転職の履歴書を書いている。学歴の欄で手が止まった。中学から書くのか、高校からか。大学中退はどう書くのか。新卒の時とは違う気がする。
即答する。転職は高校卒業から書く。それより前は要らない。中退・浪人・専門学校・大学院など、迷う場面ごとの書き方も決まっている。全部並べる。
先に一文で。転職の履歴書の学歴は高校卒業から書き、大学は学部・学科まで入学と卒業を書き、中退は「中途退学」と正直に書き、学歴と職歴は同じ欄に1行空けて続け、最後に「以上」を右端に置くのが正解だ。
この記事の要点
- 中途は高校卒業から。中学は要らない
- 高校は卒業のみでいい。大学は学部・学科まで、入学と卒業
- 中退・浪人・留年は隠さない。書き方の型がある
- 学歴→職歴を同じ欄に。最後に「以上」
基本。どこから書くか
| 場面 | 書き始め |
|---|---|
| 転職(中途) | 高校卒業から。「◯◯県立◯◯高等学校 卒業」の1行 |
| 新卒 | 高校卒業から(中学卒業から書く指定がある場合も) |
| パート・アルバイト | 最終学歴のみでも通る |
| 職歴が20年以上で欄が足りない | 最終学歴(大学卒業)のみでも通る |
高校は入学を省いて卒業だけでいい。大学・専門学校は入学と卒業の両方を書く。学校名は正式名称で、「高校」ではなく「高等学校」、「◯◯大」ではなく「◯◯大学」。学部・学科・専攻まで書く。
書き方の見本
学歴
2008年3月 ◯◯県立◯◯高等学校 卒業
2008年4月 ◯◯大学◯◯学部◯◯学科 入学
2012年3月 ◯◯大学◯◯学部◯◯学科 卒業
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職歴
2012年4月 株式会社◯◯ 入社
営業部にて法人営業を担当
2018年6月 株式会社◯◯ 一身上の都合により退職
2018年7月 株式会社△△ 入社
現在に至る
以上
年は西暦か和暦のどちらかに統一する。職歴側の書き方は、退職理由の書き方と合わせる。
迷う場面の書き方
| 場面 | 書き方 |
|---|---|
| 中退 | 「◯◯大学◯◯学部 中途退学」。理由は不要。書くなら「家庭の事情により」程度 |
| 浪人 | 何も書かない。高校卒業年と大学入学年のずれで分かる。聞かれたら答える |
| 留年 | 何も書かない。入学と卒業の年で分かる |
| 専門学校 | 「◯◯専門学校◯◯科 入学/卒業」。学科まで |
| 短大・高専 | 大学と同じく入学と卒業 |
| 大学院 | 「◯◯大学大学院◯◯研究科◯◯専攻 修士課程 入学/修了」。卒業でなく修了 |
| 通信制・夜間 | 学校名のとおりに書く。「通信教育課程」は正式名称に含まれるなら書く |
| 海外の学校 | 国名と学校名、学部を日本語で。「アメリカ合衆国 ◯◯大学◯◯学部 卒業」 |
| 転校・編入 | 「◯◯大学◯◯学部 3年次編入学」のように書く |
| 在学中に取った資格 | 学歴欄でなく、免許・資格の欄へ |
中退を省くと、高校卒業から職歴までの空白が説明できず、面接で聞かれた時に「隠していた」と取られる。中退は経歴詐称ではないが、隠すと詐称になり得る。
学歴と職歴の並べ方
同じ欄に、学歴→職歴の順で書く。学歴の最初の行に「学歴」、職歴の最初の行に「職歴」と中央に書き、学歴と職歴の間は1行空ける。最後の行の右端に「以上」を置く。
職歴が多くて欄に入らない場合は、履歴書には会社名と入社・退職だけを書き、詳細は職務経歴書に譲る。転職回数が多い人の職務経歴書の並べ方は別記事へ。
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よくある質問
高校の卒業年を覚えていません
生まれ年から計算する。3月生まれまでは18歳の年の3月、4月以降生まれは19歳になる年の3月が卒業年だ。浪人・留年がなければ、大学卒業はその4年後。
最終学歴が中学卒業です。どう書きますか?
「◯◯市立◯◯中学校 卒業」の1行を書く。この場合だけ、中学卒業が学歴の書き始めになる。その後に職歴を続ける。
学歴を偽ると、どうなりますか?
経歴詐称になり、発覚すれば内定取り消しや懲戒解雇の理由になる。卒業証明書の提出を求める会社は多く、発覚する確率は高い。中退や短期の学校も、そのまま書く。
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学歴と職歴の記入見本(中退・大学院・転職複数回の型)と、年号の早見表を公式LINEで無料配布している。転職は高校卒業から。それより前は要らない。



