面接の髪型。男性は前髪を上げるべきか。ツーブロックはだめか。女性は結ぶべきか。前髪はあった方がいいのか。髪色はどこまでなら通るのか。転職の面接は、新卒の就活の黒髪一つ結びとは違うと聞くが、どこまで違うのか。
先に言う。面接の髪型で見られているのは、顔が出ているかと、手入れされているかの2つだけだ。流行りより、崩れない形を選べ。男性の線、女性の線、髪色、白髪、Web面接、業界差、前日と当日の手入れを書く。
先に一文で。転職面接の髪型は顔が出ていることと手入れされていることの2つが揃えば形の流行りは評価に関係せず、男性は前髪が目にかからず耳周りと襟足が整い刈り上げは控えめ、女性は肩につく長さなら結ぶか耳にかけて顔周りの毛が口元にかからないようにし、髪色は落ち着いた茶までで根元の色むらをなくし、業界の保守度に合わせて幅を決めるのが正解だ。
この記事の要点
- 見られるのは顔が出ているかと手入れ
- 男性は目・耳・襟足の3点を整える
- 女性は結ぶか耳にかけて顔を出す
- 髪色は落ち着いた茶まで。根元の色むらをなくす
見られているのは2つだけ
面接官は髪型の流行りを採点していない。見ているのは、顔が出ているか(目・眉・耳が見えて、表情が読めるか)と、手入れされているか(寝ぐせ、伸びすぎ、根元の色むらがないか)の2つだ。この2つが揃っていれば、形は何でも通る。
逆に、どんな形でも、前髪が目にかかっていたり、襟足が伸びていたりすると、だらしなく見える。面接の日に崩れない形を選ぶことが、形を選ぶことより先にくる。見た目の印象の全体は面接の見た目と印象に書いた。
男性の線
| 迷う所 | 線 |
|---|---|
| 前髪 | 目にかからない。上げるか、横に流す。おろすなら眉の上まで |
| 長さ | 耳にかからない、襟足がシャツの襟につかない |
| ツーブロック・刈り上げ | 刈り上げの幅が控えめで段差が目立たない程度は通る。極端な刈り上げ・剃り込みは保守的な業界で避ける |
| センター分け | 通る。ただし前髪が目にかかりやすいので、当日は固める |
| ワックス・ジェル | 少量。濡れたようなつや、固めすぎは避ける。においの強い物は使わない |
| ひげ | 剃る。無精ひげは手入れされていないと見える |
| パーマ | 緩い物は通る。強いパーマは保守的な業界で避ける |
面接の2週間前に切る。当日に切ると、切りたての感じが出て落ち着かない。
女性の線
| 迷う所 | 線 |
|---|---|
| ロング | 一つ結び、低い位置のハーフアップ、お団子のどれも通る。結ばないなら耳にかけて顔を出す |
| ボブ | 耳にかけるか、片側をピンで留める。お辞儀で顔にかかる長さなら留める |
| ショート | 耳周りと襟足を整える。前髪は目にかからないように |
| 前髪あり | 眉が見える長さにするか、横に流す。目にかかる前髪は避ける |
| 前髪なし | 通る。おでこを出すと表情がよく見える |
| 顔周りの毛(触覚) | 口元にかからない短さなら通る。長い触覚は保守的な業界で避ける |
| 髪留め | 黒・茶・紺の小さい物。大きい飾りのクリップやシュシュは避ける |
| くせ毛 | 無理に伸ばさなくていい。まとめるか、耳にかける |
30代・40代の女性の服装と髪の合わせ方は面接の服装・女性30代40代に書いた。
髪色の明るさ
| 明るさ | 判断 |
|---|---|
| 黒・暗めの茶 | どの業界でも通る |
| 落ち着いた茶 | 多くの業界で通る。金融・公務員・医療では暗めに |
| 明るい茶・金髪に近い | 保守的な業界では避ける。アパレル・美容・クリエイティブでは幅がある |
| 派手な色(赤・青・緑) | 面接の前に戻す。その業界の中で働く人がその色でも、面接は別 |
一番目立つのは色そのものより、根元の色むら(プリン状態)だ。染めている人は、面接の1週間前に根元を直す。
白髪と根元
白髪は隠さなくていい。手入れされていればそのまま通る。染めている人は、根元の白が出ている状態の方が目立つので、面接の前に整える。
Web面接の髪型
画面では顔の上半分が大きく映る。前髪が目にかかると、対面より目立つ。前髪を上げるか横に流し、照明が顔に当たる位置に座る。カメラは目線の高さに。Web面接の全体はWeb面接のコツに書いた。
業界による差
| 業界 | 幅 |
|---|---|
| 金融・保険・公務員・不動産 | 保守的。黒か暗い茶、男性は短め、女性は結ぶ |
| 営業(法人) | 保守的寄り。客先に出る前提で見られる |
| 医療・介護・保育 | 清潔感と衛生。結ぶ、爪と合わせて整える |
| IT・Web・広告・クリエイティブ | 幅が広い。ただし顔が出ていることと手入れは同じ |
| アパレル・美容 | その会社の商品と客層に合わせる。派手でも通ることがあるが、店頭の基準を見て決める |
迷う時は、その会社の採用ページや社員の写真を見る。写っている人の髪型より一段だけ整えて行く。
前日と当日の手入れ
- 前日。洗って乾かす。寝ぐせが付きにくいよう、乾かしてから寝る
- 当日の朝。寝ぐせを水で戻してから整える。ワックスは少量
- 移動中。風と汗で崩れる。会場に入る前に鏡で前髪と襟足を見る。小さいコームを持つ
- 夏。汗で前髪が張り付く。あぶらとり紙とハンカチを鞄に。汗の対策は面接の夏の汗対策に書いた
履歴書の写真も同じ基準で撮る。写真と面接で髪型が大きく違うと、別人に見える。撮り方は転職の履歴書写真の髪型と撮り方に書いた。
よくある質問
面接で髪型は本当に関係あるのか
形は関係ない。顔が出ていることと手入れは関係ある。この2つが崩れていると、話す内容の前に印象が決まる。
髪を切りに行く時間がない
前髪と襟足だけ整える。前髪は目にかからないよう横に流し、襟足は結ぶか、ワックスで押さえる。全体を切る時間がなくても、この2か所で印象が変わる。
面接の直前に染め直すべきか
根元の色むらがあるなら、1週間前に直す。当日や前日に染めると、色が落ち着かず、においが残ることがある。
転職の資料をLINEで無料配布中
面接前日と当日の身だしなみの確認表(髪・顔・手・服・靴・鞄の順)を公式LINEで無料配布している。髪型で迷う時間を、話す内容の確認に回す。

