夕方になると何も決められない。夕飯も決められない。仕事で大事な判断をする時に、頭が動かない。これは決断疲れなのか。何が原因なのか。

先に言う。決断疲れの原因は決断の重さじゃない。回数だ。回数は、固定すれば減る。決断疲れとは何か、原因、兆候、育児や仕事で起きやすい理由、なくす5つの習慣、私が決める量を減らして変わったことを書く。

先に一文で。決断疲れは決める回数が増えるほど判断の質が落ちて決められなくなる状態で、原因は重さではなく回数で1日の決断の大半は同じことの決め直しなので、暮らしの型を固定し、前日に決め、基準を作り、二択に絞り、締切を置く5つの習慣で回数を減らせば質は勝手に戻る。

この記事の要点

  • 決断疲れは回数で起きる
  • 大半は同じことの決め直し
  • 兆候は夕方・後回し・小さい迷い
  • 5つの習慣で回数を減らす

決断疲れとは

決める回数が増えるほど、判断の質が落ちて、最後には決められなくなる状態だ。

朝は決められたことが、夕方には決められない。これが典型だ。頭が悪くなったのではない。決める余力が減っただけだ。

原因は決める回数で、大半は同じことの決め直し

1日に決めていることを書き出すと、大半が毎日同じことだ。

毎日決め直していること
何を食べるか
何を着るか
どの仕事を先にやるか
この連絡に今返すか
今日はどこまでやって終わるか

どれも小さい。だが毎日決め直している。この積み重ねで、大事な判断の時に余力がなくなる。

決断の重さは関係ない。小さい決断を100回する方が、大きい決断を1回するより疲れる。

決断疲れの兆候

  • 夕方になると何も決められない
  • 後回しが増える。決めずに先送りする
  • 小さいことで迷う。買うか買わないか、返信するかしないか

3つのうち2つ当てはまれば、決断疲れの入口だ。

育児や仕事で決断疲れが起きやすい理由

状況なぜ回数が多いか
育児子どもに関する小さな判断が1日中続く
管理職部下の判断が全部自分に上がってくる
フリーランス全部自分で決める

3つとも、決める回数が多い立場だ。私は育休中とフリーランスの両方で経験した。育休中は子どものことで、フリーランスは仕事のことで、夕方には何も決められなくなった。

決断疲れをなくす5つの習慣

習慣何を減らすか
暮らしの型を固定する朝食・服・作業の順番を決め直さない
前日の夜に翌日の順番を決める朝の決断をゼロにする
基準を作る受けるか断るかを毎回考えない
選択肢を二択に絞る比べる回数を減らす
締切を置く迷う時間の上限を決める

5つとも決断を減らす習慣で、決断の質を上げる習慣ではない。回数が減れば、質は勝手に戻る。仕事での対策は決断疲れの対策に、仕組みの作り方は意思決定を減らす仕組みに書いた。

私が決める量を減らして変わったこと

私は独立して最初の頃、朝起きてから「今日は何をするか」を決めることから1日が始まっていた。夕方には何も決められなかった。

1日の決めることを全部書き出した。半分以上は同じことの決め直しだった。作業の順番を固定した。前日の夜に翌日を決めた。受ける基準を作った。

決める量が減ったら、夕方に余力が残るようになった。大事な判断を夕方にできるようになった。仕事の量は減っていない。決める回数だけが減った。時間がない理由の全体はフリーランスに時間がない理由に、決められない性格との付き合い方は決められない性格の仕事の選び方に書いた。

しないことを先に決める話は「何をするか」より100倍大事な「何をしないか」に書いた。## よくある質問

Q. 決断疲れとは

決める回数が増えるほど判断の質が落ちて決められなくなる状態。原因は重さではなく回数。

Q. 兆候は

夕方に何も決められない、後回しが増える、小さいことで迷う。

Q. なくすには

型を固定、前日に決める、基準を作る、二択に絞る、締切を置くの5つ。回数を減らせば質は戻る。