応募した会社から一次面接の案内が来た。面接は何回あるのか。一次の後に二次、最終と続くのか。1回で決まることもあるのか。全部で何週間かかるのか。

先に言う。転職の面接は2〜3回が普通だ。1回で決まる会社は急募か小規模、4回以上は大手か外資かコンサル。回数で会社の良し悪しは決まらない。決まるのは、各回で誰が何を見るかだ。回数の相場、各回の面接官と見る物、1回の会社、4回以上の会社、時間と間隔、期間、回数の聞き方、増えた・減った時、Webと対面、回数と内定率、辞退したい時を書く。

先に一文で。転職の面接は一次(人事か現場・書類との一致)・二次(配属先の上司・実績と相性)・最終(役員・覚悟と条件)の2〜3回が普通で、1回で決まるのは急募か小規模、4回以上は大手や外資やコンサルで、1回45〜60分・回の間隔は1〜2週間・全体で3〜6週間、回数は一次の最後に「今後の流れ」を聞けば分かり、回数と内定率は直接結びつかず、多い時は各回の一貫性、少ない時は1回で3本を出すことが通る条件なのが正解だ。

この記事の要点

  • 2〜3回が普通。1回は急募か小規模、4回以上は大手
  • 一次は一致、二次は実績、最終は覚悟
  • 全体で3〜6週間
  • 回数と内定率は結びつかない

回数の相場

回数割合の目安会社の傾向
1回2割急募、従業員20名以下、社長が全部を見る、エージェント経由で見極めが済んでいる
2回4割中小企業。一次(現場)と最終(社長か役員)
3回3割中堅〜大手。一次(人事)、二次(配属先の上司)、最終(役員)
4回以上1割大手、外資、コンサル、複数部署の面談やケース面接がある

回数は、求人票の「選考フロー」か、一次面接の案内のメールに書いてあることが多い。

各回の面接官と見る物

回面接官見る物時間
一次人事、または現場の担当者書類との一致、話し方、基本の条件(入社時期・年収)45〜60分
二次配属先の上司、部門長実績の深掘り、一緒に働けるか、仕事の中身の理解45〜60分
最終役員、社長、事業部長覚悟、条件の合致、一次二次との一貫性20〜40分

一次と二次の違いは一次面接と二次面接の違いに、二次で聞かれることは二次面接で何を聞かれるかに、最終は転職の最終面接で聞かれることに書いた。

1回で決まる会社

特徴中身
急募欠員の補充。早く決めたい
小規模従業員20名以下。社長が面接し、その場で判断する
社長面接のみ社長の感覚で決める会社。合えば早く、合わなければすぐ落ちる
エージェント経由推薦状と書類で見極めが済んでいて、面接は確認

1回で決まること自体は、怪しくない。怪しいのは、仕事の中身をほとんど聞かれずに内定が出た、条件の書面が出ない、その場で承諾を迫られた、の3つが重なる時だ。1回で決まったなら、承諾の前に職場見学か配属先の上司との面談を頼み、条件を書面で確かめる。

4回以上の会社

特徴中身
大手人事、現場、部門長、役員が別々に会う。決裁の段階が多い
外資複数の部署のマネージャーと個別に面談。英語の面接が1回入ることも
コンサルケース面接が2〜3回、その後に最終
複数部署の面談配属先が複数候補で、各部署が面談する

4回以上でも、各回の時間は45〜60分で、聞かれることは一次二次と同じ型だ。回が増えるほど、前の回で言ったことと揃えることが重くなる。

時間と間隔

項目目安
面接1回の時間45〜60分。最終は20〜40分
回の間隔1〜2週間。結果の連絡に3日〜1週間、次の日程調整に数日
全体(3回)3〜6週間
全体(1回)1〜2週間
全体(4回以上)1〜2か月

在職中で面接の日程が取りにくい人は、間隔が延びる。転職活動の全体の期間は転職活動は何ヶ月かかるかに書いた。

回数が事前に分からない時の聞き方

一次面接の最後の逆質問で聞く。

今後の選考の流れについて、面接の回数と、おおよその期間を教えていただけますでしょうか。

聞くことで印象は落ちない。他社の選考と日程を組むために必要な情報だ。エージェント経由なら、エージェントが知っている。

面接が増えた・減った時の意味

変化意味
予定より増えた(追加の面談)迷っている、または別の部署も興味を持った。悪い印ではない
予定より減った(二次を飛ばして最終)二次までの評価が高く、早く決めたい。または急募
最終の後に「もう1回話したい」条件の確認か、役員の追加の判断。前向きなことが多い
面接の後に「適性検査を受けてほしい」通常の流れ。落ちた印ではない

回数の変化で、合否を読まない。

Web面接と対面の組み合わせ

型中身
一次Web、二次以降は対面最も多い
全部Webリモート中心の会社、遠方の応募者
全部対面保守的な業界、小規模
一次対面、最終Web役員が遠方や海外

全部Webで内定が出た時は、承諾前に一度会社に行く。

回数と内定率

回数と内定率は、直接は結びつかない。回数が多い会社は各回で見る物を分けているので、1回あたりの通過率は高い。回数が少ない会社は1回で全部を見るので、その1回の通過率は低い。どちらも、最終的に採るのは応募者の数%だ。

回数通る条件
多い(3回以上)各回で言うことを揃える。転職理由・志望理由・実績・条件を変えない
少ない(1〜2回)1回で転職理由・志望理由・実績の3本を全部出す。逆質問で条件を確かめる

回数が多くて辞退したい時

4回以上の選考で、途中で「ここまで時間をかける会社は合わない」と感じることがある。辞退していい。ただし、回数そのものを理由にしない。面接の中で分かった仕事の中身や働き方で、合わない点を1つ言えるなら辞退する。回数が多いことは、会社が慎重に採っているということで、それ自体は悪くない。

よくある質問

一次面接で「次が最終です」と言われた。2回で終わりか

その会社は2回の選考だ。次の最終で、覚悟と条件を確かめられる。一次で話したことと揃える。

面接の回数を減らしてほしいと頼めるか

頼めない。他社の内定の期限がある時は、「◯日までに返事が必要で、選考を早めていただくことは可能でしょうか」と、日程の圧縮を頼む。回数は会社が決める。

同じ人が2回面接に出てきた

一次と二次の面接官が重なることはある。前回の話を覚えているので、同じ話を繰り返さず、前回の続きとして深い話をする。

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