転職活動を始めたい。だが、どのくらいかかるのか。在職中に進めると、いつ入社できるのか。半年かかると聞くが、そんなに長いのか。3か月で終わらせたいが、無理なのか。
先に言う。転職活動は、準備1か月・応募と面接2〜3か月・内定から入社1〜2か月で、合計3〜6か月が普通だ。長引くのは応募の数が足りない時と、軸が決まっていない時。全体と内訳、段階ごとの日数、在職中と退職後、在職中の進め方、長引く原因、短くできる所、逆算、差が出る要因、3か月で決める応募数を書く。
先に一文で。転職活動は準備2〜4週間・応募から内定まで2〜3か月・内定から入社まで1〜2か月で合計3〜6か月が普通で、在職中は面接日程の制約で1〜2か月長くなり、長引くのは応募数の不足と軸の未決定と書類の通過率の低さで、短くできるのは準備と応募の並行と内定の判断の3つ、短くできないのは企業側の選考日数と退職の申し入れから入社までの期間で、入社したい月から逆算して、1か月目に10〜15社へ応募し5社並行で進めるのが正解だ。
この記事の要点
- 合計3〜6か月。準備1・選考2〜3・入社まで1〜2
- 在職中は1〜2か月長い
- 長引く原因は応募数・軸・書類の通過率
- 短くできるのは準備・並行・判断
全体の目安と内訳
| 段階 | 期間 | 中身 |
|---|---|---|
| 準備 | 2〜4週間 | 軸を決める。履歴書と職務経歴書を作る。転職サイトとエージェントに登録 |
| 応募と選考 | 2〜3か月 | 応募、書類選考、面接2〜3回、内定 |
| 内定から入社 | 1〜2か月 | 内定の返事、退職の申し入れ、引き継ぎ、有給消化、入社 |
| 合計 | 3〜6か月 |
退職後に動く人は、面接の日程が自由なので、応募と選考が1〜2か月に縮む。在職中の人は、面接が平日の夕方か有給の日に限られ、1〜2か月長くなる。
段階ごとの日数
| 段階 | 日数 |
|---|---|
| 応募から書類選考の結果 | 1〜2週間 |
| 一次面接の日程調整 | 1〜2週間 |
| 一次から二次の面接 | 1〜2週間ずつ。面接が3回なら合計3〜6週間 |
| 最終面接から内定 | 3日〜1週間 |
| 内定の返事の期限 | 1週間前後 |
| 退職の申し入れから退職日 | 1〜2か月(就業規則の1か月前+引き継ぎ+有給消化) |
| 退職日から入社日 | 空白なしなら翌日。空ける人は2週間〜1か月 |
1社の応募から内定まで、順に進んで1〜2か月。だから、複数の会社を同時に進めないと、1社落ちるごとに1〜2か月が消える。
在職中と退職後
| 在職中 | 退職後 | |
|---|---|---|
| 期間 | 4〜6か月 | 2〜4か月 |
| 面接の日程 | 平日の夕方・昼休みのオンライン・有給 | 自由 |
| 収入 | ある | ない。失業保険は自己都合なら待期と給付制限の後 |
| 焦り | 少ない。決まらなければ今の会社に残れる | 大きい。空白期間が延びる |
| 選考での見え方 | 在職中の人は「働きながら選ばれている」と見られる | 空白が3か月を超えると理由を聞かれる |
期間は退職後が短いが、焦りで妥協しやすい。どちらで進めるかの判断は転職活動は在職中と退職後どっちがいいかに書いた。
在職中の進め方
| 時間 | やること |
|---|---|
| 平日の夜、1〜2時間を週2〜3日 | 書類の作成、求人の検索、応募、メールの返信 |
| 週末、2〜3時間 | 応募先の調査、面接の準備、エージェントとの面談 |
| 平日の夕方18時以降 | 面接(企業側が対応してくれれば) |
| 昼休み | オンラインの面接(1時間確保できる時だけ) |
| 有給 | 対面の面接。月に1〜2日 |
週に5〜8時間。3か月で60〜100時間。面接が2〜3社並行すると、月に3〜5回の面接になる。有給は3か月で3〜6日を見込む。足りなければ、一次面接をオンラインにしてもらう。
長引く原因
| 原因 | 起きていること | 直し方 |
|---|---|---|
| 応募の数が足りない | 1社ずつ応募して結果を待つ。落ちるたびに1〜2か月が消える | 1か月目に10〜15社。同時に5社前後を進める |
| 軸が決まっていない | 求人を見るたびに条件が変わり、応募先が定まらない。面接で志望理由が薄い | 譲れない条件1つ、譲れる条件2つを最初の2週間で決めて、直さない |
| 書類の通過率が低い | 20社出して1〜2社しか通らない | 職務要約と実績の数字を直す。通過率の目安は書類選考の通過率と流れに書いた |
| 面接で落ち続ける | 二次・最終で落ちる | 転職理由と志望理由と実績の3本を揃える。原因の探し方は転職の面接で5社連続で落ちたに書いた |
| 内定が出ても決められない | 返事の期限を延ばし続ける | 内定前に判断の基準を決めておく |
半年を超えた時の見直し方は転職が半年決まらないに書いた。
短くできる所、短くできない所
| 短くできる | 短くできない |
|---|---|
| 準備。2週間で軸と書類を固める | 企業側の選考の日数(書類1〜2週間、面接の間隔1〜2週間) |
| 応募の並行。5社同時に進める | 退職の申し入れから退職日まで(就業規則と引き継ぎ) |
| 内定の判断。1週間で決める | 入社日の企業側の都合(月初入社が多い) |
| メールの返信。24時間以内 | |
| 面接の形式。一次をオンラインに |
短くできない部分は、合計で2〜3か月ある。だから、どれだけ急いでも、在職中の転職は3か月を切ることは少ない。
逆算の立て方
入社したい月から引く。
| 4月1日入社なら | 時期 |
|---|---|
| 退職の申し入れ | 1月末〜2月初め(就業規則1か月前+引き継ぎ+有給消化で2か月) |
| 内定 | 1月中旬〜下旬 |
| 最終面接 | 1月上旬〜中旬 |
| 一次面接 | 12月 |
| 応募 | 11月〜12月初め |
| 準備開始 | 10月中旬 |
年末年始と大型連休は企業の選考が止まるので、その期間を挟む時は2〜3週間を足す。内定から入社までの動きは内定から入社までの完全ガイドに書いた。
差が出る要因
| 要因 | 期間への影響 |
|---|---|
| 年齢 | 20代は短い。30代後半以降は応募先が絞られて長くなりやすい |
| 職種 | 求人が多い職種(営業・IT・介護・医療)は短い。専門職や管理職は長い |
| 転職回数 | 多いと書類の通過率が下がり、長くなる |
| 業界を変える | 未経験の業界は書類で落ちやすく、長くなる |
| 時期 | 求人が増える1〜3月と9〜10月は動きやすい。年末年始と8月は止まる |
| エージェントの利用 | 日程調整が速くなる。ただし急かされることもある |
3か月で決めるための応募数
| 段階 | 数 |
|---|---|
| 応募 | 1か月目に10〜15社 |
| 書類通過 | 3〜5社(通過率3割前後) |
| 一次面接 | 3〜5社 |
| 最終面接 | 1〜3社 |
| 内定 | 1〜2社 |
同時に進めるのは5社前後。10社を超えると日程が回らない。何社応募するかの線は転職は何社応募すべきかに書いた。
よくある質問
1社だけ受けて決めるのは早いか
早いが、比べる相手がいないと条件の判断ができない。第一志望が1社でも、比べるために2〜3社は並行して受ける。
転職活動を始めてから、会社に伝えるまでどのくらい黙っているか
内定が出て、承諾するまで。それまでは会社に言わない。在職中の活動がバレる経路は別記事に書いたが、自分から言う必要はない。
半年以上かかっているが、続けていいか
続けていい。ただし、応募数・軸・書類の通過率のどれが原因かを1つ特定してから続ける。原因を見ないまま続けると、1年になる。
転職の資料をLINEで無料配布中
入社したい月から逆算する日程表と、3か月で決めるための週ごとの進め方の表を公式LINEで無料配布している。期間は、応募の数と並行の数で決まる。


