フリーランスになりたい。だが3年で多くが消えると聞く。生存率はどのくらいなのか。消える人は何が違うのか。3年を越えるには何が要るのか。

先に言う。3年で消えるフリーランスは、能力がなかったんじゃない。1社依存と時給と発信なしの3つが揃っていただけだ。統計が限られる中で分かること、消える人の型4つ、残る人の共通点3つ、年ごとの壁、3年目の落とし穴、会社員のうちにやることを書く。

先に一文で。フリーランスの3年生存率は公的な統計が限られるが実感では3年で半分以上が戻るか止まり、消えるのは1社依存・時給受け・発信なし・体調の4つの型で、残る人は複数の案件・単価の下限・発信で指名の3つを1年目から作っていて、3年目の安定した瞬間に次の形を足すのが正解だ。

この記事の要点

  • 正確な率は出せないが半分以上が消える
  • 消える型は4つ
  • 残る人は3つを1年目から作る
  • 3年目の安定が落とし穴

公的な統計が限られる中で分かること

フリーランスの生存率について、公的な統計は限られている。正確な率は出せない。

私の周りと相談の実感では、独立して3年で半分以上が会社員に戻るか、活動を止めている。ただし消えた人は、能力がなかったのではない。型が揃っていた。

3年で消える人の型4つ

何が起きるか
1社依存切られた瞬間にゼロになる
時給で受けている時間の上限で額が止まり、疲れる
発信がない営業した分しか仕事が来ず、営業に疲れる
体調を崩す境目がなく、休めずに止まる

4つのどれかが揃うと、3年のどこかで止まる。詰む型の全体は会社員からフリーランスになって詰む人の型に書いた。

3年残る人の共通点3つ

  • 複数の案件を並行している。1社が切れても半分残る
  • 単価の下限を決めて、下限以下を受けない。時間が守られる
  • 発信で指名が来る形を持っている。営業しなくても仕事が来る

3つとも、1年目から作れる。3年目に急に作ることはできない。残る人は、1年目に3つを作り始めている。

1年目・2年目・3年目で起きる壁

1年目最初の案件が切れて、次が来ない。貯金が減る
2年目売上は出るが時間がない。時給の上限に当たる
3年目安定するが、同じ形を続けて伸びなくなる

年ごとに壁が違う。1年目の壁は入口の数で、2年目の壁は単価で、3年目の壁は形の入れ替えだ。3年目の収入の話はフリーランス3年目の収入に書いた。

3年目に気づく落とし穴

安定した瞬間に、同じ形を続けてしまうことだ。

3年目は売上が安定して、危機感が消える。安定した形は、案件の入れ替えも単価の見直しも止まる。3年目に止まった人は、5年目に同じ額のまま疲れている。3年目は、安定した瞬間に次の形を足す時期だ。月収30万で止まる話は月収30万のフリーランスが一番危ない理由に書いた。

3年を越えるために会社員のうちにやること

  1. 元の会社以外の入口を1つ作る。副業で1社
  2. 発信を始める。独立時点で指名が来る形に
  3. 単価の下限を時給で計算しておく
  4. 体調を守る習慣を先に作る

4つとも、独立してから作ると1年目の壁に間に合わない。習慣の作り方はフリーランスが潰れないためのゆるい習慣7つに書いた。

よくある質問

Q. 3年生存率は

正確な率は出せない。実感では3年で半分以上が戻るか止まる。型を避ければ越えられる。

Q. 残る人の共通点は

複数の案件、単価の下限、発信で指名。1年目から作る。

Q. 3年目の落とし穴は

安定した瞬間に同じ形を続けること。次の形を足す時期。