面接が決まった。何を聞かれるのか。想定問答を作りたいが、何問あるのか分からない。全部を暗記しなければならないのか。聞かれて困る質問が来たら、どうするのか。

先に言う。中途の面接で聞かれることは、ほぼ20問に収まる。全部を暗記するな。転職理由・志望理由・実績の3本を作れば、残りはその変形だ。20問の一覧と意図と答え方、長さ、3本から作る準備、段階ごとの違い、困る質問、答えられない時を書く。

先に一文で。転職面接で聞かれることは自己紹介・経歴・転職理由・志望理由・実績・強みと弱み・失敗・人との関わり・入社後・条件・他社状況・逆質問の約20問に収まり、1問1分で結論を先に言い具体を1つ足して止め、転職理由・志望理由・実績の3本を先に作って残りをその変形で答え、一次は事実の確認・二次は深掘り・最終は覚悟と条件と聞かれ方が変わることを知り、答えられない時は黙らず近い経験で返すのが正解だ。

この記事の要点

  • 中途面接はほぼ20問
  • 1問1分。結論を先に、具体を1つ
  • 転職理由・志望理由・実績の3本を先に作る
  • 答えられない時は黙らず、近い経験で

定番20問の一覧

段質問意図答え方の型
導入1.自己紹介をお願いします話し方と要約の力名前・経歴の要約・今日話したいこと。1分
導入2.これまでの経歴を教えてください書類との一致職務要約と同じ順で。年数・職種・担当・実績
転職理由3.なぜ転職しようと思ったのですか不満で辞めるのか、目的で動くのか今の会社でできないこと→次でやりたいこと。会社の悪口にしない
転職理由4.今の会社ではそれは実現できませんか転職理由の本気度試したこと→それでも難しい理由
志望理由5.なぜ当社を志望するのですか他社との違いを分かっているか会社の何と、自分の何が重なるか。1つ
志望理由6.他社ではなく当社である理由は比べているか比べた上で、この会社の1点
志望理由7.当社の事業や商品をどう見ていますか調べているか事実を1つ、それについて自分の見方を1つ
実績8.一番の実績を教えてください何ができる人か状況・行動・数字・結果
実績9.その実績で、あなたの役割は何でしたかチームの成果か個人か自分が決めたこと、動かしたことを具体に
実績10.失敗した経験を教えてください失敗の扱い方何が起きたか→自分の原因→直したこと
人物11.強みは何ですか自己認識強み1つ→それが出た場面1つ
人物12.弱みは何ですか自己認識と対処弱み1つ→対処していること
人物13.上司と意見が違った時はどうしますか組織での動き方場面1つ→どう伝えて、どう決めたか
人物14.周りからどんな人だと言われますか客観言われたこと1つ→その理由になる行動
入社後15.入社後、何をやりたいですか具体性最初の3か月→1年。求人票の業務で
入社後16.5年後はどうなっていたいですか続く人か仕事の範囲でどう広げるか。役職でなく仕事で
条件17.いつから入社できますか実務月で。現職の引き継ぎを含めて
条件18.年収の条件を教えてください相場と一致現年収→次の条件を1つの額で
条件19.他社の選考状況はどうですか志望度と時期事実を短く。数と段階
締め20.何か質問はありますか関心の向き仕事の中身と入社後について2〜3問

自己紹介の型は面接の自己紹介1分に、逆質問は面接の逆質問が思いつかないに書いた。

答えの長さ

質問長さ
自己紹介30秒〜1分
転職理由・志望理由1分
実績・失敗1分〜1分半
強み・弱み・人物30秒〜1分
条件15〜30秒

結論を先に言い、理由か具体を1つ足して止める。足りなければ面接官が深掘りする。深掘りされる方が、長く話すより会話になる。2分を超えたら、長い。

3本から作る準備の順番

20問を1問ずつ準備しない。3本を作れば、残りはその変形だ。

軸作る物変形して答える質問
転職理由今の会社でできないこと→次でやりたいこと3・4・15・16
志望理由会社の何と自分の何が重なるか5・6・7・15
実績状況・行動・数字・結果の話を3つ8・9・10・11・12・13・14

順番はこうだ。

  1. 実績の話を3つ書く(力を入れた仕事・失敗と直したこと・人を動かした経験)。状況・行動・数字・結果の4つに分ける
  2. 転職理由を1つ書く。実績の話とつながるように
  3. 志望理由を1つ書く。求人票と会社のページから、重なる1点を拾う
  4. 自己紹介を、1〜3の要約で作る
  5. 条件(入社時期・年収・他社)を、事実で答える準備
  6. 逆質問を3つ

転職理由の言い方は面接の退職理由の例文・理由別に、志望理由を本音から作る方法は志望動機は本音で言っていいかに書いた。

段階で変わる聞かれ方

段階面接官聞かれ方
一次人事・現場の担当者書類の事実の確認。1〜9が中心。話し方と一致を見る
二次配属先の上司実績の深掘りと、一緒に働けるか。8〜14が中心。具体を何段も聞かれる
最終役員・社長覚悟と条件。3・5・15・16・17〜19。転職理由と志望理由を、もう一度、短く

同じ質問が段階ごとに聞かれる。答えを変えない。一貫していることが、最終まで通る条件だ。

聞かれて困る質問

質問答え方
退職理由の本音(人間関係・給料)嘘は作らない。「今の環境では実現できないことがあり」と、会社の問題でなく自分の進路の話にする
年収現年収を事実で。次の条件は1つの額で。幅で言うと下で決まる。線は面接で年収の条件を聞かれた時の答え方に書いた
空白期間期間中に何をしていたかを事実で。隠さない。線は職歴の空白期間の説明の仕方に書いた
他社の選考事実を短く。「2社選考中、うち1社が二次」。嘘の内定は言わない
転職回数数え方と、共通する理由を1つ。線は転職回数が多い人の面接に書いた
家族・子ども・結婚の予定答える義務のない質問だ。答えるなら「仕事に支障はありません」の1文で止める

答えられなかった時

  1. 「少し考えさせてください」と言って5秒使う
  2. 出なければ、「その経験はありませんが、近い場面では〜」と近い経験で答える
  3. それもなければ、「今すぐには思い浮かびません。◯◯については〜」と、答えられる範囲を言う

黙ることと、嘘を作ることが、答えられなかったことより評価を落とす。頭が白くなった時の戻し方は面接で緊張して頭が真っ白になるに書いた。

よくある質問

20問全部の答えを紙に書くべきか

3本の軸と実績の話3つを書けば足りる。20問の答えを暗記すると、聞かれ方が少し変わった時に出てこなくなる。

面接官が質問リストを見ながら聞いてきた

全員に同じ質問をして比べる型の面接だ。答えの型(結論→具体)を崩さなければいい。

聞かれなかった実績を、自分から話していいか

逆質問の前や、「最後に何かあれば」で1つだけ。「1点、お伝えしていない経験があります」と30秒で。

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