・介護・看護 | 介護と医療の特化型のCAとコーディネーター | 特化型 |
志望動機の型と例文
型は3つの文。1.前職の経験のうち、人材の仕事に訳せる物(面談・営業・数字)。2.なぜこの会社か(領域と型と強みを調べて)。3.人材業界で何をするか。「人の役に立ちたい」「人と関わる仕事が好き」は書かない。
CAの例。「携帯ショップで◯年、月◯件の契約と、1日◯人のカウンセリングを担当し、複雑な料金を相手に合わせて説明して契約に結んできました。相手の状況を聞いて提案し、数字を作る経験を、求職者の面談と求人の提案で使いたいと考え、貴社を志望しました。貴社は◯の領域に特化し、求職者と長く付き合う型と伺っています。面談の数と、入社後の定着の両方を追うCAになりたいと考えています」。
RAの例。「法人営業として◯年、◯社の中小企業に提案し、年間◯万円の取引を作ってきました。中小企業の経営者と話して課題を聞く経験を、企業の採用の課題を聞いて求人を作るRAで使いたいと考えています。数字は追ってきました。求職者と企業の両方の事情を聞いて、入社後に続く紹介をしたいと考えています」。
面接で聞かれること
| 質問 | 答え方 |
|---|---|
| なぜ人材業界か | 「人の役に立ちたい」で終わらない。面談と営業と数字の経験と、業界の仕事の中身で |
| 数字の圧に耐えられるか | 前職の数字の実績で。「KPIを追う仕事だと理解している」 |
| 内定の辞退が続いたら | 「原因を面談と条件で見直す。数字は波がある」 |
| 求職者と企業の板挟み | 「両方の事情を聞いて、続く形を作る。前職で◯◯の調整をした」 |
| 長時間と夜の面談 | 「知っている。対応できる範囲は◯◯」 |
| 自分の転職をどう考えたか | 自分の転職の経験を、求職者の立場の理解として話す |
年齢の線
| 年齢 | 判断 |
|---|---|
| 20代 | 全部。未経験の入口が一番広い |
| 30代前半 | CA、RA、派遣の営業、広告の営業、RPO、HRテック。営業と接客の経験で |
| 30代後半 | RA(法人営業の経験で)、RPO(人事の経験で)、特化型のCA(前職の業界の経験で)。まったくの未経験は狭い |
| 40代 | 特化型のCA(前職の業界の管理職の経験で)、採用コンサル(人事の経験で)、ハイクラスの紹介(業界の人脈で) |
30代男性の未経験の職種の全体の中で、人材業界は入口が広い方だ。線は30代男性の未経験転職に書いた。
辞める人の理由と次の先
| 辞める理由 | 次の先 |
|---|---|
| 数字の圧 | 事業会社の人事(採用)、RPO、HRテックのCS |
| 板挟みと責任 | 事業会社の営業、カスタマーサクセス |
| 長時間と夜 | 事業会社の人事、派遣のコーディネーター |
| 年収が上がらない | 特化型とハイクラスの紹介、事業会社の営業 |
人材業界の経験は、事業会社の人事(採用)で高く売れる。3年続けば、次の先は広い。1年で辞めると、次も営業になる。
よくある質問
人材業界の中でどの職種から入るべきか
安定を取るなら派遣のコーディネーターとRPOとHRテック。年収を上げるなら人材紹介のCAとRA。営業の経験があるならRAと広告の営業、接客の経験があるならCAとコーディネーターだ。
人材業界はブラックか
数字の圧と長時間の会社がある。大手は制度が整い、中小と特化型はインセンティブが高い分、圧も強い。口コミと面接で、KPIの中身と残業の実態を確かめる。
人材業界から事業会社の人事に行けるか
行ける。採用の現場を知る人事として評価される。人材紹介のCAとRAとRPOの経験が、事業会社の採用の担当に一番近い。
転職の資料をLINEで無料配布中
人材業界の職種の違いの表(10職種の相手と数字と圧)、入口の表(7つの入口の年収とその後)、きつい点の6つ、前職の経験を人材の仕事に訳す表、志望動機の型と面接の6つの質問の答え、辞めた後の次の先の表を公式LINEで無料配布している。人の役に立ちたい、ではなく、面談と営業と数字の経験で出す。

