塾講師をしている。夜と土日の勤務、上がらない年収、生徒数の数字。辞めたいが、教えることしかやってこなかった。異業種に行けるのか。

先に言う。塾講師の転職で一番の壁は、「教えることしかできない」と思うことだ。塾講師の仕事は、説明、生徒と保護者への対応、数字(生徒数と合格)、シフトの管理に訳せる。訳した先の職種は決まっている。辞めたい理由、経験の訳し方、通る先、年収、志望動機、面接、辞める時期、教員との比べ方、塾の中で変える選択、年齢を書く。

先に一文で。塾講師からの転職は授業を説明する力と資料の作成に生徒対応を相手に合わせた対応に保護者対応を顧客対応に生徒数と合格を数字の管理と営業に教室の運営を店舗の運営と人の管理に訳し、企業の研修講師と人材育成・教育系の企業の教材と企画と営業・法人営業・人材業界・カスタマーサクセス・学校事務と大学職員・事務職から2つに絞り、年収は営業と人材で上がり事務で下がると知り、志望動機に夜と土日と年収を書かず教える経験を次でどう使うかを書き、年度末の3月か受験の後に辞めるのが正解だ。

この記事の要点

  • 経験は6つに訳せる
  • 通る先は決まっている。2つに絞る
  • 年収は営業と人材で上がり、事務で下がる
  • 辞めるのは年度末か受験の後

辞めたい理由の典型

理由中身
夜と土日の勤務授業は夕方から夜。土日は模試と講習。友人と家族と時間が合わない
年収の上がりにくさ教室長になっても400〜500万円。夜と土日の割に低い
生徒数と合格の数字入塾の数、退塾の数、合格の実績。営業の数字と同じ圧
保護者対応成績と進路の相談、苦情、面談
教室長の業務の多さ授業、面談、採用、シフト、売上、掃除。全部
雇用の不安定非常勤と契約が多い。正社員でも教室の統廃合

塾講師の経験の訳し方

塾の仕事民間の言葉数字
授業分かりやすく説明する力、資料と教材の作成、人前で話す力担当した生徒数、作った教材の数
生徒への対応相手のレベルと状況に合わせた対応、動機付け担当した生徒数、成績の上がった数
保護者への対応顧客対応、クレームの対応、面談と提案面談の件数、継続率
生徒数と合格の数字数字の管理、営業(入塾の面談と提案)生徒数の増減、入塾の率、合格の数
教室の運営店舗の運営、売上の管理、人の管理売上、講師の人数
講師の採用と育成採用、教育、マネジメント採用した人数、育てた人数

「教えることしかできない」でなく、この表で訳す。教員が民間に出る時の訳し方と同じで、線は教員を辞めて民間へ転職したいに書いた。塾講師は、数字(生徒数と売上)を持っている分、教員より営業に訳しやすい。

異業種で通る先

先なぜ通る年収働き方
企業の研修講師・人材育成説明する力と人前で話す力。研修会社と企業の人事350〜500万円平日の日中
教育系の企業の教材・企画・営業教育の現場を知る。教材の作成と学校や塾への営業350〜500万円平日の日中
法人営業(無形)説明と提案と数字350〜500万円。成果で上平日の日中
人材業界面談と提案と数字。求職者の対応は生徒と保護者の対応に近い350〜450万円平日の日中
カスタマーサクセス顧客に使い方を教え、継続させる。塾の継続率と同じ350〜450万円平日の日中
学校事務・大学職員教育の現場の理解。公立は試験300〜450万円平日の日中、土日休み
事務職(営業事務)対応と正確さ280〜350万円平日の日中
IT(20代)説明する力とロジック。未経験の入口300〜350万円から会社による

人事の教育の担当に入る道は人事に未経験で転職する現実に書いた。塾講師の研修と育成の経験は、人事の教育の入口になる。事務職なら、対応の経験が訳せる営業事務が通りやすく、線は営業事務に未経験で転職するに書いた。

年収の現実

先塾講師(300〜450万円)と比べて
法人営業・人材・カスタマーサクセス同じか上がる。成果で上
企業の研修講師・教育系の企画同じ
学校事務・大学職員同じか下がる。年功で上がる
事務職下がる

年収を上げるなら営業と人材、働き方を守るなら事務と学校事務、両方を取れるのは企業の研修講師と教育系の企業の企画だ。

志望動機の型と例文

型は3つの文。1.塾講師の経験のうち、その職種で使える物を訳して。2.なぜ塾の外で、その職種か。3.その会社で何をするか。「夜と土日がきつい」「年収が低い」は書かない。

法人営業の例。「塾講師として◯年、◯人の生徒を担当し、保護者との面談を月◯件行い、教室の生徒数を◯人から◯人に増やしました。相手の状況を聞いて分かりやすく説明し、数字を作る仕事を、法人の顧客に対して続けたいと考え、営業を志望しました。貴社の◯の商材を、顧客の課題を聞き出して提案する営業として貢献したいと考えています」。

企業の研修講師の例。「塾講師として◯年、◯科目の授業と、新人講師◯人の研修を担当してきました。人に分かりやすく伝え、できるようにする仕事を、社会人の育成で続けたいと考え、貴社の研修講師を志望しました。塾で培った教材の作成と、相手のレベルに合わせた説明を、企業の研修に使いたいと考えています」。

面接で聞かれること

質問答え方
なぜ塾を辞めるか塾の悪口を言わない。「教える経験を、◯◯の立場で使いたい」を事実で
平日の日中の勤務に合うか「生活のリズムを変える準備はしている。塾でも午前は準備と面談で動いていた」
数字の圧「生徒数と入塾と合格の数字を追ってきた。目標の中身が納得できれば追える」
教えることに未練はないか「教える経験を活かす形で、この職種を選んだ」
塾と企業の違いをどう見るか「利益と数字で動く点は塾も同じ。組織の規模と役割の分担が違うと理解している」
PCExcelとPowerPointが使えるか。教材の作成の経験を言う

辞める時期

時期判断
年度末(3月)一番動きやすい。生徒の学年が変わり、講師の入れ替えの時期
受験の後(2〜3月)受験生を送り出してから。生徒への責任と、自分の区切り
夏期講習の前講習の直前の退職は塾に迷惑で、引き止めが強い。避ける
申し出の時期年度末なら、前年の12月〜1月までに。講師の採用の時期に合わせる
在職中に動く塾の勤務は夕方からなので、平日の午前に面接を入れやすい。在職中に決める

教員への転職との比べ方

教員異業種
入口教員免許と採用試験(公立)、私立の採用経験を訳して中途採用
年収公立は公務員に準じる。塾より上がる先による
働き方部活と保護者対応で長い。土日の部活平日の日中、土日休みの先が多い
教える続けられる研修講師と教育系の企業なら続けられる

教えることを続けたいなら教員か研修講師、働き方を変えたいなら異業種だ。

塾の中で職場を変える選択

辞めたい理由が今の塾の運営(数字の圧・教室長の業務・人間関係)なら、他の塾に移る選択もある。個別指導と集団、大手と個人、正社員と業務委託で、働き方と年収が違う。塾の中で変えるなら1〜2か月で動ける。塾そのものを離れたいなら、異業種へ。

年齢の線

年齢判断
20代全部。営業とITと人材の入口が広い
30代前半営業、人材、研修講師、教育系の企業、カスタマーサクセス。経験を訳す
30代後半研修講師、教育系の企業、人材、学校事務と大学職員。教室長の経験があれば管理の側で
40代教育系の企業の管理職、企業の人材育成、塾の本部。異業種の未経験は狭い

よくある質問

非常勤の塾講師の経験も転職で通るか

通る。雇用形態を正直に書いた上で、担当した生徒数と授業数と数字を、正社員と同じように書く。非常勤で長い場合は、「なぜ正社員でなかったか」を短く答える準備をする。

塾講師から学校事務や大学職員は近いか

近い。教育の現場を知っていることが加点になる。公立の学校事務は試験、私立と大学は中途採用だ。線は学校事務への転職に書いた。

塾講師から転職して後悔する人は

教えることの手応えを、営業と事務に移って失った人だ。教えることを残したいなら、研修講師と教育系の企業とカスタマーサクセスを選ぶ。

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塾講師の経験を訳す表(数字の欄つき)、異業種で通る先の表(8つの先の年収と働き方)、志望動機の型と面接の6つの質問の答え、辞める時期の確認項目を公式LINEで無料配布している。教えることしかできない、でなく、訳して選ぶ。

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