総務を辞めたい。備品の発注、来客対応、社内行事、他部署への書類の催促。売上に関係ないから評価されず、専門性もつかない。このまま10年いても、何者にもなれない気がする。

先に言う。総務は、いて当たり前と思われる職種だ。評価されない問題の大半は、あなたではなく会社側にある。理由の正体、総務経験が通じる転職先、総務の中で専門性を足す道を書く。

先に一文で。総務を辞めたい理由は評価されない・雑務で専門性がつかない・催促で消耗するの3つに分かれ、評価なら会社を変え、専門性なら総務の中で労務・法務・IT管理に寄せ、消耗なら職種を変えるのが正解で、総務の経験は業務ごとに分けて書けば人事労務・経理・施設管理・秘書・営業事務の上位職に通じる。

この記事の要点

  • 理由は3つ。評価されない、専門性がつかない、催促で消耗する
  • 評価の問題は会社側。売上の指標がない職種を評価する制度があるかで決まる
  • 総務経験は、業務ごとに分けて書けば5つの職種に通じる
  • 総務の中で専門性を足す道もある。労務・法務・IT管理

辞めたい理由。3つの正体

理由正体取る道
評価されない売上の指標がなく、いて当たり前と思われる。評価制度が総務を見ていない会社を変える。バックオフィスの評価制度がある会社へ
雑務ばかりで専門性がつかない業務が広すぎて、どれも浅い総務の中で寄せる。労務・法務・IT管理のどれかを深くする
催促で消耗する他部署に書類を催促するたびに嫌な顔をされる。調整の疲れ職種を変える。調整の少ない業務へ

総務の解説記事も揃って、辞めたくなる理由を「評価されない」「成長の実感がない」「催促のストレス」に整理している。評価の問題を自分の問題にしないことが、次を決める前提だ。

総務経験が通じる転職先。5つ

転職先総務のどの業務が活きるか年収
人事・労務給与計算、社保手続き、入退社、就業規則の改定同等から。専門性で上がる
経理経費精算、請求、固定資産の管理同等から。簿記2級で加速
営業事務の上位職・営業企画他部署との調整、資料作成、数字の管理同等〜上
施設管理・ファシリティ設備・備品・オフィスの管理、業者との折衝同等
秘書・役員アシスタント来客対応、行事の運営、調整同等〜上

「総務全般を担当」では読まれない。担当した業務を分けて、頻度・規模で書く。「30名分の給与計算と社保手続きを3年、契約書の管理を月20件、年2回の全社行事の運営」のように。書き方の型は事務を辞めたいの職種の翻訳と同じだ。

総務の中で専門性を足す道

辞めずに不満を消す道がある。総務の業務のうち、専門性が市場で評価されるのは3つだ。

  • 労務。給与計算・社保・就業規則。社労士の学習と組み合わせると、人事労務の専門職に移れる
  • 法務補助。契約書の管理・規程の改定・株主総会の準備。法務部門への入口になる
  • IT管理・情シス補助。PCの管理、アカウントの発行、ツールの導入。社内SE補助へ

3つのどれかを1〜2年深くすると、総務のまま年収の帯が変わり、転職の選択肢も増える。人事の板挟みで辞めたい人の見方は人事を辞めたい、経理のつまらなさは経理を辞めたいへ。

辞める前に確認する3つ

  1. 理由の仕分け。3つのうちどれが本体か
  2. 評価制度。総務を評価する仕組みが会社にあるか。なければ、会社を変えれば消える不満だ。給料が上がらない会社の判断は別記事
  3. 業務の棚卸し。担当した業務を分けて書き出す。どの職種に通じるかが、書き出した時点で見える
3分で診断適職診断——調整型か数字型か、総務のどの部分が合わなかったかを先に見る。

総務経験を、次の職種の言葉で読んでもらうなら

総務の業務が5つの職種のどこに通じるかは、自分では見えにくい。バックオフィスの転職を多く扱い、労務・経理・営業事務の求人を持つ窓口で、業務の棚卸しを一緒にやると早い。

  • 向いている人:総務から人事労務・経理・営業事務の上位職に移りたい人。残業や在宅の条件を守りたい人
  • 向かない人:総務の中で専門性を足す人(学習が先)。男性で営業やITに移る人(総合型が合う)

*クリックすると公式サイトが開く。登録後に担当がつき、女性の働き方に合う求人の紹介と書類添削を受けられる。*

登録後の流れ|① Webで登録(数分) → ② 担当から連絡、面談の日程を決める → ③ 面談で総務の業務を分けて伝え、通じる職種の求人を確認する

面談で「総務の中の、どの業務が求人で評価されるか」と聞けばいい。答えが出てこない窓口は、事務の求人しか持っていない。

type女性の転職エージェントで総務からの転職先を確認する(無料)

受付を辞めたいなら受付を辞めたい理由の正体と受付経験が通じる次の職種だ。

よくある質問

総務は将来性がないと言われます

定型の業務(備品・来客・郵便)はAIと外注で減る。労務・法務・IT管理の判断が要る業務は残る。総務の中で、残る側に寄せておく。

総務から営業に移れますか?

移れる。総務の調整力と社内の折衝は、法人営業の既存顧客担当で活きる。新規開拓の営業はきついので、既存担当かカスタマーサクセスに寄せる。

40代で総務を辞めて、転職できますか?

労務・経理の実務があれば、40代でも通る。総務全般しかない場合は、施設管理か秘書が現実的だ。40代の職種の選び方は40代女性スキルなしの転職へ。

総務の業務棚卸しシートをLINEで無料配布中

総務の業務を5分野に分けて書き出す記入シートと、分野ごとに通じる職種の対応表を公式LINEで無料配布している。総務は、いて当たり前と思われる職種だ。評価は会社の問題で、経験はあなたのものだ。

LINEで無料の資料を受け取る