副業を始めたいが、売れるスキルがない。ブログもデザインもプログラミングも、今から身につけるには時間がかかりすぎる。

そこで止まっている人に、別の型を1つ置いておく。自分が作るのではなく、人をつなぐことで報酬が発生する副業だ。ただしこの型には、成立する条件がはっきりある。仕組みから書く。

この記事の要点

  • スキルを売る副業とは、稼ぎ方の仕組みがまったく違う
  • 価値になるのは作業時間ではなく、誰を知っているかだ
  • 紹介先の当てがない段階では成立しない。順番の問題になる
  • 会社員がやる場合、現職の顧客や業務情報は使わない線引きが要る

仕組み。何に対して報酬が発生するのか

まず型の違いを整理する。

スキル型の副業は、自分が作業をして納品し、その対価を受け取る。ライティング、デザイン、開発、動画編集。手を動かした時間が報酬になる。

紹介型の副業は、企業が会いたい相手を自分の知り合いの中から紹介し、面談の成立や成約に応じて報酬が発生する。手を動かす時間ではなく、誰を知っているかが価値になる。

この違いが決定的だ。スキル型は時間が足りない人には続かないが、紹介型は時間よりつながりの方が効く。逆に、つながりがない人にはどれだけ時間があっても動かない。

向いている人。会社員としての年数が武器になる

この型で成立しやすいのは、こういう人だ。

  • 業界で数年働いていて、社外にも知り合いがいる
  • 人と会うこと自体が苦にならない
  • 相手にとって有益かどうかを判断できる

3つ目が実は一番大事になる。手当たり次第につなぐと、紹介した相手からの信用を失う。紹介は、自分の信用を担保に差し出す行為だ。ここを理解して使う人にしか続かない。

そして会社員として働いてきた年数が、そのまま資産になる型でもある。前職の同僚、取引先で知り合った人、業界の集まりで会った人。スキル型では評価されない蓄積が、ここでは直接的に効く。

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登録後の流れ|① 無料登録する(数分) → ② 企業が会いたい相手の条件を見る → ③ 紹介できる知り合いがいれば、つなぐ

Saleshubで紹介の副業を見てみる

登録して条件を眺めるだけなら、負担はほぼない。紹介できる相手がいるかどうかは、条件を見て初めて分かる。

向いていない人。正直に書く

  • 紹介できる知り合いがまだいない人——この型は動かない。スキル型で実績を作る方が先になる
  • 人に連絡するのが負担な人——紹介は必ず連絡が発生する
  • 安定した月収を作りたい人——紹介が成立するかは相手次第で、収入が読みにくい
  • 社会人経験が浅い人——つながりの蓄積が要る型なので、年数が効く

1つ目が最大の判定になる。登録しても紹介先がいなければ、報酬は発生しない。まだつながりが薄い段階なら、順番が違う。

何から始めるかで迷っている人は副業の始め方、全体像から見たい人は副業の完全ガイドに、型ごとの向き不向きを整理してある。

会社員がやる場合の線引き。3つ確認する

ここは慎重に書く。紹介型は、現職との境界が曖昧になりやすい。

1、就業規則で副業が認められているか。許可制なら申請の手順を確認する。ここは他の副業と同じだ。

2、現職の顧客や取引先を紹介していないか。これは規則以前の問題になる。会社の資産を個人の報酬に変える形は、信用を失う。

3、業務で知った情報を使っていないか。誰がどんな課題を抱えているかを業務で知った場合、それを紹介に使うのは危ない。

線引きは1つでいい。紹介する相手は、個人的なつながりの範囲に留める。この線を守れば、後で問題になる場面はかなり減る。

住民税から会社に知られる経路の話は副業が住民税でバレる仕組みにまとめた。報酬が発生する以上、申告の話は避けて通れない。

紹介の実務。信用を減らさない伝え方

始める場合の実務も書いておく。

紹介する前に、必ず本人に許可を取る。勝手に連絡先を渡すのは論外だ。「こういう会社が話を聞きたいと言っているが、興味あるか」を先に聞く。

そして断りやすい形で聞く。「無理なら全然いい」を最初に添える。断れない聞き方をすると、その1回で関係が終わる。

紹介した後は、結果を追わない。成立するかは当人同士の話であり、こちらが催促する話ではない。

この3つを守ると、紹介の依頼が続く関係になる。逆に守らないと、1回で人脈を消費して終わる。この型は、信用を切り売りするか、育てるかで結果が真逆になる。

あわせて検索される疑問に、先に答えておく

紹介するだけで、なぜ企業は報酬を払うのですか

企業が新しい取引先を開拓するには、広告や営業に費用がかかる。しかも問い合わせから商談に至る割合は高くない。知り合いからの紹介は、その工程を飛ばして会える相手に届く。だから広告費を払う代わりに紹介への報酬として払う判断が成立する。紹介の価値は、相手にたどり着く確率の高さにある。この理屈が分かると、どんな紹介が喜ばれるかも見えてくる。

報酬はどのくらいになりますか

案件によって幅があり、面談が成立した段階で発生するものと、成約まで進んで発生するものがある。確実なのは、これだけで生計を立てる型ではないという点だ。月に数件成立すれば副収入としては十分だが、毎月同じ額が入る性質のものではない。本業の収入を土台にして、上乗せとして扱うのが現実的な使い方になる。

人脈がないと言われても、自分にあるのか分からない

判定は簡単で、過去3年で仕事を通じて連絡先を交換した人が何人いるかを数える。10人以上いるなら、この型を試す土俵に立っている。数人しかいないなら、まだ早い。ただし人脈は増やせる。業界の勉強会に出る、前職の同僚と年に1回連絡を取る、SNSで同業とつながる。この積み重ねが、数年後に別の形で返ってくるだわ。

よくある質問

紹介型の副業とはどんな仕組みですか?

企業が会いたい相手を知り合いから紹介し、面談や成約に応じて報酬が発生する。作業時間ではなく誰を知っているかが価値になる。

人脈がなくても始められますか?

始められるが成果は出にくい。紹介先の当てがない段階では、スキル型で実績を作りながらつながりを増やす方が早い。

会社員が紹介型の副業をやる場合、注意点はありますか?

就業規則の確認、現職の顧客を紹介しないこと、業務で知った情報を使わないこと。個人的なつながりの範囲に留める。

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