50代で、事務の仕事に転職したい。正社員がいい。だが、求人に応募しても書類で落ちる。年齢のせいだと思う。50代の女性が事務に就くのは無理なのか。

先に言う。50代女性の事務は、正社員にこだわらなければ決まる。決まる求人の型、年収の目安、パートと正社員の選び方、経験の見せ方、資格、落ちる理由を書く。

先に一文で。50代女性の事務職への転職は、大手の正社員は年齢で絞られるが、中小の総務・経理・営業事務の経験者求人、契約社員やパートから正社員登用のある求人、医療・介護・士業事務所の事務なら決まり、年収は正社員250〜350万円・パート時給1,100〜1,400円が目安なので、経験を数字と年数で見せ、正社員にこだわらず入口を広げて選ぶのが正解だ。

この記事の要点

  • 50代の転職入職率は女性のほうが高い。事務は求人が多い
  • 決まる型は3つ。中小の経験者求人、登用ありの契約・パート、医療・介護・士業の事務
  • 年収は正社員250〜350万円、パート時給1,100〜1,400円
  • 経験を数字と年数で。資格は必須でなく、並行して取る

現実

厚生労働省の雇用動向調査では、50〜54歳の転職入職率は女性9.0%で、男性の5.6%より高い。事務は求人の数が多い職種だが、正社員の事務は応募が集中し、年齢で絞られやすい。50代の転職の全体像は50代の転職の現実に置いた。

決まる求人の型。3つ

中身決まりやすさ
中小企業の経験者求人総務・経理・営業事務で、即戦力の経験者を求める。人数が少なく、幅広く任せたい経験があれば高い
契約社員・パートから正社員登用入口は非正規で、半年〜1年で登用高い。登用の実績を確認
医療・介護・士業事務所の事務クリニックの受付事務、介護施設の事務、税理士・社労士事務所高い。年齢より続けられるかを見る
大手の正社員事務応募が集中低い

正社員登用の面接での志望動機は正社員登用の面接の志望動機へ。

年収の目安

雇用形態年収の目安
正社員(一般事務)250〜300万円
正社員(経理・総務の経験者)300〜400万円
契約社員220〜300万円
パート(時給1,100〜1,400円・週30時間)150〜200万円

大手の事務の正社員の年収に戻すことは難しい。年収より、通勤・時間・続けやすさで選ぶ人が多く、それが続く理由になっている。

パートと正社員の選び方

正社員に向くパートに向く
60代まで働き、厚生年金を積みたい家庭や介護と両立したい
賞与と退職金が要る時間の自由が要る
フルタイムの体力がある週3〜4日で働きたい
登用の実績がある会社に入れる正社員の求人が通らない。まず入る

パートで入って登用を目指す道は、50代では現実的だ。2026年10月以降は週20時間以上のパートで社会保険に入るので、厚生年金の積み増しはパートでもできる。40代でパートと正社員に迷う構図は正社員がきついがパートも迷う40代に書いた。

経験の見せ方

見せる
数字月◯件の請求処理、◯人分の給与計算、◯社の受発注
続けた年数経理を12年。50代の強みは、続けた長さ
総務・経理・労務を兼任した経験。中小は幅を求める
今使えるツールExcel(関数・ピボット)、会計ソフトの名前、勤怠システム

「事務をしていました」でなく、何を何件、何年で書く。志望動機の型は事務職の志望動機の例文、30代でスキルなしからの事務の現実は30代女性がスキルなしで事務に転職する現実へ。

資格は要るか

状況資格
経験がある不要。経験が資格より強い
未経験簿記3級とMOSが、書類で基礎を示す材料になる
医療事務資格より経験。未経験なら資格が入口になる

資格を取ってから探すのでなく、勉強と並行して応募する。「簿記3級を◯月に受験予定」で足りる。

50代女性が落ちる理由

  1. 正社員・大手・通勤圏だけで探している。入口を広げる
  2. 経験が数字になっていない。役職や会社名でなく、何を何件
  3. ツールが古い。Excelの関数と会計ソフトの名前を、書類に入れる
  4. 面接で「長く働けるか」に答えていない。「65歳まで、体力の続く限り」と長さを示す
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事務の求人を、正社員登用や残業の少なさで絞るなら

50代女性の事務の入口は、求人の絞り方で決まる。女性向けの事務求人が多いサイトで、正社員登用あり・残業少なめ・年齢不問の条件で絞ると、応募先が見える。

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医療事務に未経験で入る現実は医療事務に30代未経験で転職する現実だ。

パソコンの証明としてのMOSはMOSは転職で意味がないのか。効く場面3つだ。

よくある質問

50代女性で、事務の経験が全くありません

未経験の正社員は厳しい。パートか契約社員で入り、Excelと簿記3級を並行して取り、登用を目指す。医療事務や介護施設の事務は、未経験でも入口がある。

面接で「年下の上司でも大丈夫ですか」と聞かれました

「前職でも年下の方と一緒に働いていました」と事実で答える。50代で聞かれる定番で、準備しておけば問題ない。

派遣で事務をしながら、正社員を探すのはありですか?

あり。派遣は50代でも事務の案件がある。働きながら正社員の求人に応募し、紹介予定派遣も使う。空白を作らないことが、次の面接で有利になる。

出典(一次資料)

  • 厚生労働省「令和5年 雇用動向調査」(年齢階級・性別の転職入職率)

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