職務経歴書を書いた。だが、これで通るのか分からない。添削してもらいたいが、どこで受けられるのか。無料と有料で何が違うのか。
先に言う。添削は、書けている人が受けると効く。白紙で持ち込むと雑談で終わる。受けられる場所、無料と有料の違い、直る箇所と直らない箇所、依頼の前にやること、通らない時の切り分けを書く。
先に一文で。職務経歴書の添削は、無料なら転職エージェント(応募先に合わせた調整まで入る)とハローワーク(登録不要)、有料なら5,000〜30,000円の代行や個人の添削で中立に見てもらえ、直るのは順番・粒度・数字の出し方・応募先への寄せ方までなので、下書きを6割まで書き、応募先を1社決めてから持ち込むのが正解だ。
この記事の要点
- 無料はエージェントとハローワーク。無料だから質が低いわけではない
- 有料は5,000〜30,000円。中立で、自分で決めた応募先でも同じ質
- 直るのは書き方まで。経験そのものと応募先のずれは直らない
- 下書き6割・応募先1社・数字を集めてから持ち込む
受けられる場所
| 場所 | 費用 | 中身 | 向く人 |
|---|---|---|---|
| 転職エージェント | 無料 | 応募先に合わせて強調する実績を変える調整まで。面接対策とセット | 紹介も受けたい人 |
| ハローワーク | 無料 | 相談員が書き方を見る。登録も紹介の契約も不要 | 紹介は要らず、書き方だけ見てほしい人 |
| 有料の添削・代行 | 5,000〜30,000円 | 中立。自分で決めた応募先でも同じ質 | 応募先が決まっていて、紹介が不要な人 |
| クラウドソーシング | 1,500〜20,000円 | 個人の添削。質の幅が大きい | 安く1回だけ見てほしい人 |
| AIの添削ツール | 無料〜数千円 | 誤字・語尾・構成の指摘。中身の判断はしない | 提出前の最終確認 |
無料だから質が低い、ということはない。エージェントの添削は、通れば紹介の成果になるので、通す前提で見てくれる。逆に、扱う求人に寄せた助言になることはある。
無料と有料の違い
| 無料(エージェント) | 有料 | |
|---|---|---|
| 立場 | 紹介する側 | 中立 |
| 応募先 | 自社の求人に寄せた助言になることがある | 自分で決めた会社に合わせてくれる |
| 回数 | 選考が続く限り何度でも | 1回ごとに課金 |
| その後 | 面接対策・日程調整・条件交渉がつく | 添削で終わる |
| 速さ | 面談の予約が要る | 数日で納品 |
紹介も欲しいなら無料、応募先が決まっていて中立に見てほしいなら有料。両方使う人もいる。
添削で直る箇所、直らない箇所
| 直る | 直らない |
|---|---|
| 職務要約の順番(結論が後ろにある) | 経験そのもの |
| 粒度(担当業務が細かすぎる、逆に粗すぎる) | 応募先が求める経験とのずれ |
| 数字の出し方(件数・金額・期間・人数) | 志望の理由 |
| 応募先への寄せ方(強調する実績の入れ替え) | 転職回数・空白期間の事実 |
| 誤字、表記ゆれ、レイアウト | — |
書き方は直る。中身は本人しか持っていない。だから、下書きがない状態で持ち込むと、聞き取りから始まって時間が終わる。
依頼の前にやること。3つ
- 下書きを6割まで書く。完成でなくていい。会社ごとに、担当した業務を箇条書きで並べるところまで
- 応募先を1社決める。寄せる先がないと、一般論の添削しか返らない
- 数字を集める。担当件数、金額、期間、人数、改善した割合。手帳やメールを遡って拾う
3つを持ち込むと、1回の添削で通る書類になる。実績がなくて書けない場合の埋め方は実績がない人の職務経歴書、そもそも書くのが面倒で止まっている場合は職務経歴書が面倒へ。
添削を受けても通らない時の切り分け
| 状態 | 原因 | 次の手 |
|---|---|---|
| 10社出して0社 | 応募先の選び方がずれている | 経験と求人の要件を並べて、合う求人に絞る |
| 3〜4社に1社 | 通常の範囲 | 書類は触らず、面接の準備へ |
| 書類は通るが面接で落ちる | 書類と話す内容がずれている | 書類に書いた実績を、口で言える形にする |
通過率の相場は3割前後だ。書類選考の通過率に年代別の目安を置いた。枚数の目安は職務経歴書は何枚が正解かへ。
通過率を看板にしている支援を使うなら
添削だけでなく、通過率そのものを見て応募先の調整まで入る支援もある。書類で止まっている段階なら、作成から一緒に入ってもらうほうが早い。
- 向いている人|下書きはあるが通らず、どこが悪いのか自分では分からない人
- 向かない人|すでに3〜4社に1社は通っていて、面接に時間を回すべき人
*クリックするとキャリアエックスの公式サイトが開く。書類の通過率を看板にしている支援で、職務経歴書の作成から入ってくれる。*
登録後の流れ|① 無料登録して面談 → ② 職務経歴書を一緒に作り直す → ③ 通過率を見ながら応募先を調整する
よくある質問
ハローワークの添削は、転職でも受けられますか?
受けられる。在職中でも相談できる。求人の紹介を受ける義務はなく、書類の相談だけで帰っていい。ただし、担当する相談員によって見る深さは変わる。
添削で書いてもらった文章を、そのまま使っていいですか?
いい。ただし、面接で聞かれた時に自分の言葉で説明できるかを確認する。書類と口が食い違うと、そこで落ちる。
複数のエージェントに同じ書類を添削してもらうのはありですか?
あり。指摘が重なる箇所が、本当の弱点だ。1社だけだと、その担当の好みが混ざる。ただし、修正のたびに全部を書き換えず、重なった指摘から直す。
職務経歴書の持ち込み前チェックをLINEで無料配布中
下書き6割の到達点の確認表、集める数字の一覧、添削で聞くことの3項目を公式LINEで無料配布している。添削は、書けている人が受けると効く。


