面接の直前、スマホをどうするかで手が止まる。切るべきか、マナーモードでいいのか。ポケットに入れたままでいいのか。
答えは単純だ。電源を切って、カバンに入れる。理由は音でなく、あなたの集中のためだ。
先に一文で。面接中のスマホは受付の時点で電源を切ってカバンに入れるのが正解で、マナーモードは振動が伝わるうえに自分の意識を奪うので避け、鳴ってしまった時は謝って切り、動揺を引きずらないことが要点になる。
この記事の要点
- 電源は切る。マナーモードは振動が伝わる
- 置き場所はカバン。ポケットは形と動きで分かる
- 鳴ったら、一言謝って切る。引きずらないのが大事
- Web面接ではスマホの役割が変わる
電源は切る。マナーモードでない理由
理由は2つある。
1、振動は聞こえる。カバンの中でもポケットの中でも、静かな面接室では振動音は届く。机に接していれば確実に伝わる。
2、自分が気にしてしまう。「通知が来たかもしれない」という意識は、受け答えを鈍らせる。面接官への配慮より、自分の集中のために切ると考えたほうが腹落ちする。
私が面接を受けていた頃も、切り忘れた回は落ち着かなかった。中身の問題でなく、意識が割れるのが問題だ。
どこに置くか
カバンの内ポケットが正解だ。
- ポケット|座った時に形が浮く。振動があれば身体で感じる。手が行く動きが落ち着きなく映る
- 机の上|置いてあるだけで、意識がそこにあると受け取られる
- ジャケットの内ポケット|カバンがない場合の次善。ズボンの後ろポケットは避ける
入室前の順番
- 受付を済ませる
- 待合で電源を切る(ここで切ると、待ち時間に触らずに済む)
- カバンの内ポケットに入れる
- 入室
待ち時間にスマホを見ている姿は、受付や通りがかりの社員に見られている。受付の時点で切るのは、そのためでもある。
鳴ってしまった時
起きる。対処は3手だ。
- 「申し訳ありません」と一言、その場で電源を切る
- 内容は確認しない
- すぐに話を戻す
面接官が見ているのは、鳴ったことよりその後の立て直しだ。動揺を引きずって残りの受け答えが崩れるほうが、鳴ったこと自体より減点になる。
緊急連絡の可能性がある場合
家族の入院、子どもの体調など、緊急の連絡が入りうる事情があるなら、面接の冒頭に一言断る。
「本日、家族の件で緊急の連絡が入る可能性があり、マナーモードにさせていただいております。ご了承ください」
これで問題にならない。黙ってマナーモードにするより、はるかに印象がいい。
Web面接ではスマホの役割が変わる
Web面接では、スマホは通知を切る対象でありつつ、面接そのものを受ける端末になることもある。
- PCで受ける場合|スマホは電源を切るか、機内モードにして視界の外に置く
- スマホで受ける場合|通知を全て切り、固定して使う(スマホでWeb面接を受けていいのかの記事)
- メモ代わりに机に置く|面接官には見えないが、視線が下がる。紙のメモのほうが安全だ(面接でメモを見ながら話す是非の記事)
持ち込み禁止と言われる場合
セキュリティの厳しい会社では、受付でスマホをロッカーに預ける形がある。指示に従えばいい。預けたくないという態度は、それ自体で印象を落とす。
入社初日の持ち物としてスマホをどう扱うかは入社初日の持ち物の記事で書いた。
よくある誤解
「マナーモードにしておけば十分」。振動は伝わる。切るのが確実だ。
「スマホが鳴ったら不合格」。ならない。鳴った後の対応で見られる。謝って切って、話を戻せば済む。
よくある質問
スマートウォッチはどうすればいいですか?
通知をオフにするか、外してカバンに入れる。手首の振動と、視線が手元に落ちる動きは、スマホ以上に目立つ。
面接の待ち時間にスマホで想定問答を見直したいです
受付前に済ませる。待合でスマホを見ている姿は、社員に見られていることが多い。見直すなら紙のメモにしておくほうが安全だ。
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