営業をやってきたが、売る側に疲れた。購買なら、買う側に回れる。事務に近い仕事かと思ったが、求人を見ると経験者ばかり。未経験で入れるのか。

先に言う。購買は、営業の裏側の仕事だ。売る側から買う側に回る。未経験の入口は、営業か営業事務か生産管理からの横移動で、まったくの未経験は中小企業の求人から。価格交渉と納期の責任がきつい点だ。仕事内容、3つの違い、入口、前職の訳し方、年収、きつい点、向く人、資格、面接、年齢、その後、志望動機を書く。

先に一文で。購買の未経験転職は営業からの横移動か営業事務や生産管理や物流からの横移動か中小企業の未経験求人か派遣の購買事務からの4つの入口で、営業の経験は交渉と仕入先との関係に営業事務は発注と納期に生産管理は計画に物流は在庫に訳し、年収は350万円台から担当者400〜500万円で大手メーカーが高く、価格交渉の圧と納期の遅れの責任と仕入先と社内の板挟みと不正の疑いを受けない厳しさがきつい点だと知り、交渉と数字が苦でない人が選ぶのが正解だ。

この記事の要点

  • 営業の裏側。売る側から買う側へ
  • 入口は横移動か中小企業の求人
  • 年収は350万円台から。大手メーカーは高い
  • 価格交渉と納期の責任がきつい点

購買の仕事内容

仕事中身
発注部品、材料、設備、消耗品を、計画に合わせて発注する
仕入先の選定と評価品質、価格、納期、経営の安定で仕入先を選び、定期的に評価する
価格の交渉見積を比べ、値下げを交渉する。コストダウンの目標を持つ
納期の管理仕入先の納期を追い、遅れそうな時に手を打つ
在庫部品と材料の在庫を、多すぎず少なすぎずに保つ
仕入先の監査品質と法令の順守を、仕入先の現場で確かめる
コストダウンの企画仕入先の変更、仕様の見直し、まとめ買いで原価を下げる

未経験が最初にやるのは、発注と納期の管理だ。交渉と選定と企画は、1〜2年で関わるようになる。

購買と調達と資材の違い

言葉中身
購買決まった物を、決まった仕入先から買う。発注と納期と価格
調達何をどこから買うかを決める所から。仕入先の開拓、海外も含む
資材製造業で、材料と部品の購買を指す言い方

会社によって言葉の使い方は違う。求人票の仕事の中身で見る。

未経験で入れる入口

入口中身向く人
営業からの横移動売る側の交渉の経験を、買う側で使う。一番太い道営業の経験がある人
営業事務・生産管理・物流から発注と納期と在庫の経験を、購買の側で使う発注に関わった経験がある人
中小企業の購買の未経験求人発注から交渉まで1人で回す。育てる前提まったくの未経験
派遣の購買事務から発注の入力と納期の確認。正社員化の道事務の経験者

生産管理からの横移動は近い。生産管理の中身は生産管理に未経験で転職する現実に書いた。営業事務の発注の経験も、購買事務に訳せる。線は営業事務に未経験で転職するに書いた。

前職の経験の訳し方

前職訳す先言い方
営業交渉と仕入先との関係「◯社と価格と納期を交渉した。売る側の事情を知っているので、仕入先の言い分の裏が読める」
営業事務発注と納期「月◯件の発注と納期の確認を回した」
生産管理計画と納期「生産計画に合わせて部品の納期を追った」
物流・倉庫在庫と納期「在庫の管理と入荷の確認を◯年」
販売・店長仕入と発注「売上の予測から発注し、仕入先と交渉した」
経理原価とコスト「原価の集計と分析を担当した」

営業から事務職への道の全体は営業から事務職への転職に書いた。購買は、その中で営業の交渉の経験がそのまま使える着地だ。

年収の現実

段階年収
未経験の入口350万円台
担当者(2〜3年)400〜500万円
係長・課長500〜650万円
大手メーカーの調達・海外調達600万円以上

営業と比べると、歩合がない分、若手は低く、中堅以降は同じか少し高い。

きつい点

きつい点中身
価格交渉の圧コストダウンの目標(年◯%)を持ち、仕入先に値下げを求め続ける
納期の遅れの責任仕入先の遅れが生産を止めると、責任は購買に来る
仕入先と社内の板挟み社内は「安く早く」、仕入先は「無理だ」
不正の疑いを受けない厳しさ接待と贈答に厳しい規則。公私の線を保つ
突発の対応仕入先の倒産、災害、部品の供給の停止

購買を辞めたい人の理由は、この5つだ。

向いている人

向いているなぜ
交渉が苦でない価格と納期の交渉が仕事
数字を追えるコストダウンの目標と原価
仕入先と長い関係を作れる安く買うだけでなく、供給を止めない関係
公私の線を保てる仕入先との付き合いの規則
会社の利益に直接響く仕事をしたい購買のコストダウンは、そのまま利益

資格

資格判断
CPP(調達プロフェッショナル資格)購買の専門の資格。入社後に取る人が多い。未経験の入口の条件でない
簿記3級・2級原価の理解。あれば少し有利
TOEIC海外調達で。700点以上で海外の仕入先とのメールと交渉
貿易実務検定海外調達の輸入の実務で
中小企業診断士の運営管理知識が重なる。取らなくても勉強は役に立つ

必須はない。営業の経験の訳し方の方が決まる。

面接で聞かれること

質問答え方
なぜ購買か営業なら「売る側の経験を、買う側で使いたい。仕入先の事情が読める」
交渉で何を大事にするか「安さだけでなく、供給を止めない関係。前職で◯◯の交渉をした」
納期が遅れそうな時「早く分かった時点で社内に伝え、代替の手を打つ。隠さない」
仕入先との付き合いの線「会社の規則に従う。接待と贈答は受けない」
コストダウンの経験営業なら「値下げを求められた側の経験」を、購買の側で使うと言う
Excel見積の比較と原価の表

30代40代の可否

年齢判断
20代入れる。育てる前提の求人がある
30代入れる。営業・営業事務・生産管理・物流の経験を訳す
40代営業か生産管理の経験があれば。まったくの未経験は中小企業で
50代営業の管理職の経験を、中小企業の購買の責任者で売る形

購買からのその後

次の道中身
調達(海外)英語を使い、年収が上がる
SCM調達から物流までの全体の管理
生産管理計画の側へ
営業買う側を知った営業として戻る人がいる
購買のコンサル製造業向けのコストダウンの支援

購買の経験は、製造業の中で横に広く使える。

志望動機の例文

営業からの例。「法人営業として◯年、◯の商材で◯社と価格と納期を交渉してきました。値下げを求められる側の経験から、仕入先の言い分の裏にある事情が読めます。売る側から買う側に回り、貴社の購買で、仕入先と長い関係を作りながら、原価を下げる仕事に営業の経験を使いたいと考えています」。

営業事務からの例。「営業事務として◯年、月◯件の発注と納期の確認を回してきました。仕入先とのやりとりの中で、価格と納期の交渉を自分でやりたいと考えるようになりました。発注と納期の実務を知る立場から、貴社の購買で交渉と仕入先の管理を担いたいと考えています」。製造業の志望動機の型は製造業の志望動機の例文に書いた。

スーパーの部門別の経験を訳して移る先はスーパー・小売から異業種への転職に書いた。

よくある質問

購買は事務職か

違う。発注の入力は事務に近いが、交渉と仕入先の管理と納期の責任がある。事務職を求めるなら、購買事務の求人を見る。

購買は女性でもできるか

できる。交渉は性別でなく、準備と数字だ。女性の購買担当は、メーカーで増えている。

メーカー以外にも購買はあるか

ある。小売の仕入(バイヤー)、病院の購買(医療材料)、IT企業の調達(機器とライセンス)、建設の資材、外食の仕入。製造業以外の購買は、前職の業界の知識が入口になる。

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